- Q. 志望動機
- A.
株式会社QUICKの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒株式会社QUICKのレポート
公開日:2019年4月10日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
本社オフィスでのインターンシップが夏と冬に開催されており、就活サイト上の説明を読むだけではなかなかビジネスの内容が理解しにくいため、まずはそれに参加するのが良いと思われる。というのも、実際に投資家や証券ディーラーが使う専門的なソフトウエアを触ることができたり、採用担当者を含めた人事部の方々や営業セクションの社員の方とお話をする機会が作れるのが大きいと感じたからだ。
私自身、QUICKについてインターネットで調べたときに、あまり十分な情報が得られなかった。そこで私は企業の採用ホームページをすべて熟読し、それだけではわからないことや疑問に思った点について質問するために、メールでアポイントを取り、採用担当の方や営業の社員の方にSkypeで面談の時間を設けていただいた。私は2回お願いしたが、どちらも快く引き受けていただいた。ぜひ活用すべきだと思う。
志望動機
私は大学で経済学部に在学し、経済学に関する学問を幅広く学んでいます。勉強をするうちに大学での勉強で得た知識が活かせる金融の世界に興味を持ちました。様々な企業のインターンシップ等に参加するうちにIT系の企業にも興味を持ちました。金融×ITの分野で証券会社などを中心にソリューションを提供されていることを昨年12月に開催された貴社のインターンシップの参加し、初めて知りました。その際に、営業職で短期的な利益よりも長期的にみて良好な関係を築き、長くお付き合いをしていくことが最重要とされている貴社の営業セクションに強く興味を持ちました。この点が私のもつ価値観である、長期的な利益や関係性を重視するところと重なると考えています。
貴社に入社した際には、お客様の抱えている課題やご要望などを引き出し、セクション内や社内全体を巻き込み協力してより良いサービスを提供できるよう尽力したいです。お客様の一歩先を行く提案をできるよう常にアンテナを張り、お客様と貴社全体の橋渡しとなれるように努力する所存です。
インターン
- 実施時期
- 2018年12月
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2019年01月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年01月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事部採用担当
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
1次面接なので、それほど深くは聞かれなかった。志望動機など直接採用にかかわることだけでなく、趣味やストレス解消法などのフランクな質問を交えての面接だったので、終始なごやかな雰囲気で行われた。
面接の雰囲気
地方学生への配慮でSkypeでの面接だったが、インターンで見かけた方が面接官だったので、緊張しすぎることなく面接に臨むことができた。事前に提出したエントリーシートの深堀りを中心に進められ、どんな人間なのかを中心にみていると感じた。
1次面接で聞かれた質問と回答
当社に入社したらどのように働きたいかを教えてください。
私は御社に入社したら、営業セクションに身を置き、お客様と信頼関係を築き上げ、お客様の抱えている課題や要望などを引き出し、営業セクション内だけでなく他のセクションとも連携を取りながらQUICK全体としてより良いサービスを提供できるように努めたいです。お客様は金融のプロフェッショナルであるので、金融に関する知識を深めておくための勉強も欠かすことなく続けます。加えて、お客様の社内全体を俯瞰し、問題や課題に対してどの角度からアプローチをするのかを提案するために、より多くの方と接してお客様についての理解を深めることも大切だと考えています。最終的には「あなただから安心して任せられる」と言っていただけるようになりたいです。
あなたのストレス解消法を教えてください。
私は比較的ストレス耐性のあるほうだと感じているので、日常的にはさほどストレスを感じることはありません。しかし、ストレスを感じたときは、まずはひとりで気持ちを落ち着けながらストレスに感じていることを整理します。すると、自分の力で解決できることとできないことに分かれます。自分の力で解決できそうなことは、どうすれば解決できるのか、ネックになっていることは何なのかを考えます。場合によっては親しい友人や両親など、話を聞いてくれる人と話すことで思考が整理され、解決の糸口が見えてくることもしばしばあります。私はお酒を飲むことが好きなので、お酒を交えながら話をすると、重い内容の話でも程よく緊張がほぐれて話しやすくなります。
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2019年01月
2次面接 通過
- 実施時期
- 2019年01月
- 形式
