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【報道の力で社会を変える】【19卒】朝日新聞社の一般記者の本選考体験記 No.6228(東北大学/女性)(2019/4/9公開)

株式会社朝日新聞社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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2019卒株式会社朝日新聞社のレポート

公開日:2019年4月9日

選考概要

年度
  • 2019年度
結果
  • 最終面接
職種
  • 一般記者

投稿者

大学
  • 東北大学
インターン
  • 未登録
内定先
  • ロイヤルホールディングス
  • 新日本法規出版
  • 東日本放送
  • 新潟日報社
入社予定
  • 新潟日報社

選考フロー

企業研究

当たり前のことですが、紙面を読み込み他紙(私は毎日新聞を購読していました)との違いを認識するようにしました。読んでいるうちに朝日新聞が力を入れている分野やおおまかな紙面の方向性が分かるようになります。また、新聞記者という職種を希望する場合はなぜこの会社かという前に、なぜ新聞記者になりたいのかを明確にする必要があります。全国紙や地方紙など新聞社は数多くありますが、基本的に新聞に求められる役割は同一のものだと思います。自分なりに新聞が果たすべき役割を考え、その中で自分がどういう記者として貢献したいかを考えることが重要です。最近は新聞社やメディアの役割について書かれた本や、新聞記者が書いた本が手に取りやすい金額で多く出版されています。そういった本を読み志望動機に組み込むことができると効果的です。私は「新聞社崩壊」「新聞記者」「我拗ね者として生涯を閉ず」といった新聞社で働く人物の著作や、中東問題・人種差別問題などを取り扱った文献、実際のスクープについて取材活動などがまとめられた本をを幅広く読むことで見識を広めるように努めました。実際に面接官をされる方もそうした本を読んでいる場合が多いので、読書の時間をとるのは難しいかもしれませんが面接の話のネタにもなるのでおすすめします。

志望動機

まずは新聞記者になりたい理由を話しました。私は父親が同業だったため、父の仕事ぶりに影響を受けたという話をメインで話しました。そのうえで自分の経験を組み込み話すことが多かったです。具体的には旧優生保護法に関する一連の訴訟問題について取り上げました。私は大学で日本史系の研究室に所属しており、先述の訴訟問題が起きる少し前に戦後家族史について発表しその中で旧優生保護法についてまとめたことがありました。当時は周りの学生のほとんどが旧優生保護法がどういった内容のものなのかを認識しておらず、私自身もその発表を通して初めて認識した程度でした。しかし訴訟が始まり新聞やテレビで報道が始まると、少し前まで専門的な勉強をしている人間しか認識していなかったような問題が一気に全国的な知名度を持つようになりました。これは報道が持つ力をまさに象徴しています。ありふれた言葉ですが、声なき声を上げる人々の声を代弁し、社会の動きを変える力を報道は持っています。そのことを身をもって実感し、その責任を自分も担いたいと強く思ったことを志望理由にあげました。

インターン

実施時期
2017年12月

独自の選考 通過

実施時期
2018年02月
通知方法
電話
通知期間
1週間以上

選考形式

各種イベント

選考の具体的な内容

インターン選考に落ちてしまい参加できなかった人向けの、ESの書き方や面接の対策講座のようなものでした。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2018年03月

WEBテスト 通過

実施時期
2018年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

書店でSPIの教材を買い勉強しました。言語分野は得意だったので特別な対策はせず、非言語分野の計算問題だけ教材を使い何度か勉強しました。

WEBテストの内容・科目

言語・非言語・英語・性格診断

1次面接 通過

実施時期
2018年03月
形式
学生1 面接官2
面接時間
10分
面接官の肩書
不明
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

笑顔ではきはきと、入社後にしっかり記者として取材相手とコミュニケーションをとれることが伝わるようにしました。一次面接ではコミュニケーションがとれるかを重視されていると感じました。

面接の雰囲気

中堅の記者の方だったように記憶しています。男性一名女性一名でした。穏やかでリラックスできる雰囲気でした。質問内容は後半は一般的なものでしたが、前半はどういう意図の質問かわかりかねる独特なものがいくつかありました。

1次面接で聞かれた質問と回答

7と18ならどちらの数字が好きですか。アルバイトをしていて困ったことを教えてください。

18です。私は生年月日が平成八年八月〇日で8という数字がたくさん入っています。そのため数字を選ぶときはいつも8が入っているものから選ぶようにしています。
アルバイトをしているホテルで、イベントのある土曜日に誕生日のサプライズをしたいから部屋を飾り付けてほしいというお客様からお電話をいただいたことがあります。とても人気のあるアーティストのライブが行われる日で、当日は荷物の預かり、部屋入れ、チェックインが同じような時間に集中することから人手が足りなくなることが予想されました。通常は部屋の飾りつけを承る場合は飾りだけお持ちいただいてスタッフが2人でそれらをスタッフのセンスで飾っていました。しかし当日にそれではほかの業務に支障が出ると判断したため、お客様に事前に飾りとそれをどのように飾ってほしいかのデザインを教えていただき、スタッフ1人でも素早く飾りつけを終えらえれるように工夫しました。お客様の要望にできるかぎり答えることができるように、臨機応変な対応をすることの重要性と難しい状況でも工夫して仕事をやり遂げることを学びました。

若い人に新聞を読んでもらうためにはどうすればいいか

私は新聞の大きさが若い読者を遠ざけていると考えています。電車やバスの中で読むときは器用に折りたたむ必要がありますが、私自身それだとすこし読みづらいと感じることがあります。かといって広げて読むのは周りのお客さんの迷惑になってしまいます。そこで、雑誌くらいの大きさにすれば読みやすくなるのではと思います。オンラインサービスの開発と一緒に進めることで、大事なニュースだけをよりすぐってコンパクトな紙面にまとめ、紙面にのらないニュースはオンラインで読めるようにすれば両方の利用者が増える結果になるはずだからです。私自身は大きな紙面に愛着もあるので、朝刊は今まで通りの紙面で発行し夕刊からコンパクトサイズに変えてみるのもいいかもしれません。

