私が学生時代に最も力を入れたことは所属するテニスサークルで女子キャプテンとして年間退会者0人を達成したことです。女子キャプテンに就任した当時、サークルの雰囲気が悪く6割以上のメンバーが辞め、残りのメンバーも活動に参加しなくなりました。そのため、代替わりして最初のイベントの参加者はわずか2人でした。私は女子キャプテンとして「全員が喜んで活動に参加するサークル」にするためにサークルの雰囲気が悪い原因を探りました。すると、「もっとテニスがしたい」「こんなイベントをやってみたい」との意見があったのにも関わらず、全く要望が聞き入れられなかった点が原因であることに気がつきました。そこで、私は2つの解決策を行いました。1つ目は「自分の意見が採用されない=自分はサークルで大切な存在ではない=サークルに居場所がない」と考えるメンバーが多かったため、意見を尊重し実行するチャンスを与え、実行過程においてはメンバーに担当業務を与え当事者意識をもたせることでサークル内での居場所を作りました。2つ目は「安くたくさんテニスがしたい」というメンバーの要望に対して、大学のコートを無料で使用する合宿を企画することで応えました。その結果、残るメンバー20人全員が年間を通じて辞めることなく活動しています。この経験から、メンバー一人一人の意見に耳を傾け、最適な解決策を提案・実行する力が身につきました。
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