【想像力を活かすシステム開発】【20卒】ノジマの冬インターン体験記（文系/システムエンジニア）No.4954（東京経済大学/女性）（2019/4/11公開）

もともとシステムエンジニアの仕事について興味を持っていたことが大きな理由です。合同企業説明会でブースに参加し、ちょうどインターンシップの参加募集をしていたことと、参加への選考等が特になかったので、参加を決意しました。

選考は特にありませんでしたが、会社のことについて知っておくと、より理解が深まると思ったので、会社の情報は、就活サイトやHP等で一通り目を通すようにはしました。

新たなシステム開発

1日目にやったこと

システム部門の説明を受けた後、グループごとに、新しいシステムを開発するとしたらどんなシステムを作りたいか、また、ノジマの商品を売るためにどのように活用できるかを話し合い、ノジマインフォテックの部長に発表を行った。

ノジマインフォテックの部長

USB

システムを考える上で、５W1Hを常に意識することで、実用性の高い提案をすることができると、社員の方からフィードバックをされたことです。誰に向けてのシステムかを認識することで、メリットの理解やそのシステム導入にかかる課題を把握できることが改めて理解できました。

グループワークで「新しいシステム開発」という抽象的なお題が出されるため、自由な発想ができる分、想像力が求められる点で苦労しました。自分の中で、こんなシステムがあったらいいなというイメージをもっておくと、話し合いの際にスムーズに意見交換ができると思います。

システムエンジニアは、プログラミングなどの技術的な能力だけが大事なのではなく、顧客の課題に対して最適な解決策を考える想像力や思考力が求められるということを実感しました。システム開発を行うとしても、顧客の要望を正確にとらえ、それに対する実用的な提案ができなければ、技術力があっても無駄になってしまうということが理解できたので、参考になりました。

会社の強みや弱みを把握しておくことがシステム提案の際に有効だと思います。どんなシステムをつくれば会社の強みを伸ばすことができて、弱みをカバーできるのかという視点を持っておくと質の高い提案ができると思います。

インターンシップ内容は、システム開発をグループ内で話し合い発表することがメインだったため、「システムエンジニア」の職種理解にはつながったのですが、自分がこの会社で働く姿を具体的に想像することはできませんでした。社員の方がグループワーク中に巡回してアドバイスをしてくれるのですが、普段の仕事内容について詳しく聞く時間がなかったので、そういった時間を設けてほしいと感じました。

インターンシップに参加した学生の多くが文系だったことから、技術力を基準に採用をしているわけではないと感じたためです。また、会社概要の説明を聞く中で、自分から主体的にグループのメンバーと関わっていく姿や、学ぶ意欲の有無を重視しているように感じたからです。

志望度が下がったわけではないのですが、職種理解はできても企業理解に直結しなかったことから、このインターンシップに参加したことがきっかけで企業に対する志望度が上がることはありませんでした。しかし、社員と会える機会でもあるので、インターンシップ参加後に個人的に疑問があれば質問をしておくと企業理解には役立つと思います。

インターンシップにも人事の方が来ているので、顔を覚えてもらえました。また、参加後に礼状を出したことで、返信が返ってきたことや選考の際にお礼を言われたことから、人への「印象」を大切にしていると感じたためです。

金融業界を主に視野に入れていました。会計の勉強に力を入れていたこともあり、お金を扱うなら銀行や地元の地方銀行に務めることで社会に貢献したいという気持ちを強く持っていました。具体的には、長野銀行や八十二銀行を志望していたため、短期インターンシップにも参加したのですが、グループワークなどを通してより多くの人の社会貢献をしたいという気持ちを抱くようになり、視野を広げようと考えていました。

IT業界は、多様な業界とつながることができ、その上で自らシステムをつくりあげ、新しい価値を提供できることに魅かれるようになりました。システムエンジニアの面白さというのも実感できたので、ITや通信業界を今は中心に見ています。その中でも、やはり大手だからこそ幅広い社会に影響が与えられると考え、NTTデータや富士通、NTT東日本などへの志望度が現在は高いです。