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【多様な教育を支援】【21卒】文部科学省の総合職の本選考体験記 No.11344(早稲田大学/女性)(2021/1/27公開)

文部科学省の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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2021卒文部科学省のレポート

公開日:2021年1月27日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 総合職

投稿者

大学
  • 早稲田大学
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

文部科学省、教育委員会、教育系の民間企業、教師など、教育への携わり方がそれぞれの立場でどのように違うのかを認識しておく必要があると思います。自分の志望動機が、「文部科学省の職員」でないと実現できないということを明確に説明する必要があるからです。また、説明会に参加すること、ニュースを見ること、文部科学省のホームページを確認すること等で、現在日本の教育が抱えている課題やその解決策を、自分なりに理解しておくが重要です。そして、入省後に具体的にどんな政策や分野に携わりたいのか、自分の経験や学んできたことがどう生かせるのかを言語化できるようにしておくと、他の学生と差をつけることができ、熱意をアピールできると思います。

志望動機

私は、「国民の人生の選択肢を増やすことで、より豊かな生活」を実現したく、貴省への入省を志望します。大学在学中に、1年間留学していた○○にて、人々のキャリアパスが日本以上に多様であることに驚きました。そして日本でも、今以上に個人が多様な人生を送ることができるよう支援する必要があると感じました。実際近年では政府の政策の効果もあり、家庭の経済状況に関わらず、高等教育を受けられるような環境が整備されつつあります。しかし一方で、進路指導や職業教育の質に未だ地域間格差があり、地域によって高等教育を受けないことが当たり前の風潮が根強く残っている状況を私は目にしてきました。このように、国の指針と現状には未だ乖離が見られると感じます。そこで私は、文部科学省に入省し、全国民がいつでもどこでも必要な教育を受けられる制度を整えることで、より豊かな社会を築いていきたいです。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2020年06月

エントリーシート 通過

実施時期
2020年06月
通知方法
メール
通知期間
即日

ESの内容・テーマ

志望理由(文部科学省での関心分野のうち1つ以上と関連づけて、できるだけ具体的に記入し
てください)
政策提言(日本社会が直面する課題を1つ選び、その課題の分析と国が取るべき解決策を具体的に提案してください。)
大学・大学院での学修において力を入れた事項
社会的活動や学生生活において力を入れた活動(社会人経験でも可)
自己PR(長所・短所・特技・趣味等)

ES対策で行ったこと

自分の今までの経験や、興味のあることが、将来の日本の教育の発展にどのように結びつくかを考えた。また、ニュースを見ながら現在の教育の課題を分析した。

1次面接 通過

実施時期
2020年06月
形式
学生4 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
40代くらいの男性2人
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

現行の政策や教育制度に対する知識だけでなく、自分の経験や考えを踏まえながら話すこと。職員が当たり前に知っている知識の披露よりも、自分がどういう人間なのかを伝える方が印象に残りやすいと感じた。

面接の雰囲気

アイスブレイクを含む自己紹介から始まったが、その後は質問を淡々と聞いており、常に緊張感がある雰囲気であった。

1次面接で聞かれた質問と回答

地域で活躍できる人材を育成するために何が重要であるとお考えですか。(逆質問)

地域で活躍できる人材を育成するためには、特に大学の役割が大きいと考えています。なぜなら、小学校、中学校、高校までは地方自治体がお金をかけて子供たちの面倒を見ているのに、大学になると優秀な人材が都市部に集中してしまうということが現在大きな問題だからです。「地域」という言葉はとてもトリッキーで、その大学の理念が、「グローバルに活躍できる人材を育成すること」なのか、「ローカルで活躍できる人材を育成すること」なのかで「地域」がどこを指すのか大きく変わってきます。しかし、これからの大学の在り方は、現在の都市部への人口流出の問題を考慮して、より地域と連携を図る役割を担うなど、変わっていくかもしれませんね。

これまで力を入れて取り組んだことと、それが働く上でどう生かせるかを教えてください。

私がこれまで力を入れて取り組んだことは○○での教育支援ボランティアです。現地の児童が、個性を伸ばしながら快適に学べるような環境の整備に努めました。たくさんの児童と密に関わるこのボランティアを通して、私は「相手の立場に立って考えること」で、相手の要求を適切にくみ取ることの重要性を学びました。文部科学省では、他省庁や、全国各地の自治体、学校現場などと連携を取りながら働くことが求められます。そのため、様々なステークホルダーと関わる際に、ボランティアを通じて学んだ「相手の立場に立って考えること」を生かし、互いに同じ目線でコミュニケーションを取りながら、相互に納得できるような答えを導き出せると考えています。

