22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 早稲田大学大学院 | 男性
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Q.
あなたが学生時代に力を入れたことについて記述してください。
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A.
研究室独自の化合物合成のために、生命科学系専攻ながら有機合成に挑戦した。 有機合成は専門外であり、理論・手技を一から習得しなければならなかった。はじめは論文や本を参考に実験していたが、不慣れな手技が原因で反応が進まないことが少なくなかった。そこで、文献での調査に知見の限界を感じていた私は、他専攻の研究者や友人との積極的な議論を心掛け、効率的に情報収集を行った。また、技術習得のために国内外の研究機関にアポをとり、研修に行くなどして最短ルートで理論・手技習得した。実際に海外の研究機関での研修により、必要な試薬の最適化や実験時間の短縮を行うことができた。こうして研究を遂行した結果、合成した新規化合物に関して海外企業との共同研究に発展した。この経験から、未知の分野に対しても現状を分析した上で徹底的に計画し、行動することで完遂できると学んだ。 続きを読む
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Q.
「学校業界を志望する理由」と「学習院を志望する理由」をそれぞれ記述してください。
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A.
学校運営や研究・教育の質を高めることで、未来の社会を担う学生を支えたいと思い、学校業界を志望する。私はこれまでオープンキャンパスの運営や実験科目のアシスタントの形で学校に関わってきた。その際、来場した高校生や実験を教えた学生に感謝されることが多く、人が人を育てる教育インフラに携わりたいと考えた。特に、学校職員は教員や学生だけでなく学外機関とも協働しながら「縁の下の力持ち」として教育の仕組みを作り、動かしていけることを魅力に感じている。 中でも貴学を志望するのは、「都内のほぼワンキャンパスの距離に学校を有しながら、幼稚園から大学院まで一貫した教育体制を兼ね備えているから」である。私自身、貴学の中高等科で過ごす中、受験などに囚われない柔軟な思考や豊かな感性が身についたと自負している。加えて、キャンパス同士が近いことで法人としての一体感が高まると考えている。これまで究極のチームスポーツと呼ばれるボート競技に打ち込み、組織の一体感を重視してきた私にとって、そのような貴学の姿は非常に魅力的であり、志望する。入構後はジョブローテーションで様々な部門を経験しながら多角的な視点を醸成し、貴学を支えたい。 続きを読む
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Q.
あなたを表す単語を理由とあわせて教えてください。
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A.
現状分析力:研究活動を通じて、現状の課題を把握した上で解決方法を計画し、行動するサイクルが身についた。 誠実さ:何事もひたむきに対応するからこそ周囲から信頼され、研究室ではラボリーダーを務めている。 傾聴力:ラボリーダーとしてどうすれば研究室をより良くできるか、周囲の意見を受け入れながら運営している 協調性:究極のチームスポーツとも呼ばれるボート競技に打ち込んだからこそ、価値観の異なる相手も尊重できる 粘り強さ:あまり器用な方ではないからこそ、常に粘り強さを武器に成長してきたと自負している。 温厚:多少嫌なことがあっても周囲にあたることはなく、穏やかだとよく言われる。 続きを読む
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Q.
あなたはチームで成果を出さなくてはいけないとき、どのようにチームに貢献しますか?実際の経験をもとに教えてください。
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A.
チームにアイディアを出す、もしくは異なる意見を持つ相手を尊重しながら妥協点を見つけて貢献する。 所属していたボート競技のサークルでは早朝に練習し、1限から講義や実験を行うことも少なくなかった。そのため、一部の部員が朝早くの練習に不満を抱え、毎年10名以上の退部者が問題となっていた。そこで私は同期と共に、早朝ではなく空きコマに練習できるよう改革を決意。伝統あるサークルの慣習を変えるのは容易ではなかったが、OBと何度も交渉した。その際、以下の2点を軸とし、理論的に交渉することを心掛けた。 ・退部者は早朝練習により授業に集中できず、成績不振に悩んでいること ・起床直後の早朝練習では体が起きておらず、怪我のリスクが高まること さらに、練習方法の変更による競技力低下を懸念する意見に対し、「アプリで練習成果を報告しあうことで、空きコマ練習でも切磋琢磨できる」を主張。これは、練習方法を変更しても、OBとの共通意見である「競技力維持」を尊重した結果であると考えている。 最終的に私の提案は採用され、退部者が2名程度に減少した。 続きを読む