- 学生1 面接官5
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事部採用担当者/各部門のマネージャー
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
アルバイトの内容については、面接官がエントリーシートを見て質問しているはずなので、重複する部分の説明は極力簡素にし、書ききれなかった自分なりの思いや考えを伝えるよう心掛けました。2次面接後に、「2度の面接をSkype上で行ったが、誠実でまじめな人柄や一生懸命伝えようとしている気持ちが伝わってきた」と電話上で評価をいただいいた。事前に話す内容をある程度整理しておくことも大切であるが、それ以上に伝えたいと思う気持ちも重要だと思った。
面接の雰囲気
2次面接も地方学生への配慮でSkype上で行われた。事前の人事面談で人事担当者と各セクションのマネージャーが面接官として参加することは聞いていたので、それほど緊張しなかった。面接官の人数は多かったが、雰囲気は柔らかく、よかった。どのセクションが向いているか、というスタンスで質問されたように感じた。
2次面接で聞かれた質問と回答
大学時代のアルバイトの経験について詳しく聞かせてください。
私は現在、カフェでのアルバイトに力を入れて取り組んでいます。そのなかで様々な取り組みを行っていますが、その理由は2つあります。
1つ目は、お客様に対する感謝の気持ちを行動で表すためです。お客様から見れば、同じ制服を着て働いている以上は、店長もアルバイトスタッフも従業員であることに変わりはありません。お客様からは同じお代金をいただいている以上、スタッフとして全力で働くことが誠意だと私は考えています。
2つ目は、アルバイトとして働く身であっても、店舗運営に関わる場面が多く、ビジネス要素を経験できるからです。日々変化する売り上げや客層、売れ筋商品などのデータをPOSシステムで収集し、現状の課題を洗い出し、対策を考え、実際にオペレーションに生かしていくことに楽しさを見出し、自発的に取り組んでいます。
希望していないセクション(開発セクション・研究所セクション)に配属された場合のことについて、どのように考えていますか。
私にはこれまでにプログラミングなどのITスキルを身に着ける経験がなかったため、実際に開発セクションでやっていけるかどうか自信がなかったため、エントリーシート上では志望はしていませんでした。しかし、今後の選考や適性検査などの結果、私には開発セクションで働くことが望ましいと御社が判断された場合には、全力で業務に取り組ませていただきたいと考えております。プログラミングなどの研修を通じて段階的にステップアップしていく環境が御社には十分整備されていると伺っておりますので、その点に関しては私は安心しております。研究所セクションについては、より専門性が求められるので、新卒で入社してすぐに配属になると難易度が高いのではないかと考えているので、経験を積んでから異動をしてみたい気持ちはあります。
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2019年02月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
筆記試験対策で行ったこと
筆記試験がある、とだけ伝えられており、特に対策をしたわけではない。念のため他企業の選考対策も兼ねてSPIの対策本を1冊終わらせた。
筆記試験の内容・科目
英語と数学の2教科。それぞれ時間は30分。難易度はそれほど高くなかった。最終面接と同じ日に行われたため、筆記試験単体での合否連絡等はなかった。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年02月
- 形式
- 学生1 面接官7
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 社長/各部門の統括部長(5人)/人事部採用担当者
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接であるので、なぜQUICKに入りたいのか、という熱意を示すことが重要だと思う。2次面接と同様に各セクションの内容に関する質問がされる可能性があるので、その点に関しては事前に調べたり、OB訪問をしたりして理解を深めておく必要があると感じた。
面接の雰囲気
最終面接は東京の本社で行われた。重厚感のある会議室のような場所で面接は行われたが、実はその場所がインターンの際に入ったことのあった場所だったので緊張がほぐれた。思わぬところでインターンに参加してよかったと思った。面接官は役員クラスということで重役の風格が感じられたが、柔らかい物腰だったこともあり、さほど緊張はしなかった。雰囲気はよかったと思う。
最終面接で聞かれた質問と回答
営業セクションに配属されたら、目標を立てたり、売り上げの管理などをするうえで数字を扱うことになるが、その点はどのように考えていますか。