筆記試験 通過

実施時期
2020年07月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

筆記試験対策で行ったこと

予備校に通いながら試験対策を行った。必須選択科目を中心に勉強するように心掛けた。また、選択科目についてもほぼ全部の科目を解けるように用意していた。

筆記試験の内容・科目

教養試験(3時間)、専門試験(3時間半)

最終面接 通過

実施時期
2020年07月
形式
学生1 面接官1
面接時間
20分
面接官の肩書
人事課長
通知方法
直接
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

自分の考えだけでなく、これまでの面接を通して、面接官の話から学んだことや感じたことをアピールするよう心掛けました。

面接の雰囲気

最初に「緊張せずに臨んでください」と言ってもらったので、とても和やかな雰囲気で面接ができた。どの話にも相づちをうちながら聞いてくれた。

最終面接で聞かれた質問と回答

今までの面接の中で印象に残った話を教えてください。

教育の地方間格差の関連で、地方公共団体との関わり方についての話が特に印象に残りました。今まで私は、地方間格差をなくすためには明確な基準を提示して教育の画一化を図ることが大事であると思い込んでいました。しかし、それでは教育現場からの反発が起きたり、教育の柔軟さが失われてしまったりすることに気付かされました。そのため、文部科学省は、地方公共団体や学校現場がすべきことを明確に提示するだけでなく、新しい挑戦をしてみたい、何かを実現したい、と声を上げている地方公共団体や学校現場に積極的に目を配り、サポートしたり、グッドプラクティスとしてその活動を全国に発信していく役割も担う必要があるということがとても印象的でした。

入省後どのような職員になりたいですか。

私は、入省後は「常に学校現場に目を配れるような職員」になりたいと考えています。私はこれまで地方で育ち、高校まで地方の学校に通っていました。しかし、東京に大学進学した際に、これまで自分が見てきた学校の「当たり前」と、東京の学校の「当たり前」が全く異なることに気付かされました。また、文部科学省でのインターンシップを通して、中央省庁での政策と、実際の学校現場では大きな乖離があることがわかりました。そのため、「都市部と地方」や「理想の政策と学校現場の現実」の大きな差を今後埋めていく必要があると感じています。私は、現場の立場に立って仕事をすることで、そのような格差を埋める架け橋のような存在になりたいと考えています。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

面接を通して文部科学省が第一志望である旨を伝え続けていたので、他の企業を受けたり、文部科学省を蹴るようなことはしないという暗黙の了解がありました。

内定に必要なことは何だと思うか

政策や教育制度に関する知識や意見が職員に劣るのは当たり前なので、選考過程を通して自分がいかに成長したか、自分の考えがどう変わったか、ということを伝えることを大事にしました。そのため、面接後は職員に言われたことや自分なりに考えたことをメモしておき、次の面接で話せるように用意しておくと良いと思います。また、自分の経験やこれまでの取り組みがどう今後に生きるかということも考えて話せるとなお良いと思いました。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

「考え続ける人か」、「自分の考えをきちんと言葉にできる人か」が、特に選考で重視されたポイントだと思っています。各面接の最初は、必ず「前回の面接で何を話したか」、「前回の面接でどんなことを思ったか」が聞かれました。そのため、職員の話を自分なりに理解し、意見を持てる学生がとても強かったと思います。

内定したからこそ分かる選考の注意点

初回の面接で評価された学生には、リクルーターが付き、次の面接についての説明やフィードバックをもらっていました。そのため、初回の面接でついた差が最後の内定に直結すると感じました。そのため、説明会やインターンシップに参加することで顔見知りの職員を増やすことや、初回の面接で職員の印象に残ることがとても大切だと思います。

内定後、社員や人事からのフォロー

何度かオンラインの勉強会が開催され、入省までの過ごし方などのレクチャーがありました。

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会社名 文部科学省
フリガナ モンブカガクショウ
代表者 川村匡
本社所在地 〒100-0013 東京都千代田区霞が関3丁目2-2
URL https://www.mext.go.jp/
NOKIZAL ID: 1131756

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