私は6歳の頃から料理やお菓子作りを始め、バレンタインや送別会などのイベント時は必ず毎年お菓子を作り家族や友達、先輩に渡しておりました。大学に入学してからは、さらにお菓子を作る頻度が増し、イベントに関係なく「これを作ってみたい!」と思ったらすぐに家に材料があるか確認し、そろっていれば作り始めてしまうほどお菓子作りが大好きになりました。お菓子作りが好きな方は他にもたくさんいらっしゃると思いますが、私はただレシピ通りに作るだけではなくレシピには載っていない材料を混ぜてみたり、配合を変えて作ることも行っております。例えば祖父母の健康を考え青汁粉末を使用したお菓子を作ってみたり、大学のティーパーティーイベントで提供するカップケーキを様々な配合で試作したりしました。今までで一番苦労したことはサクサク、ほろほろ食感のスコーンを作ることでした。まずはレシピ通りに作ってみるとしっとりとしたスコーンに仕上がったため、水分量が多いのではと考え、牛乳の量を減らして作ってみました。しかし減らしすぎると生地がまとまりづらく練りすぎにつながりずっしりとしたスコーンになってしまいました。次に手の温度でバターが溶けすぎてしまうのではと考え、定期的に水で手を冷やしたり保冷剤を敷くという対策を行いました。しかしそれでも目指したい食感にはならなかったため、食塩の量を変えてみたり生地を休ませる時間を長くしたり、様々な方法を組み合わせて7~8回程試作を行いようやく納得のいく食感に焼き上げることが出来ました。このように、自分の求めるものになるまで原因を探り対策を考え、何度も試して完成品に仕上げるという粘り強い精神のある私であれば貴社の既存商品の改良、また新商品開発に貢献できると考えております。
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