【倉庫業界の未来へ】【23卒】三菱倉庫の冬インターン体験記（文系/総合職）No.23995（明治大学/男性）（2022/4/21公開）

コロナ禍によるECの発達から、物流業界、中でも倉庫業界に関心を持っていた。そして倉庫業界の中でトップ企業である三菱倉庫に関心を持ち、参加したいと考えるようになった。一方で倉庫業界への理解が浅く、業界への理解を深めたいと考え、参加を志望した。

エントリーシートとWebテストで参加が決まるため、Webテストの対策を重点的に行った。エントリーシートを書くために企業のホームページの内容をあらかじめ調べた。

面接やグループディスカッションなどの選考会がないため、Webテストの結果で決まると思った。

事業理解のための事業説明や企業理解ワークが中心だった。

①オリエンテーション
②企業理解ワーク
③倉庫ビジネス体感ワーク
の流れで進められていた。

三菱倉庫の倉庫運営に関する業務。お客様の商品の管理方法や効率的な倉庫運営について。

企業理解ワークと、倉庫ビジネス体感ワーク

1日目にやったこと

最初にオリエンテーションがあり、社員の方から業界や会社について説明を受けた。次に班に分かれて簡単な企業理解ワークを行った。次に倉庫ビジネス体感ワークを行い、1時間個人ワークを行った。最後に個人ワークの答え合わせを社員の方がしてくれた。

なし

インターンシップ中に社員の方と個別に関わることはなかった。グループワークを行った際も、社員の方がブレイクアウトルームに入ってくることはなかった。特に評価などはされていなかったと思う。

倉庫ビジネス体感ワークは読み込む資料が多く、1時間の個人ワークであるため少し大変だった。かなり孤独な時間であり、倉庫ビジネスを体感している感覚はあまりなかった。それ以外は基本的に大変なことはなく、学生５人で行う企業理解ワークは時間的ゆとりがあり、雑談する時間もあった。

学生５人でグループワークを数十分間行った。その際に一人議論を引っ張ってくれた方がいたが、他のメンバーはグループワークにあまり慣れていないのか静かであった。

インターンシップに参加したからこそ学べたことは、三菱倉庫の具体的な倉庫運営業務である。倉庫運営を行う中でのやりがいやリスクを学ぶことができた。また他の参加している学生と共に企業理解ワークを行い、楽しみながら企業理解を深められたことは良かった。

インターンシップに参加するにあたって準備や勉強しておくべきことは特にないと思う。事前の知識が試されるようなワークはない。

この企業で働いている自分を想像できなかった理由は、社員の方と個別に関わることがなかったからだ。インターンシップでは三菱倉庫の社員の方の価値観や文化を体感したかったが、何も感じることができなかった。企業理解を深めることはできたが、社風については理解を深めることができなかった。

インターンシップに参加したことが本選考で有利になることはないと思ったが、周囲の学生のレベルはあまり高くないと感じた。また参加者の多くが1月の段階では倉庫業界を理解している人は少なく、早くからOB・OG訪問などの対策を進めれば他の学生に差をつけられると感じた。

インターンシップを通じて三菱倉庫の社風に関する部分は何もわからなかったが、企業理解を深めることができたことで志望度が上がった。三菱倉庫は倉庫と言っても挑戦できる業務フィールドは広く、幅広いキャリアを選択できる点が魅力だと感じた。社風についてはOB・OG訪問で理解を深めたい。

有利にならないと思った理由は、学生が何も評価をされていないためだ。今回のインターンシップは学生が企業理解を深めるための場であり、今後に繋がるものはあまりないと感じた。

インターンシップに参加前の志望業界について、私は就職活動についての軸として『人々の生活を根底から支える仕事がしたい」と考えていた。その軸から、物流・インフラ・通信を志望業界としていた。中でもコロナ禍によりこれからも伸びていくと考えられる物流業界を強く志望していた。具合的に受けていた企業は三菱倉庫をはじめ、住友倉庫、日本郵船、商船三井など。

三菱倉庫の業務についてイメージに変化があった。三菱倉庫は倉庫業務が主な事業領域だと考えていたが、倉庫事業の他にも海湾運送事業、国際輸送事業、不動産事業があり、挑戦できる事業も多く、グローバルに活躍できるワークフィールドもある。こういった事業領域の幅広さは魅力的であり、インターンシップの参加によってイメージが大きく変わった。