18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 筑波大学 | 女性
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Q.
博報堂プロダクツで働きたい理由と、実現してみたいこと(800字以内)
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A.
私は、生涯の仕事を通して「世の中の人々の自己肯定感を高めたい」という夢があります。 私は大学入学時から一人暮らしをしています。初めのうちは「節約をしなければ」という思いから、例えばコーヒーも、大手スーパーマーケットの自社ブランドのインスタントコーヒーを買っていました。 しかしある時、ゼミでフェアトレードが議題に上がると、教授が「フェアトレード商品を買うということは、物語を買うということである」と仰いました。フェアトレードの商品は、生産者に正当な報酬を与えるという性質上、他の商品と比べて価格が高いです。しかし、消費者は商品とともに「多少高くても、これを買うことで他国の生産者が喜ぶ」という「物語」を買っているため、消費者にとっても正当な価格として成立しているという話でした。 その数日後、私はフェアトレードコーヒーを購入しました。フィルターで濾して淹れるコーヒーを買ったのは初めてでした。すると、インスタントコーヒーと比べ物にならないくらい美味しく、それまで眠気を覚ます儀式だったコーヒーが、日常の中のご褒美の時間のようになりました。 この時私は、2つのことを感じました。1つは、商品に付けられた思想が、商品の価値に深く影響するということ。もう1つは、自分だけでは選ばなかったであろう商品を買ったことによるプレゼントのような高揚感です。 日常の中で充実感を感じられることは、人々の自己肯定感を高めることに大きく貢献すると考えます。貴社では専門性を身につけることができるため、より多くの人に新たな価値を伝えることができます。また、貴社はデジタル面も力を入れているため、将来にわたり貴社で活躍できる力を身につけたいと考えています。最近、人々は物よりも体験にお金をかけると言われていますが、それまで買わなかった商品を購入してもらい、暮らしが充実するという、物を買うことを通してできる体験を伝えたいです。 続きを読む
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Q.
あなたが今までにチャレンジしたことを具体的なエピソードを交えて書き、そのことが、どう「コピーライター・インタラクティブプランニング職」に活かせるか記述してください。(600字以内)
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A.
私の経験の中から「周到に準備をして、制約の中で解決策を出す」こと、それを「他人に伝え、協力して行う」ことを活かせると思います。 私は大学でNPOのボランティアに力を注いでいます。去年の11月にリーダーとして、障害を持つ人のお泊まり会の担当をしました。そこでは、参加者によって自立生活への課題が様々であることが懸念点で、また安全面や費用面で制約がありました。 そこでまず、障害について改めて勉強し、活動の工夫や説明の仕方を学びました。そして参加者の日頃の様子や課題と照らし合わせて計画をしました。例えば「自分の身の回りのことを自分でする」習慣のない参加者にむけては日常生活に活かせる「ペアで布団を敷く」ゲームを企画し、また、身の回りのことは自分でできても、話し合いが苦手な参加者に向けては、BBQの準備で話し合うプログラムを企画しました。 さらに、全体のコンセプトを「好きを増やす」に決め、「できることを増やして自分を好きになる」「できた物事が好きになる」「色んな人と話して、好きな人が多くなる」という言葉でそれぞれの意味を表し、他のボランティア達に説明しました。各プログラムの内容だけでなく企画意図もしっかりと話し、参加者の「できた」「他の人と仲良くなった」ことに対して肯定するように共有しました。 家族の方から、参加者が帰宅後に身の回りのことを積極的にするようになったと伺い、とても達成感を味わいました。 続きを読む
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Q.
家族、親戚、友人など、あなたの周りにいる人を一人選び、その人について説明してください。(400字以内)
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A.
私の友人「ゆなっしー」を紹介します。「ゆなっしー」というニックネームは「ふなっしー」から来ているわけではないそうですが、真の理由は分かりません。私と彼女は、大学一年生の夏休み、一緒に富士山の山小屋で住み込みのアルバイトをしました。山小屋についた初日、彼女は目を輝かせて私に言いました。「今朝〈顔面マッチョ〉っていう言葉が急に浮かんできてね、検索したら、私以外にも思いついてた人がいたの!」差し出されたスマートフォンの画面にはYahoo!知恵袋〈Q:顔面マッチョって英語でなんていうんですか?〉〈ベストアンサー:You have a masculine face.でしょう〉。これから一ヶ月の過酷なアルバイトが待っているというのに、なんて最高なミラクルハッピーマイフレンズって感じでしたね。 彼女とはその後、お互いの悩みを打ち明けたり、就活について一緒に考えたりしました。今では一番大好きな友人の一人です。 続きを読む
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Q.
「献血」を、もっと人が来そうな名前に変えてください。(30字以内)
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A.
元気募金 Fine for You! 続きを読む
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Q.
2045年のNo.1ヒット商品を教えてください。(商品名30字以内)
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A.
りぶこみ 続きを読む
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Q.
その商品がどういうものか説明してください。(400字以内)
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A.
「りぶこみ」はSNS連動の出版サービスです。人々の日々の出来事や思い出、自分史をAIが個人の希望通りにマンガ化します。タイムラインに投稿して、紙と同じ解像度のiPaperで見るのはもちろん、紙の本として手元に置きたいものは製本できます。製本サービスは、人口減と価値の多様化により、日本の工業が大量生産型から緩やかにオーダーメイド対応となっていったことの恩恵と言えるでしょう。人々のQOLへの関心が法整備などから社会受容へ移行した2045年に、全ての人の人生賛歌を掲げる「一億総賛歌社会」というコンセプトがSNS世代の高齢者にヒットしました。日本での利用者登録人数は2017年のtwitterに相当します。言語の自動翻訳の性能が上がり、Web上では世界中の人々とバリアなくコミュニケーションができるようになりました。「りぶこみ」は、コミックエッセイという日本文化を世界へ広めたと言えるでしょう。 続きを読む