【測量に魅了された未来へ】【23卒】パスコの冬インターン体験記（理系/総合職）No.22023（非公開/非公開）（2022/4/11公開）

建設コンサルタントの業界を見ていて、測量という部分に興味を持ったため。また、選考に参加している企業と比べて何が違うのかを見てみたいと考えたため。業界大手ということもあったので、参加して損はないだろうという考えのもと参加していた。

選考というものがなかったので、先着順で申し込みをするような形であった。ただし、企業や製品についてはホームページで調べて臨むようにした。

面接やESがなかったため、現在大学での学部などがマッチしているのかどうかという部分をみられていたと思う。

要件定義シミュレーションを使った、解決策提案におけるグループワーク

シミュレーション専用のサイトを使い、指定されたお題にグループで取り組んだ。個人ワークののちグループワーク。

社内でビジネス上の問題を解決するのに、どのような立場の人にどれだけの話を聞けば良いのかを体感できた。実際の会社の業務内容を体験したわけではなく、あくまで「擬似体験」に近い。

要件定義シミュレーション

1日目にやったこと

個人で要件定義シミュレーションを進めたのち、「解決策提案で何を選択するか」の部分で、グループで話し合い方向性を決めた。どの立場の人にどんな質問をしたのかを、グループ全員でなるべく多く共有した。

社員

特になし

社員との関わりは懇談会がメインで、ワーク中については、あるとすれば、進め方がわからなくなった時の質問くらいであった。ただ、現場社員（複数人）の話を聞くことで仕事の内容や会社の様子がなんとなく掴めた点は良かったと思う。

グループで意見をまとめることは大変であった。また中には要件定義シミュレーションのお題を誤ったもので選択してしまう人もいた。その点も含めて、全体的に社員からの説明が不足しているような気がし、学生としても、至極曖昧なグループワークの進め方になっていたのではないかと感じ、非常に大変に思ってしまった。

グループワークでの話し合いでの関わりのみであった。発表後も、グループごとに振り返りの時間があったわけではなかったので、短時間のものであった。

どのようなフローで企業の課題を解決していくのか、という部分は、シミュレーションを通して目で見て学ぶことができ、面白かったと思う。さらに懇談会の時間が長く取られていたため、説明会等に参加するだけ、というよりも有意義な時間の過ごし方・使い方ができたのではないかと感じた。

企業の製品や事業内容について、もっと詳しくホームページを見ておくべきだったと感じた。その時々のトレンドも絡んでくる業界なので、ニュースリリースなどを見ておくと良かったかもしれない。

社員と学生のみならず、そもそも社員同士のやり取りが少ないように感じたため、輪の中に入って仕事をしている自分が想像できなかった。決して社員の方々は一人一人で仕事を進めているわけではないと思うが、一方でどこか閉鎖的であるようなイメージを抱いてしまったことが要因の一つだと思う。

1人である程度仕事をできる力、であったり、専門分野に特化した知識を持っているかどうか、を選考で見られるのかなと感じたため。チームで仕事を進めていきたい自分自身の軸と、企業側の社風や経営軸が、根本からずれているのではないかという違和感を抱いたため、たとえ選考に参加したとしても、内定は出ないと思います。

志望度は下がった。同業他社はもっとオープンな雰囲気であり、人重視で考えている様子が見受けられたため自分にもマッチすると考えたが、今回のインターンシップではそれが感じられなかった。その他者と比べ、志望度が上がる理由や要素といったところは特には見つけられなかった。

元々選考のないインターンシップであるため、選考に直接的に有利になることは考えにくいと思う。あるとすれば、インターンシップに参加していない人よりも企業研究は進んでいるかな、とう印象を与えるくらいだと思う。

志望業界は、建設コンサルタント業界や測量、エネルギー業界。志望理由としては、どれも人々の生活に密着している部分であり、貢献度が高いと思っているため。また自身の経験を踏まえて防災に興味を持っていること、大学で地球科学や地理学に関する授業を積極的に履修しているため、少しでも業務に活かせるのではないかと思っているため。

建設コンサルタント・測量、どちらの業界に関しても、「社風」については本当に合う・合わないがあるのだろうなと感じた。1人で仕事を進められることが必要とされるのか、協調性が重視されるのか、企業により大きく異なると思うので、企業選びに注意が必要であると感じた。測量業界については特に閉鎖的な環境が多そうだなと感じたため、業界志望度自体は下がったと感じる。