【アイデアで差をつけろ】【22卒】合同会社ユー・エス・ジェイの夏インターン体験記（理系/USJ Marketing Challenge）No.12325（東京工業大学大学院/男性）（2021/1/20公開）

オファー型の就活サイト経由でUSJかたオファーを頂き、インターンシップの存在をしった。調べてみると例年非常にレベルの高い学生が集まると知り、自身がこれから就活を巣末めていく上で、いい経験になるのではないかと思い参加を決意した。

グループディスカッションの練習を繰り返し行った。また、基本的なケース問題やフェルミ推定ができるよう、東大生の対策本を何周か読んだ。

USJで50億円売り上げるためのイベントの提案

1日目にやったこと

午前中はUSJについての説明や、独自の思考フレームワークについての講義のようなものがあり、、午後はパーク内を散策したのちにチームでのディスカッションが始まった。

2日目にやったこと

朝から晩までチームでの話し合いが行われた。午後にマーケティング部門の社員に中間発表する場があり、厳しいフィードバックをもらったのちに、フォードバックの内容を取り入れた議論が行われた。

3日目にやったこと

午前中は午後の最終プレゼンに向けてのパワーポイント作成を含む準備を行った。午後に最終的なプレゼンがあり、マーケティング部門のかなり役職の高い社員さん複数人の前で発表が行われた。

マーケティング部の社員

USJの年間パスポート

もっとリーダーシップを発揮してみんなを引っ張ってもいいといわれた。他社のインターンや選考では常に中心になってワークを進めていたので、リーダーシップが取れていないとの指摘は心をえぐられた。

学生のレベルが恐ろしく高く、議論の内容がハイレベルすぎてついていくのが大変だった。各学生が全員、今の話し合いは目的のための思考フレームワークのうちどのフェーズでどのレイヤーの話をしているのかを把握しており、少しでもずれたことを言うとすぐさま指摘された。

ロジカルシンキングの質と思考体力を鍛えられた。ワーク全体としてレベルが高く、且つメンター社員の方々も非常に優秀だったため、考え方やロジックの組み方の多くを学ぶことができた。また、常にハイレベルな議論をしていたため、頭を常に使い続ける練習にもなった。

基本的なロジカルシンキングの勉強をもっとしておくべきだったと思った。また、USJの出しているマーケティングの本を読んでおけばよかったと思った。

そもそもテーマパークで働くイメージを持つことができず、あまり興味を持つこともできていなかったが、インターン参加後もこの考え方は変わらなかった。社員の方々は恐ろしく優秀で、刺激的な環境であることは間違いないと思うが、自分には違う活躍の場があるのではないかと感じた。

そもそもの採用人数が非常に少なく、インターンに参加していた学生のレベルも、インターン中に求められるレベル感も恐ろしく高かったため、自分はそのレベルには足りていないと感じたため。また、自分自身業界にあまり興味が持てなかったので、仮に最終面接に呼ばれたとしても、熱意を伝えられるか自信がなかったため。

もともとテーマパーク業界にはあまり興味がなく、学生のレベルが高いからという理由でインターンシップに参加した。ただ実際にインターンに参加してみて、現場社員の方々が非常に優秀なだけでなくとてもいい人ばかりで、インターン前後で志望度はやや上がった。

これからどうなるのかはわからないが、現状では有利になる以前に、そもそもマーケティング職はインターン経由でしか採用を行っていない。そのため、もし本当にUSJのマーケティング職に就職したいと考えるのであれば、インターンに参加する以外の選択肢がない。

インターンシップ参加前は、まだ漠然としか志望業界を絞れていない状況だった。具体的には総合商社、金融、コンサル等を中心に見ていた。中でも損害保険に興味があり、業界最大手且つ給与水準の高い東京海上に最も興味があった。そのため、損害保険の大手3社東京海上、MS、損保ジャパンのインターンには参加しようと考えていた。

志望する業界及び企業に大きな変化はなかった。ただ、インターンの中で行われた非常にハイレベルな議論は素直に楽しかったので、こういったロジカルシンキングを生かして働く業界、特にコンサル業界は自分に合うのではないかと考えるようになった。ただ、インターン後もテーマパークで働いてみたいと思うようなことはなかった。