【未知の農業への挑戦】【22卒】クラギの夏インターン体験記（文系/総合職）No.14911（神戸市外国語大学/男性）（2021/5/24公開）

とにかくこの時期は就職活動を始めたばかりだったので、いろんな自分の興味をもったところを見てみたいと思っていた。昔から老後は農業などしてのんびり生活したいと思っていたので、農業について興味を持っており、マイナビで調べていたところこの企業に出会った。

このインターンシップは早い者勝ちだったので、参加しようと思ったらすぐに参加のボタンを押しました。ただ、事前に企業説明会動画を見ておく必要のみありました。

特にありませんが、マイナーな企業ではありますが、参加する学生の人数も10人ほどと非常に少なかったため、参加できる母数が少ないと感じました。

学生同士で二つのグループにわかれて、農業クイズに挑戦。仕事・企業理解を深めるようなものでした。

ざっと企業についておさらいをしたのちに、学生同士で二つのグループにわかれて、農業クイズに挑戦。その後質疑応答の時間も設けて頂きました。

実際に自分が働き出してからどのように農家の方々と関わるのか、どういった考えが必要なのかについて学ぶことが出来ました。

農業クイズを通して、農業を仕事にするとは、を理解する

1日目にやったこと

1日しかなかったためこの日のプログラムがすべてでしたが、野菜の分類についてなど、普段は意識しないようなことを学ぶことが出来ました。ただ、この企業でずっと長く働くというのはあまりイメージがわきませんでした。

カブの栽培キット（プランター、土、タネ、肥料）

常に気になったことがあれば質問ができるような環境であったと思います。参加してくださった方は企業説明会動画に出られていた方でもあったので、顔もすぐに覚えることが出来ました。

とくには大変だったことはありませんでしたが、なにぶん、参加する学生の大半が農業について何らかの知識があったため、興味本位で参加した自分は全くの無知で足を引っ張らないようにするのが大変でした。ただ、全体としては非常に楽しかったと記憶しております。

農業クイズを進めていく中で、景品が出ると言われていたため自然と一致団結していました。

農業を仕事にするということの理想と現実のギャップを見たような気がします。具体的には、農家さんの役に立って初めて利益が出るので、あまり自分が直接稼ぐ作業にかかわるかと言われればそうでもないということを知りました。また、学歴うんぬんよりも人柄が大切であると理解しました。

端的に言えばマーケティングの知識があれば、もう少し役に立てのかなと思います。農業クイズの中には、野菜に関する知識のみならず、簡単に販売戦略を立てるようなものもあったかと思いますので、数字という面からのアプローチが出来ればよかったと思います。

何かが決定的に足りないと思いました。１つは、これまで留学までして一生懸命自分のノウハウを蓄えてきたのに、それをいっこうに発揮する機会がないということにストレスを感じそうであった。2つ目は、あまり給料をもらえそうになかったことです。ですから、イメージできませんでした。

これまで喫茶店でのアルバイトの経験がありましたから、お年寄りの人を相手に仕事をするのは抵抗がないからです。また、学生時代に力を入れたことや自己PRでしっかりアピールできるエピソードがあるため、内定までたどり着くことができると感じました。実際はわかりませんが。

これは自分が働くイメージが出来なかったという理由が一番大きいです。これまで留学までして一生懸命自分のノウハウを蓄えてきたのに、それをいっこうに発揮する機会がないということにストレスを感じそうであったことと、あまり給料をもらえそうになかったことにストレスを感じそうでした。

かなり小さな企業であったため、こういったイベントに参加することで顔を覚えてもらうにはかなり有効であると感じたからです。また、実際に働くときのことをこのインターンシップでは知ることが出来たので、ある程度は現実を理解している状態で面接に臨めると思うからです。

こういった小さなところはやめておこうと思ったのと同時に、やはり自分にはグローバル展開というのが大きな点であると感じました。しかし、このインターンシップを受けたから農業をやめようと思うまでには至りませんでした。JA全農さんのインターンシップにもこの後参加しました。ただ、こういった小さな企業はなかなか自分の望む待遇などがもらえないと思いました。

こういう企業やビジネスモデルが世の中にあるのだなということを知ることが出来ただけでも大きな社会経験だったと思います。ただ、こういった仕事は、自分ではない誰かでも経験を積めば出来てしまいそうであることに、自分のなかではなかなか腹落ちしない点がありました。また、グローバルという点をこれまでは意識していなかった分、このインターンシップを通じてその価値を認識することになりました。