【16卒】シャネル合同会社の面接の質問がわかる本選考体験記 No.307 （2017/6/13公開）

5年後何を大切にした働いていたいか

アイデアカードの中から何を大切にしたいかを選び理由をつけるというグループディスカッションでした。全員がアイデアを出して一つの意見に絞るために共通意見を導き出していくことを大切にしました。発表もあったため、発表する際の確認なども時間をとって確認しあうことで全員が焦らずに納得のいくグループディスカッションができたと感じます。

英語面接

ES２で提出したファッションについての課題をなぜそのレイアウトにしたかなど英語で説明したり、接客のロールプレイングを英語でするなどがありました。焦らずに答えれば答えられるようなことだと思います。しかし、英語面接があることを急に言われること、内容が一見難しいと感じてしまうことなどから、納得のいかない結果だったと話す学生が多かったように思います。

とても優しい雰囲気だったので、とにかく落ち着くことを大切にしました。ESについて聞かれている中でファッションについて書いている方は必ずファッションについての深堀もされていました。私服での面接だったため、その時の私服のポイントも考えていくべきだと感じました。

とても優しい口調の方で学生が話しやすい環境で、面接も進みました。ESに書いていることを一人一つずつ質問されました。また、一つずつの質問後は、隣の人とペアになってお互いのことを話し、その後他己紹介を1分で行いました。タイマーで時間をはかっていました。

自分なりのアイデアを出して接客に活かすとはどういうことか

お客様はもちろんのこと、仲間も働きやすいような環境作りをしました。裏のストックは常に整理整頓をして、お客様を1秒でもお待たせしない環境をつくるということ、また、商品にバーコードが付いていない商品はレジでバーコード表を調べるため、そのバーコード表も一目でわかるように新しく作り直すなど手間暇を惜しまず、仲間が働きやすくするということはとても大切にしていたとお伝えしました。

隣の人と自己紹介をしあって、他己紹介を1分でしてください

自己紹介の時間が短い中で、3組同時に行うため、はきはきと分かりやすくお話しすることで相手の方のためにもなると思います。また、すぐに発表をしなければならないので、自己紹介を聞きながらキーワードになるポイントは必ずおさえました。1分の時間ははかっていたので、短すぎず、長すぎずでお話しました。

将来のことをしっかり見据えることができているかということを問われました。また、シャネルについてどう思うか自分なりの考えを教えてほしいという質問が面接4回すべて聞かれました。会話をしたいと思っている面接官の方が多かったと思うので、ポンポンと会話を進めていきました。

15分の面接を異なる面接官で4回行いました。どの面接官もとても優しい方で会話をしたいと思っていただいていたように感じます。また、質問に対して答えた内容をさらに深堀されるなどもありました。ファッションについてはもちろん、部屋の雰囲気や部屋に装飾をつけるとしたら何をつけるかなどデザイン要素も聞かれることが多かったです。

お金持ちだったら一番最初に買うものは何か

就職活動中に周りの人にとても支えられてきたと実感しているため、周りの人への恩返しをしたいとお伝えしました。深堀で、具体的に何を買うかと聞かれ、一番感謝している両親は旅行が好きなので旅行に連れて行きたいと答え、しかしそれ以外のものを望んでいるならばプレゼントもしたいとお伝えしたところ、とても良いですねとコメントしてくださいました。

10年後にどんな販売職になっていたいか

10年で様々な店舗や様々なお客様に出会えると思うので、そのお客様一人一人から多くのことを学び、そして次はお客様に一つでも多くのことを発信していけるような存在になりたいと答えました。そして販売職のプロフェッショナルになりたいと伝えました。このプロフェッショナルという言葉にとても驚かれていて、管理職などの道よりもプロの道に進みたいですかともう一度聞かれたのでその強い意志をしっかりとお伝えしました。

同時進行で受けていた同業他社であるエルメスとの店舗の共通点について

お店に入った瞬間にそのブランドの世界観が広がっていることをお伝えしました。店頭ディスプレイだけでなく、香りや接客などブランドの世界観を作り出しているすべてのものは異なるブランドではあるけれど、同じつくりなのではないかとお伝えしました。

事前の説明会などがないため情報量は非常に少ないですが、面接を進めていくうちに会社への理解を深めることができます。しかし、情報量が少ない中でも店舗へ足を運んだり、本を読むなどできることはたくさんあると思うので、自分なりに研究してお伝えすることで納得して頂けると思います。

ファッションについての関心はとても大きいと思います。毎回の面接が私服であったため、着てきた洋服のポイントを聞かれる場面は多くありました。まあシャネルの文化についての理解も必要だと思います。選考過程でこの文化を知る機会があるためそこでしっかり研究する必要があると思います。

難しい質問ややりにくい面接だと一見思われるかもしれませんが、聞かれている質問は全く普通の質問ばかりだったため、気負わずにリラックスして答えることができればよいと思います。面接過程でのシャネルのイメージについて変化があったかも必ず問われると思うので、自分が受けた印象をお伝えするべきだと感じました。また最終面接は4回面接がありますが、1個前の面接ではどのようなことを聞かれたかと聞かれることが多かったため、緊張している中だとは思いますが毎回の面接内容をしっかり覚えて、終わった後に少し振り替えて、落ち着いて次の面接に挑むという姿勢で挑むことが良いかと思います。