【USJの魅力を楽しめる】【18卒】合同会社ユー・エス・ジェイの夏インターン体験記（第1回マーケティング職UNIVERSAL Business Bootcamp）No.754（同志社大学大学院/男性）（2017/12/14公開）

TVにもよく出演している執行役員の方が書いた本を2冊読んだことがあり、ビジネスに対する考え方が面白いと感じました。そして、エンターテインメント業界というよりはUSJという名前そのものに魅力を感じ、インターンシップに参加しようと思った。

2017年度の売上利益を10億円上げるパーク内での期間限定イベントを提案せよ。

1日目にやったこと

午前中はインターンシップ参加学生全員の顔合わせと、リクルーターの紹介、チーム分けを行った。ランチはUSJのフードで出されているケータリングを頂いた。午後からはマーケティングの基礎知識と考え方を講義してもらい、実際に課題が発表されチームで取り組み始めた。３０ページに渡る膨大なデータが紙媒体で渡され、現状把握を徹底的に行った。

2日目にやったこと

午前中は1日目のワークの続きから再開し、11時頃から他グループのリクルーターに対して進捗状況を発表した。フィードバックをもらい、ゲストの深層心理をもう1度深堀しなおすことになった。午後からは具体的な提案の策定に入るため、WHO/WHAT/HOWを設定し、スライドの作成を始めた。ワークの合間にリクルーターとの1on1の面談があり、インターンへの志望理由、チームの中でどのような役割を果たせているかといった質問があった。1日目と2日目に関してはワークに取り組めるのが午後8時までがタイムリミットであった。

3日目にやったこと

この日はワークをする時間はなく、午前中はマーケティング部の社員へのプレゼンテーションを、午後からは選ばれたチームのみが執行役員へのプレゼンテーションを行った。優勝チームの提案に関しては実現可能性が高いと認められ、もしかしたら数年後取り入れるかもしれないということも言っていた。インターンシップ終了後は別会場で懇親会があり、お酒を交わしながら仕事やプライベートのことなど気軽に聞くことができた。

マーケティング部の社員/執行役員

メンバー1人に対して、賞金5万円とUSJ年間パス

1on1の際に、「働く場所は企業ではなく職種で選んだ」という言葉が印象的であった。総合職ではなく、専門職のマーケティングにどっぷり浸かることができる環境がUSJにはあるという言葉を聞き、私も現在は業界にこだわらず、仕事の面白さを軸に就活できるようになった。

2日目のワーク終了時点でスライドが完成しておらず、メンバーの家で徹夜で作業したのが本当に辛い時であった。寝る間を惜しんでとはこのことで、初めて聞く人への提案をする際の準備量はとてつもないことを実感した。この経験が私を大きく成長させてくれたため、今となっては夏の良い思い出になったと思う。

何があっても妥協しないメンタルが重要であった。時間がない中で成果を出すためにこれぐらいでいいだろう、という考えをしてしまった瞬間に思考停止してしまう。ゲストの深層心理を知るには徹底的に考え続けることが必要であることを痛感した。

USJに来るゲストが何を求めているのかを考えるにあたり、ディズニーリゾートやハウステンボスとの違いを研究しておくと良かったかもしれない。関西圏以外の顧客の獲得にはやはりこれらの企業に勝たないといけないため、考えるときに有用になったと思われる。

実際に働いているオフィスを見学した際、窓からパークを見ることができ、たくさんのゲストが楽しむ姿が見えたため、頑張った成果をそのまま見ることができるのが仕事のモチベーションになると強く感じた。

私自身があまりベンチャー志向ではなく、これからまだまだ成長していくベンチャーの思いを忘れないUSJの考え方とは合っていないと思った。USJへの思いが強いだけでなく、PDCAサイクルを早く回せることも採用においては重要視していると感じた。

ベンチャー色の強いマーケティング部には合わないと感じたが、パークの現場でクルーの指揮を執るマネジメント部であれば、USJへの思いの強さが大切になるので、ぜひこちらの職種を目指したいと思える機会となった。

マーケティング部に関してはインターンシップを通じてのみ内定を出すため、有利というよりはこのルートしかない。インターンシップでの言動全てが選考基準になっていた。

夏に関してはとにかく動こうと特に絞らず、幅広く受けていた。大学院進学して間もなかったため、専門を活かせる・活かせないに関わらず知っている企業にとにかくエントリーした覚えがある。

先ほども述べたが、就活の基準に仕事の面白さという太い軸ができたことが大きいと思う。とにかく動こうからこの部分は譲れないという面が明確になったため、現在の冬のインターンシップを探す際にとても私自身の思いを意識して探せていると感じた。