【深く考えて売れる作品を】【17卒】白泉社の2次面接詳細 体験記No.1854（横浜国立大学/）（2017/6/13公開）

漫画や作家、雑誌などについて単なる読み手の視点よりも深く考えているかどうかを見られているのは1次面接から共通しているが、さらに2次面接ではどうしたら会社に利益をもたらすことができるかといったより深い視点で物事を考えているかをチェックされていると感じた。より売れる作品を作るために変えるべきこと、維持するべきことなどを普段から考えておくと良いと思う。

1次面接よりは緊張感のある雰囲気だったものの、物腰は柔らかく笑顔もあり、また真剣に話を聞いてくれる姿勢が感じられたため。

漫画雑誌を買う人を増やすにはどうしたらいいと思いますか

「自分の経験としては、漫画雑誌は非常に中身の量が多く価格も安くはないというイメージでなかなか手を出しにくく、好きな漫画の単行本だけをいつも買ってしまいます。そういったイメージをなくして手に取りやすくするため、時々量の少ない安い雑誌を出すことを提案します。普段連載を読んでいなくても楽しめるような、作家が特別に書きおろすショートストーリーのようなものが掲載されていれば作家のファンは特に興味を持つと思います。」会社も頭を悩ませる難しい問題なので、とりあえず自分の身に置き換えて考えて、現実的に考えて実現可能であるかは気にせず論理立てて説明することを一番に考えました。

出版社の中でも当社を選んだのはなぜですか

「初めて読んだのが御社の漫画であり、そのときから今まで、色々な漫画にふれてもなおずっと自分の中で一番に君臨し続けているというのが大きな理由です。世間一般では少女漫画といえばラブストーリーというイメージがありますが、御社の漫画にはそういった固定概念がなく、ギャグ要素がふんだんにあったり、ファンタジーもの、ほのぼの系などジャンルも様々で、しかも心に深く響くメッセージ性がいつも感じられるところが他社にはない魅力だと感じています。」他の出版社を受けていることは面接シートにも書いていたので、とにかくこの会社の大好きなところや熱い思いをぶつけました。