筆記試験 通過

実施時期
2018年03月
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

筆記試験対策で行ったこと

例年の作文試験のお題を調べ、試験と同じ時間で作文を書いた。想像以上に時間は短かいと感じた。書きたい語句の漢字が分からないことがないように漢字の勉強をした。

筆記試験の内容・科目

作文試験。たしか60分で原稿用紙2枚を書いた。お題は試験の直前に発表される。

2次面接 通過

実施時期
2018年03月
形式
学生1 面接官2
面接時間
20分
面接官の肩書
デスク
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

新聞記者という職業に対する熱意と、どれだけ新聞記者になるために勉強してきたのかが見られたと感じた。こういった本を読んで、という話をすると面接官の反応が変わったように感じた。

面接の雰囲気

2名とも男性だったが、穏やかな雰囲気で話しやすかった。一次面接よりは突っ込んだ内容の話が多かったが、雑談のような雰囲気だった。

2次面接で聞かれた質問と回答

地元の市政や県政などで気になるところ。

私の住んでいるところは車の運転が荒いと言われています。私自身、前の車がなかなか進まないときはクラクションを鳴らしていいものだと自動車学校に通うまで思っていました。実際ものすごいスピードで一般車道を走る車や、赤信号なのにスピードを出して突っ切るタクシーをよく見かけます。パトカーや警察官をよく街で見かけますが、車の取り締まりをしているところはあまり見かけません。同様に自転車の走行マナーもかなりひどく、車道を走るべきなのに歩道を我が物顔で走行し歩行者に迷惑をかけている自転車も多いです。しかし、これも車同様にあまり取り締まりされていません。自動車事故や自転車と歩行者の衝突事故は人命にかかわる重大なものです。私は記者になったら警察担当として、こういった車や自転車マナーに関しての注意喚起や警察の取り組みを詳しく取材して安全な交通を促したいです。

逆質問:どういった新人と働きたいですか。

素直で行動力のある人間と働きたい。署名記事を書く以上は批判を受けることもあるし、取材相手から抗議を受けることもある。そういったときに頑なな態度でいる記者は成長しない。批判をしっかり受け止められる素直さが必要。そして昔ほどではないが、やはり新人記者の記事はデスクにたくさん直される。そのときに落ち込んで終わってしまうのではなく、受け止めて修正するバイタリティも大切。そして気になることにすぐ反応できる行動力も必要。最初の内は自分の好きなことだけ取材することはできないけど、アンテナを張っていつでも動き出せるようにすることはいざというときにとても役に立つ。勉強しつづける姿勢。慢心しないで常に学び続けるという姿勢。

最終面接 落選

実施時期
2018年04月
形式
学生1 面接官8
面接時間
20分
面接官の肩書
部長
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

面接開始数分で、もう落ちるなという感触があった。記者としての素養うんぬんではなく、朝日新聞社の社風に合う人間であるかを見られているように感じた。

面接の雰囲気

一次、二次とは全く異なり非常に緊張感があり厳しい雰囲気。正直雰囲気に圧倒されてしまいほとんど言いたいことを話せなかった。想像以上に圧倒される空気であることを覚えておいたほうが良い。

最終面接で聞かれた質問と回答

知らない土地に赴任することに不安はないですか

父親が転勤する仕事でいままで国内に限らず海外でも生活したことがあるが、いつもすぐになじむことができたので不安は感じていないと答えた。しかし面接官がそれだけ?という顔をしていたような気がしてとっさに「西の地域に住んだことがないので、もし関西地方などに赴任した場合はすこし言葉が不安かもしれません。」と言ってしまった。今考えると不安がある人間を採用したい企業はあるはずがないので、不安がないことを強調するエピソードを追加で話すか、すでに話した内容で終わらせるべきだったと思う。一貫して父親の影響や父親を通した自分の経験ばかり話してしまったので、自分独自の経験からどう考えているのかを話すべきだったと感じる。

森友学園問題について、今あなたの目の前に安部昭恵夫人がいるとして一つだけ質問できるとしたら何を聞きますか。

朝日新聞の最終面接では近年必ずこの模擬取材の質問が出ると聞いていたが、朝日新聞のスクープにも限らずあまり森友学園問題について勉強していなかったことと模擬取材のイメージをしていなかったことから、「少し考える時間を下さい」と言ってから1分ほど何も答えられなかった。今でもどう回答したのかははっきり覚えていないが、「首相夫人という肩書で面会した以上自分の発言に政治的影響が含まれるとは思わなかったのか」のような浅い質問しかできなかったように記憶している。この質問の前に森友学園問題の現在までの概要と現在何が問題となっているかの分かりやすい説明も求められた。やはりその会社が力を入れている取材テーマについてはしっかり自分の意見を持ち、雰囲気に気おされず堂々とふるまうことが必要だと感じた。

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朝日新聞社の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社朝日新聞社
フリガナ アサヒシンブンシャ
設立日 1879年1月
資本金 6億5000万円
従業員数 3,827人
※男性3025人、女性802人 (2024年4月現在)
売上高 2691億1600万円
※2024年3月期連結
決算月 3月
代表者 角田 克
本社所在地 〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島2丁目3番18号
平均年齢 46.8歳
平均給与 1147万8034円
※2024年3月31日時点
電話番号 06-6231-0131
URL https://www.asahi.com/corporate/
採用URL https://www.asahishimbun-saiyou.com/
NOKIZAL ID: 1130675

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