【言葉の力で学びを支える】【19卒】ベルリッツ・ジャパンの冬インターン体験記（文系/仕事とは？カウンセラー職を知る）No.3185（専修大学/女性）（2018/4/10公開）

きっかけは、英語・教育に興味があり、わかりやすいところでいえば英会話教室かなと思ったということ。ベルリッツ・ジャパンはアメリカで創設されたベルリッツからできた会社ということで外資っぽさがあり、同業他社とは異なるイメージがあったので、どのような会社なのか知りたいと思い、参加した。

選考と言っても、マイナビを通してのエントリー後、アンケートに答えるだけで申し込みとなる。「応募者多数のため、選考をさせていただきました」とのこと。

カウンセラー職を知る

1日目にやったこと

5～6人×3グループに分かれて座り、はじめに業界やベルリッツ・ジャパンという会社についての説明を聞く。続いてペア／グループワークをし、その後発表をしてフィードバックをもらう。昼食はお弁当を用意してくださり、社員の方が各テーブルに2人ずつ付いて一緒に食べる。その際、仕事についての質問に対し丁寧に答えてくれた。

人事部の社員

なし

「カウンセリングの中で、話しにくいことを聞かなければ語学学習に取り組めないこともある」という言葉。そのために共感（頷き、相槌、復唱）、質問（オープン／クローズドの使い分け）、確認（要約）が必要らしく、とても印象に残った。

グループワークの際、わりと意見をはっきり持った学生が多かったからか、まとめるのが大変だった。良くいえば活発的に意見が飛び交っていたが、悪く言えば人によっては主張が強く、協調性に欠けていたとも言える。しかし、その後カウンセラー経験のある社員の方からアドバイスを受け、少し改善されたように思う。

英会話教室のカウンセラーは、クライアントの目標に沿ったコース提案をするものだと思っていたが、そのためには英語の悩み以外のことも聞き出せるくらいの親しみやすさや傾聴力が必要なのだと学んだ。また、社員の方と昼食をとりながら近い距離感で話せたので、いろいろなことを聞きやすかった。

ベルリッツやベルリッツ・ジャパンについて、また同業他社についてもう少し理解を深めていれば、グループワークや社員への質問がより有効なものになっていたように思う。

ペアワーク等でカウンセラー業務の模擬体験をやるのかと思っていたが、どちらかというと「カウンセリングにおける話の引き出し方を学ぶ」と言った感じで、カウンセラーがクライアントに話を聞くのとは少し違っていたから。とはいえ、複数の社員から話を聞くことはできるので、仕事に対してのイメージは多少できると思う。

この回は解禁直前の1dayインターンだが、社員の方によると前年6月から同様のインターンをやっていたそうなので、優遇を受けるのはそういう人たちではないかと思うから。もちろんそこで学んだことはいかせるにしても、本選考での内定に直結する、というわけはないと思う。

「いいえ」と言っても、「下がった」わけではなく「変わらない」だけなのだが、単純に自分には外資っぽい雰囲気があまり好みではないと思ってしまったから。とはいえ、社員の方の対応は優しくてとてもよかったので、人を重視する人には良いのではないかとも思う。

とくにその後何か優先枠が用意されるなどはなかったから。とはいえ、ベルリッツ・ジャパンに限ったことではないが、人事の人に顔を覚えてもらうチャンスには成り得るので、その意味では参加する意味はある。

この時期は解禁直前だったので、ある程度絞られてはいたが、「教育」、「英語」の片方もしくは両方に携われる仕事を志望していた。そのため、もちろんほかの語学教室のインターンに行ったり、業界研究などを進めつつあった。なかでも自分は社風にも重きを置いて探していたので、実際に社員の方に会う機会を大切に行動していた。

「教育」、「英語」の片方もしくは両方に携われる仕事、ということで語学教室のカウンセリング職に興味があり、同業他社も見ていた。しかし、これ以前に外資系は見ていなかったので、自分には日本の会社のほうが良いかもしれないと知る良いきっかけになった。ただカウンセリングの際に求められる姿勢はとても勉強になったので、その後の就職活動においてもそれを大切にしようと思えた。