私が「大学時代に目標を持って取り組んだこと」は、70人以上在籍する野球部に所属し、副将としてチームの目標達成に貢献したことです。その中で、チームの目標達成には個々の技術だけでなく、チーム全員が同じ目標を共有していることが重要であると感じました。
入部した当初、最も感じたのが選手それぞれのモチベーションの差でした。大学でも続けることもあり、それぞれ個々の技術力は高かったのですが、「さらに技術力を伸ばしたい」「リーグ優勝したい」と高い意識を掲げる人もいれば、入る部活やサークルが特になく、なんとなく入部した人もいました。それでも、チームの目標は「リーグ優勝」というのを掲げていました。
しかし、その目標がチーム全員に行き渡っておらず、またそれぞれ野球を続ける理由も異なり、チーム内でモチベーションの差が生じて、練習や試合で期待している結果は得ることができませんでした。だからといって、モチベーションがない人たちにチームの目標に合わせるように説得することは難しいことです。
そこで私は、チーム内のモチベーションを上げるために、練習で科学的な分野でアプローチする野球というものをチームに共有し、野球に今まで以上に興味を持ってもらい、モチベーション上げを行いました。チーム内のモチベーションの差がなくなることで、徐々にチーム全員がチームの目標に改めて気づくことができ、練習、試合でも良い結果が得られるようになりました。
結果的に目標達成することができ、チームで進めていく中で、チーム全員が同じ目標を持つということが重要なことであると学びました。
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