数字を管理することについては、抵抗感はなく、むしろ好きなほうだと思っています。私が現在力を入れて取り組んでいるカフェでのアルバイト先には、POSシステムが導入されており、数字を活用して取り組みを行っています。日々変化する売り上げや客層、売れ筋商品などのデータをPOSシステムで収集し、現状の課題を洗い出し、対策を考え、実際にオペレーションに生かしていくことに楽しさを見出し、自発的に取り組んでいます。
御社の業務に含まれる目標設定や売り上げの管理などにおいては、数字を管理することは客観的にみても納得が出来るようにするために必要なことであると考えています。加えて、数字に表れない事柄へのアプローチも欠かさずやっていきたいと考えています。
入社後にこんなことをやってみたいという考えがあれば聞かせてください。
御社の一番の強みは、膨大な金融情報をリソースとして、それらを掛け合わせて付加価値をもたらした情報やサービスを提供できるところだと私は考えています。一昔前に比べれば、インターネットの発達と普及により人々は無料で情報を簡単に得ることができるようになりました。しかし、情報が氾濫する現代だからこそ、正確な情報を提供することにより価値があるのではないかと思っています。このような理由から、企業向けのサービスが中心の御社には、対消費者向けのサービスを作り出すチャンスがあるのではないかと考えています。プロ向けのコンテンツのノウハウを生かして若年層や投資のビギナー向けのサービスを開発すれば、新たな層へアプローチするきっかけになると思います。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内々定を2019年2月の中旬にいただき、3月に直接会って面談をする機会を設けていただいた。その際に、現在の他社の就活の状況や、現段階でQUICKにどの程度の志望度があるのかを本音で話した。「QUICKへの志望度は高いが、インターンに参加し、ぜひ本選考に参加してほしいと声がかかっているメーカーなどの選考を受けてみようと思っている」と正直に話すと、納得いくまで就活を続けてくださいと言われた。5月下旬ごろには他社の選考も終わっているだろうから、その時期までに結論を出していただけたらかまわないと言われた。
内定に必要なことは何だと思うか
私はインターンへの招待が某就活ナビサイトから届いたことがきっかけでQUICKを知り、インターンに参加し、本選考を受けて、内々定をいただくに至った。しかし、日経グループだからという理由で受ける関東圏の学生がエントリー数の一定の割合を占めていると人事担当者から聞いた。その中でしっかりとした志望動機やQUICKに対しての自分なりの想いや考えを伝えることができれば評価してもらえるのではないかと思った。選考の過程で、選考の内容に関するフィードバックをSkype上でしていただけるので、じっくり関係性を築いていきたいというタイプの学生には向いていると感じた。学歴に関する意識などを感じることはなく、温厚な雰囲気の社員の方が非常に多いと感じた。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
就職活動においては、エントリーシートや面接などで、自分の考えを伝える場面が非常に多い。そのなかで、たとえ完璧でなくて多少の間違いがあったとしても、自分なりの考えを言葉にできることが重要だと思う。また、個々のエピソードにおける行動に至った理由をしっかり説明できることも重要だと思う。私の多少失敗があっても、不安なそぶりをできるだけ見せずにリカバリーしようとする姿勢も評価されたのではないかと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
インターンに参加すると1月ごろから選考が開始される。インターンの評価が選考に関係しているとは感じなかった。しかし、就活解禁後の本選考だと応募者の分母がふえてしまうので、分母が少ないインターン選考だとより早く選考が進むし、社員面談などを丁寧に行ってくれるので志望する学生は可能であればインターンに参加したほうが良い。
内定後、社員や人事からのフォロー
私の住む場所が遠方で、わざわざ東京に来てもらうのも手間をかけるから、という理由で、出張の合間を縫って面談をするために来てくれた。東京に来る機会があるときには社員とランチをする機会を作ってくれたので、コミュニケーションが取れた。
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QUICKの 会社情報
会社名 | 株式会社QUICK |
---|---|
フリガナ | クイック |
設立日 | 1971年10月 |
資本金 | 6億6000万円 |
従業員数 | 684人 |
売上高 | 330億2200万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 髙見信三 |
本社所在地 | 〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町7番1号 |
電話番号 | 03-6733-0919 |
URL | https://corporate.quick.co.jp/ |
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