私は、私自身が大好きな「映画や演劇」を通して、多くの人々と感動を分かち合いたいと考えています。映画や演劇のような「娯楽」は人にとってなくても生きていけるものかもしれません。しかし、あることによって人々に笑顔を与え、生活をより豊かに楽しいものにしてくれるものです。そのような業界に私も携わることでより多くの人を笑顔にしたいと考え、この業界を希望しました。そのなかで、貴社は昨年配給作品の総興行収入のシェア1位であり、配給会社別の総興行収入では12年連続で1位という肩書もあるため、「良い企画」が集まりやすい状況にあるということに魅力を感じました。私は、「映画の宣伝」を職種として希望しており、その際に自信をもって宣伝できる企画があるということはとても大きなものだと思っています。また、創業者の小林一三氏の考え方がDNAとして受け継がれている点にも魅力を感じました。「顧客主義」を貫き、「本当にこれはお客様に求められているのか」考え抜くということや、サービス業として映画・演劇業界を捉えている点に共感しました。私は大学時代、俺のスパニッシュでアルバイトをしており、お客様に最高のサービスを提供するためにどんなに忙しくても「お客様目線」にたって物事を考えることを続けています。顧客のニーズを汲み取り、相手に合った提案をすることを大切にしていましたが、この経験は今後働いていく上で生かしていけるのではないかと思います。しかし、相手に合わせるだけでなく私らしく自分の意思ももちながら斬新な提案をしていければと思います。現在、様々なメディアが登場し、宣伝方法もいろいろな方法が考えられます。そのなかでさらに多くの人に映画や演劇を見てもらうためには、ただ提供するだけでなく、「これを見たい」と思う「きっかけ」を作ることが必要だと考えます。そのためには、他業界の会社の協力が必要になってくると考えます。私は今までサークルでコーチをやるなど集団でリーダーになる経験が多くありました。その際に、「仲間の意見をよく聞く」ことを心掛けていました。そして、その仲間の個性や考え方を大切にしながらまとめ上げていくことで、チーム力を伸ばし成果を上げてきました。その経験を活かし、自社の仲間をまとめるだけでなく、アライアンスを結んだ他社の強みを上手く活かすことで、きっかけを作り出したいです。また、パブリシティにも力を入れたいと考えています。出演者と関係を築くなかで、作品に対して思いを深く持ってもらうよう、伝えていきたいです。最後に、私の人生のモットーは「やらない後悔よりもやる後悔」です。たとえ失敗したとしても、何か得るものが必ずあると考えているからです。これからどのように変化していくかわからないこの業界で、「未来の当たり前」を作るために、良いものを生み出していきたいと思っています。将来、「当たり前」となったものを目にできるように、老若男女に愛されるエンタテインメントを作り、多くの人と感動を分かち合いたいと考えています。
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