【健康を支える革新】【19卒】三笠製薬の品質保証職の本選考体験記 No.5513（名城大学大学院/女性）（2018/9/10公開）

本屋で SPI の参考書を購入し、一通り解けるようにしておいた。

簡単な計算、性格診断

会社に入りたいという意欲を示すために、会社の製品や強みを話せたことが評価されたと思う。また、ただ物事に取り組むのではなく、目的意識をもって取り組めるひとかどうか見極めていた気がする。

部屋に入ったときはピリッとした雰囲気だったが、世間話をしてリラックスさせてくれた。本人の実績より人柄をみているようだった。

品質保証という仕事をどう認識していますか。また、これまでの経験で仕事に生かせると思うことはなんですか。

品質保証は、主に、不良品が出たときの対処にあたる仕事であると認識しています。ＭＲがお客さんからの要望や苦情を聞き、その対処を考えMRに伝えることが仕事の一部です。また、定期的に工場に出向き、製品が国に申請した材料や方法で本当に作られているか立ち入り検査することも大切な仕事の一つです。また、万が一製品の製造方法を変えざるを得ないときは、その方法を考え、国に申請し直すことも品質保証の仕事であると認識しています。
私は、実験では必ずポジティブな結果が出ても、本当にその結果が正しいのか確認するために、様々な条件を検討するように心がけていました。このように、一つの作業を様々な条件で確認することが体にしみついているので、現場でも、細かく検査することができると思います。

所属していた部活の規模はどのくらいでしたか。また役職についていましたか。

私は放送部に所属しており、部員は70人ほどで、ＯＢＯＧを含めると100人近くになる部活でした。私は、会計監査と合宿幹事を担当していました。会計監査では、年間の予算を考え、部員が快適にかつ無駄がないように使うように考えていました。これまで、部活では寸志のみで活動していましたが、より活動の幅を広げるために部費の制度を設立しました。また、合宿では企画から運営をほぼ一人でやり遂げました。全員に楽しんでもらえるように、アンケート結果を積極的に取り組むように心がけました。合宿中に台風が直撃し、観光が危ぶまれましたが、臨機応変に対応し、観光地を変更することができたので、最後まで部員に不満や不安を与えずに終えることができました。

自分の発現にちゃんと筋が通っているのか見られていた気がします。また、人への接し方を聞かれたので、社員の方が自分たちと一緒に働きたいかを最後に見極めていたと思います。
品質保証は個人戦ではないので、人と協力して目標をやり遂げたというエピソードが評価されたと思う。

最終面接だからといって重苦しい空気があるわけではなかった。一次面接と同様に、人事の方が世間話から始めてくださり緊張をほぐしてくれた

尊敬する人は誰ですか

高校時代の剣道部の顧問の先生です。「できるか、できないかではない。やるか、やらないかだ。」が先生の口癖であり、常に自分がもつ最大限の力を出せるようにするという指導方針でした。先生との稽古は先生から一本をとるまで終わることはありません。自分の体力が限界を突破するまで稽古が続くので、邪念が晴れるという極限状態を体が覚えていきました。その結果、知らず知らずのうちに歯止めをかけていた自分に打ち勝つことができるようになりました。それだけでなく、厳しい稽古を続けることで100回よけられても101回目で一本をとるという諦めない精神力も身に付きました。さらに、先生の口癖に感化されて、挑戦することに対して躊躇しなくなり、大学生になってからは、TOEICのスコアアップや学会発表に挑戦し、どちらも全力で取り組むことができました。社会人になった際も、恩師からの教えを忘れず、何事にも全力で挑戦していきたいです。

人と接するために気をつけていることはなんですか

人に合わせて態度や姿勢を変えないということです。年下だから、礼儀もそこそこに自分が好きなように話すこともしませんし、相手が年上だからといって媚を売ることもしません。研究室でも、バイト先でも、相手の話を聞き年上だから年下という偏見は持たないように心がけていました。具体的には、後輩の意見のほうが理に適っていると思えば、そちらの意見を採用しますし、教授が熱弁をしていても、理にかなっていない、他にいい方法があると判断した場合は、教授に納得してもらえるように説得をするようにしていました。このようなことを普段から心がけていたので、これまでに人間関係でトラブルを起こしたことはありません。社会人になってからもこの姿勢を貫いていきたいと思います。