21卒 本選考ES
総合職
21卒 | 早稲田大学 | 女性
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Q.
自己PR
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A.
粘り強さと傾聴力が持ち味だ。中学時代以降、レポート作成に尽力している。設定した課題に何らかの答えを導き出す過程では行き詰まることも多い。しかし、忍耐力や真面目さを活かして地道な活動に取り組んできた。都内における戦争遺跡の立入交渉が難航した時には、旅行先の香川県で手つかずの防空壕を探し出し、実地調査を実現させた。傾聴力については、他者の率直な意見に耳を傾け、容認したうえで検討する姿勢を厭わないと自負している。これは、高校時代の弓道部合宿や大学の文化祭運営に携わった経験で培った。イベントを陰で支える 組織には、泥臭い業務や人間臭い対立がつきものだ。しかし、活動を通して相容れない他者の意見を最初から拒んでいては柔軟に思考できず、自己成長もとどまると実感した。この気づきを経て、どのような人の言葉にも真摯に向き合う姿勢を実践している。以上の、粘り強い探究姿勢と傾聴力を書籍編集の場面でも活かしたい。 続きを読む
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Q.
学生時代の取り組み
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A.
駅ナカ雑貨店でのアルバイトを約2年半続けている。当初は、多様な仕事内容やお客様からの要望に対する臨機応変な接客に非常に苦戦した。しかし、実績のない段階で諦めることには納得がいかず、店員としての在り方を再考した。その過程では、同僚や家族からの率直な意見収集に加え、他店での接客業務を意識的に観察した。分析を通して、他人との社会的な関連性が薄れる時代だからこそ、購入者に限らず来店者全員を思いやりを持って行動する姿勢が重要になるとわかった。この気づきから、商品と来店者の特色を正しく見極め、両者を繋ぐような声がけを適切なタイミングで行った。また、相手から相談を受ける前に自ら困りごとや探し物がないかを伺うように心がけた。その結果、接客力向上による売上増加が実現できただけでなく、時間や人的コストを惜しまずに本質的な価値を追究し、それを人々に提供することの遣り甲斐を見い出すことができた。 続きを読む
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Q.
ポプラ社を志望した動機は何ですか。もしポプラ社に入社したらやりたいことを含めて述べてください。
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A.
2つの書籍によって、心と行動が変わった体験がある。高校生の頃に読んだ『あん』は、親子揃って泣きに泣いた1冊だ。それまで自分が無意識的に許容していた偏見や、障碍を有する方々に心を寄せる意識の欠如を痛感する契機となった。読破後、樹木希林さん主演の映画やドリアン助川先生の朗読イベントへ足を運んだ。また、東京都美術館で障碍の有無を越えたアート活動にも参画。それ以降、家族で社会的孤立について話し合う機会が増えた。書籍に背中を押されたことで、社会課題について他者と語り合う行為に積極的になれた自分がいた。2冊目は『あるかしら書店』。実際に、本作を書店で眺める子どもは「変なの!」「でもおもろいよ~?」と呟き、大人である私もハッと感銘を受ける内容。年齢を問わず、人間だからこそ考えられるユニークな発想を本にして発信することの文化的価値を強く実感した。今では、思いついたアイデアを「子どもだったらどう考えるか」という観点から再考するようにしている。入社後に取り組んでみたい仕事は2つ。まず、恩田陸先生に文字のフォントを題材としたミステリーを書いていただきたい。フォントの擬人化により、作品の臨場感と没入感を増幅させる。言語表現やフォントデザインの奥深さを通して、小説表現の裏側の魅力を世に届けたい。非日常における登場人物の心理描写に長け、「生まれ変わるなら装幀家」と公言されている先生に是非依頼したい。次に『サステイナブルな課外授業』と題した仕事紹介絵本を企画したい。ロバートの秋山竜次さんとSDGsに積極的な企業関係者による対談形式を取る。他者になりきる表現力を活かし、秋山さんには社会課題に接点のあるユニークな職業人になりきってもらう。例:①「SDGs×マンガのチカラ」PJに参加する森下裕美先生&マリン・ソムリエの諸岡ミノル②講談社『FRaU』の関龍彦編集長&ジリュー出版のSDGs推進室長兼取締役の管理職 続きを読む