【学生の人数】1人【面接官の人数】6人【面接官の肩書】社長、役員と部長クラスが数名【面接の雰囲気】良くも悪くも普通の雰囲気であり、評価に困りますが…典型的な最終面接といった感じで、面接官のリアクションは薄めです。【あなたを表す言葉を漢字一文字で表してください。】挑戦の「挑」です。その理由として、私は『常に考えながら挑戦すること』が強みだからです。学部時代に、帰省の費用を浮かすために、帰省の手段をいくつか考えました。そのなかで一番挑戦心をくすぐる手段として「自転車で3月の青森県と福島県を往復」という一見すると無謀に思える計画にたどり着きました。当然、寒さが厳しい3月の東北における自転車旅の報告が過去にありませんでした。そこで、情報不足を補うため、あらゆるトラブルを想定し、それに対応できるように準備した上で実行に移しました。特に、一番の懸念材料であった「行動中・野宿中の氷点下を下回る寒さ」に対しては、山岳部での雪山経験を活かしました。具体的には、行動中こまめに記録した体調や天候を参考にして現状を把握し、体温調節を一瞬たりとも怠らないことで、心身の消耗を防ぎました。この継続により、「3月観測史上最大の暴風雨や季節外れの大雪」といった想定以上の悪天候に遭遇しても負けず、ペダルを漕ぎ続けました。その結果、6日間で1000km走破することができました。今後も、この強みを活かして新しいことを開拓していきます。【学生時代に打ち込んだことについて】研究室で過去に3年間失敗が続いた「老化マウスを用いた記憶実験」を改良し、初めて成功に導きました。私が研究室に配属直後は、研究室全体で失敗の原因が特定できておらず、閉塞感が漂っていました。しかし、このままでは何も進展しないと奮起し、課題解決に着手しました。まず、この改良には、豊富な知識を前提とした多角的な視点が必要と考えました。最初に100本以上の関連論文を読んで自分の考えを構築しました。その後、過去の失敗例や教授等との意見交換からヒントを得て自分の考えを洗練させました。そして、複数種の実験を組み合わせた評価系の確立が必要であると判断しました。そこで、既存の実験の改良と新たな実験の導入を行い、半年間その検証と考察を何度も繰り返すことで実験系を確立しました。その結果、研究室で初めて記憶実験を成功させ、1年に3回の学会発表につながりました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】落ちたので評価されなかったということでしょう。どういった学生を求めているのか最後までよく分かりませんでした。
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