21卒 本選考ES
総合職(編集)
21卒 | 早稲田大学 | 女性
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Q.
ご自身にキャッチコピーをつけてください。また,キャッチコピーをつけた理由と詳細について、教えてください。
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A.
「頑張る仲間に気を配る、アンサン(UNSUNG)サンボ(参謀)ー」 学園祭実行委員として、広報物のデザインを担当していた。600人規模のサークルの内、大量の制作依頼に応えるのはたったの9人。直前期にはメンバーが疲弊し、タスクの無言放置が頻発。皆の本音を「一息つかない?」と代弁したのは、普段は目立つことのない私だった。チームの鬱憤を発散する場として、ミーティング終わりの飲み会やボーリング会を企画。気分転換の後は「明日以降も頑張ろうね」と仕事分担の再確認を全体に促した。仲間の気持ちに寄り添い、さり気ない舵取り役として周囲に貢献できた。 続きを読む
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Q.
当社を選んだ理由を、やりたいこと、実現したいことを含めて教えてください。
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A.
多方面の“楽しくて為になる情報”で異なる年代層の人々の心を刺激し、培ったブランドを活用した新規ビジネスにも積極的な姿勢が魅力だ。子育てと教育に関心の強かった両親は『プレジデントファミリー』、大学入学後の私は『dancyu』に親しんできた。大所帯のサークルで周囲の熱量に萎縮し、本音を言い出せない素振りを見せる後輩を連れ出し、腹を割って話し込んだラーメン店での夜。一緒に教職課程を履修していた友人と、ヴィーガンカフェで将来について語り合った昼下がり。祖父のお墓参りに一人で行く時は、馴染みのメキシカンのお店で静かなランチタイムを過ごす。食事が人間同士の結びつきを深め、心を癒す。集団と個、双方に寄り添える食を通して、日常を活気づけるスパイスを読者に届けたい。特集例:「文豪×飲み」「バック・トゥ・学生街」「はい、チーズ。」 続きを読む
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Q.
直近1年間の出来事や事柄のなかで、最もあなたが人に伝えたいことを教えてください。
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A.
旧友の知られざる一面を垣間見ることになったのは、昨年の5月のことだった。久々のランチ会で聞いた一言。「うちの親は、お寺に勤めてるんだ」風情ある境内を竹箒で掃除する住職の姿を思い描いた。1週間後、郊外の駅に降り立った私を彼女は明るく出迎えた。日傘を差しながら歩くこと10分。既に結構な数の参拝者で賑わった敷地内を、慣れた様子の友人に案内されていく。「ここが○○様のお墓。○○もお祈りしてみて」言われるままに合掌しながらも、私は周囲の人々がつけている輪袈裟が気になって仕方がなかった。近代的な本堂の外陣では、教祖の“お言葉”が背後で流れる中、信者達が奇妙な手の動きと共に祈りを捧げていた。次第に自分の顔が強張っていくのが分かった。非難するつもりは毛頭ないが、これが私の“初夏の白日夢”的体験である。 続きを読む
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Q.
最近読んで感銘を受けた本を教えてください。
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A.
林真理子先生の『コスメティック』。根っからのファンである母の影響で、いつしか私も『週刊文春』や『an・an』での連載を欠かさずチェックするようになっていた。等身大のエッセイが中年女性に広く支持されている彼女だが、大河ドラマ『西郷どん!』の原作を手がけられていたことをふと思い出し、ならば今回は長編小説を、と思い手に取ったのがこの1冊。女性誌編集部、化粧品会社のPR担当、広告代理店。三者三様の思惑が絡み合うビジネスに漂う湿り気と、「仕事の延長線上で男と寝る女」を体現している主人公・沙美の“バイタリティ引き立つ狡猾さ”に打ちのめされた。現場に潜入しなければ描き出せなかったであろう、登場人物の心の内を炙り出すような筆致に驚きつつも、深く感動した。未来への不安と自身への期待を併せ持つ大人達に共感し、勇気づけられた。 続きを読む
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Q.
愛読書・雑誌
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A.
『ユージニア』『麦の海に沈む果実』『中庭の出来事』(恩田陸先生)、『dancyu』、『VOGUE JAPAN』、『POPEYE』、『MdN』、『25ans』、『アイデア』、『広告&CM年鑑』 続きを読む