【22卒】ミキハウスの冬インターン体験記（文系/総合職）No.15202（神戸市外国語大学/男性）（2021/5/28公開）

同じグループになった学生とは、意見交流を行うため話す機会がありますが、ほかの学生とはありませんでした。

やはり一番の収穫だったのは、企業分析の仕方としてこのようなやり方があるのかということが学べたところです。当然、プログラムを通してミキハウスについて理解することも出来ましたが、それ以上に、汎用性の高いテクニックを身に着けられたような気がしました。

自分なりに一度、ミキハウスという企業を分析してみるのもいいのではないかと思います。グループワークや模範解答を見るだけでも勉強になると思います。

このインターンシップはすでにお分かりいただいているように働く自分というレベルにまで理解度を深められるものではありませんでした。ですので、企業分析の仕方は学ぶことが出来ましたし、ミキハウスについてよく知ることも出来ましたが、働く姿は正直分かりませんでした。

これは直感レベルの話になってしまい恐縮なのですが、インターンシップに参加したり社員の方と話すだけでもなんとなく「この人とあいそう」であったり、「この企業の雰囲気はしっくりくる」といったようなものが感じられると思います。それがミキハウスでは感じられなかったため、企業からしてみても自分は社風に合わないと感じられたのではないかと思います。

まず伝えておきたいのは、志望度が下がったということと、プログラムの内容が悪かったということはイコールではないです。上述した通り、私はこの企業のインターンシップに参加したことにより、なんとなく自分はこの企業では働いていそうにないという想いにかられたからです。理由は後述します。

有利になると言っても、ほんの少しだと思います。どの点が有利になるかというと、企業分析を行ったことにより、ミキハウスの強みだけでなく弱みや脅威となる存在などについても理解することができ、そのうえで自分を雇って頂ければこういう御社の弱みに対してアプローチできますという提案ができるからです。

インターンシップ参加後の社員や人事のフォロー、懇親会などはありませんでした。しかし、驚きだったのは、インターンシップに参加しただけなのに、後日自宅にボールペンとミキハウスの高品質ハンカチが送られてきました。ありがたかったです。

インターンシップに参加する前は、自分の中では、自社製品を持っているメーカーという業界と、グローバルに展開しているという二点の軸を中心に考えていました。そしてそれはこのプログラムに参加したところで変わりませんでした。さらに言えば、ミキハウスも中国展開などに力を入れているため、よりグローバルという視点がこれからの日本では大切になると感じました。

私が、この企業で働いている自分を想像できない、少し合わないかなと思った最大の理由が、人事の方々がまぶしすぎたという理由です。とにもかくにもどなたも常に笑顔でいらっしゃったため、逆に不安を覚えたというか、入社したらこんなにニコニコしないといけないのかななどと思ったことが自分との不一致を感じることになった所以です。