異動を任命された新規開校塾でアルバイトリーダーとして、目標である2年で在籍数100人達成に尽力したことだ。当時はスタッフ間の業務に対する意欲の差があり、目標に向かう姿勢を整えることが困難だった。私は、塾は接客業のため生徒と距離が近い大学生スタッフの評判が校舎の評判に直結すると考えた。そのため大学生スタッフの意識改革に注力した。私はスタッフに楽しく働いてもらうことが重要と考え、3つの施策をたてた。1つ目は全スタッフに得意な業務をヒアリングし、仕事を割り当てたことだ。まず各々が得意な業務に取り組んでもらうことで仕事に主体的に取り組む環境を作った。2つ目はマニュアル作成の協力を要請することだ。私は担当業務のマニュアルを作成してもらうよう促し、それをまとめて全体に共有した。こうして、全スタッフが担当外の業務に関しても理解ができ、主体的に動けるようになった。3つ目はグループワークの実施だ。会議にて課題が出る度に原因や解決策をグループで考えてもらい、意見を共有するようにした。このことにより担当外業務についても当事者意識を高めることが出来た。グループワークは評判がよく現在進行形で実施している。この結果スタッフの主体性が高まるとともに塾の評判が上がり、在籍数100人を達成することが出来た。この経験から1人1人が主体的に業務に取り組むことにより、組織の総合力を強化出来ることを学んだ。
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