
23卒 本選考ES
総合コース
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Q.
自分はどういう人間か(性格、信条、スタンスなど)お書きください。
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A.
私は常に相手の気持ちを汲み取り行動するということをスタンスとして生活しています。例えば私が勤める百貨店内にあるノンカフェイン専門店のアルバイトではお客様の要望や悩みのカウンセリングを行いながらそれぞれの希望に沿った商品の提案を行っています。なかなか言いにくい悩みを打ち明けてくださった際に自分ごととして受け止め、自分の発言や行動によってお客様に不快感を与えないような言葉選びや雰囲気の醸成に努めています。 また自閉症という知的障害がある弟との間では、いまどのようなことを考えているのか、何を求めているのかを先回りして考えるよう行動しています。 彼は伝えたいことを言語化し表現することに苦手意識を持ち、伝わらなかった際には癇癪を起してしまうということがあります。彼が発した限られた言葉の情報や身体表現、表情などの中から情報を最大限に活用し、弟の気持ちを理解してあげられるよう日々試行錯誤しながら意思疎通を図っています。 続きを読む
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Q.
あなたが頑張ったことではなく、成果を伴うやりきったことを3つお書きください。
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A.
まず一つ目はアルバイト先で行われるイベントでのスタッフ間の連携改善に向けた取り組みです。イベント期間は客数が増加するため、平常時に取っている一人一客の接客体制では対応しきれずミスが多発していました。そこでイベント時においては一人一人に適した役割を任命し分担することで責任の範囲が定まりミスの抑制につながるのではないかと店長に提案し、この接客体制を次のイベントで実行しました。結果チーム内の連携が円滑に進み、ミスを減らすことができました。 二つ目は、大学において観光学を学ぶ中、アジアから来たインバウンドの割合が多いことを知り、言語の習得が意思疎通には必要不可欠であると考え中国語と韓国語の勉強を始めたことです。きちんと相手の話を理解し、対応することができる基準を判断するための指標として語学検定の合格を目標に掲げ、地道に取り組んでいった結果最終的に目標としたレベルの資格を獲得することができました。 三つ目は自閉症のある小学生の弟が学校から課された課題に対し一緒に取り組んだことです。言葉の整理が難しいと感じる弟は宿題として出された算数の文章問題に苦戦し、勉強を放棄してしまいました。しかし、目で見た情報を記憶することが得意な特性を持っていることから、言葉のみで教えるのではなく絵やイラストで可視化できるように説明の方法を変更したところ、すんなりと理解を示し、宿題をやり遂げることができました。 続きを読む
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Q.
あなたの人生に関連するキーワードを10個書いてください。またその際に得た気づきを書いてください
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A.
思いやり 相互信頼関係 自己開示 心配性 自他尊重 計画 コミュニケーション 助け 熟考 継続 以上のキーワードから得られた気づきは私自身の人生が自分以外の誰かとの関係の中で構築されてきた、ということが現れていることです。 相手との信頼関係の構築には自己開示が必要不可欠で、自分をさらけ出すことにより相手も私を受け入れるようになってくれると考えてきました。そのためには自分自身とは何なのか、どんな考えを持っているのかと自分を見つめなおす時間が必要で、様々なことに対し熟考して考えることが多いと感じます。人との関係性は自分にとって大事なもので、これからも今まで培ってきた関係や新しく出会う人々との良好な関係を築き上げ、人生を豊かにするために大事にすべきものであると思いました。 続きを読む
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Q.
あなたの大事にしている教えはなんですか? またそれはいつ誰からのフレーズですか。
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A.
「まず自分を大切に。そこから相手との関係がよくなるよ」という母からのフレーズです。 私は常に自分よりも他人優先という視点で生きてきました。それは相手の喜ぶ顔を見られたり、幸せそうな感情を抱いていると感じられたりする瞬間であったためです。しかしながらその視点を継続させていくことは精神的にも体力的にも難しく悩んだ時期があります。その際、母が「あなたが幸せそうじゃないのに、私があなたに助けてもらえたとしても私は幸せにはなれない」といわれ、はっと気が付きました。 誰かのために尽くすというのは確かにプラスの効果をもたらしますが、それを提供する私自身が幸せでないと相手もそれを感じ取り、喜びにはつながらなかったのです。このことから、自己管理をしっかりと整え、しっかりと胸を張って相手とコミュニケーションを取ることができる余裕を持ち合わせる必要性があることを自覚しました。現在は自分も尊重しながら相手も思いやる自他尊重の視点を重要視してコミュニケーションを充実させています 続きを読む
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Q.
あなたのホスピタリティが伝わる具体的なエピソードをお書きください。
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A.
私は愛犬と一緒に過ごすことができるリゾートホテルで就業したことがあります。そのホテルでレストラン業務をしている際に、旅の記念に各テーブルのお食事中の様子を撮影するというサービスを提供していました。そのレストラン内も愛犬の同伴が可能だったため、犬とご宿泊のお客様が一緒に写真に写るというのが基本的な流れでしたが、撮影するタイミングで犬が眠ってしまっているご家族のテーブルがあり、しょうがないから、とご家族だけで写真を撮ることになりました。しかしながら、せっかく愛犬と泊まれるホテルを利用して下さったご家族の犬も一緒に記念撮影をしてあげたい、という気持ちでほかのサービスの提供をしていたところ、犬が起きていたのを見つけ、写真撮影の時間は終わってしまいましたが「よろしければもう一枚お撮りいたします」とお声がけをしたところ「実はこの子のお祝いできたから一緒に写したかったの」と大変喜んでくださいました。さらに、レストランでの対応がよかったからと一泊の予定を二泊へと変更してくださりました。 私が提供することができたホスピタリティはお客様の事前期待を超え、顧客満足を高めることにつなげられたと感じています 続きを読む