【未来を拓くエネルギー】【23卒】大阪ガスの冬インターン体験記（理系/現場体験型インターンシップ）No.25355（非公開/男性）（2022/5/10公開）

エネルギーに関わる仕事がしたく、その中で大阪ガスに興味を持っており志望度が高かった。また内定者の大半はインターン参加者だと知っていたため、インターン参加が内定を得るためのファーストステップだと考えていた。

ONE CAREERなどで過去の体験談を調べた(実際に似たような質問をされた)。また説明会に参加して情報収集を行い、ESや面接時の材料を増やした。

同業他社の選考は受けていないため比較はできない。ただ人物像は重視されているように感じた。私の場合インターン面接の後日談として、研究の取り組み方や性格が受け入れ先に合っていると判断されたらしい。

部署ごとの事業紹介、複数回のグループワーク、複数回の懇親会

全体の参加者は60名程度で、受け入れ部署ごとの定員は2~8名程度、受け入れ部署のみ・部全体・参加者全体でのワークがあった。Zoomを用いて実施され、共有ドライブなどを用いて資料作成などを行った。発表は複数回あったが、最終日の人事部ワーク以外は選考要素が無いと言っていた。部署によって懇親会のラフさには差があったらしい。

受け入れ先部署やエンジニアリング部の業務領域や実施方法について知った。また新規ビジネスを考える際に必要なフレームワークや、大切な視点について学んだ。

テーマ名：脱炭素に向けたCO2フリー水素製造の新規プロセス開発実習

前半にやったこと

1日目
1人1分程度の自己紹介、今後の流れの説明
2日目
エンジニアリング部全体での事業紹介
3日目
受け入れ部署ごとの詳細な事業紹介とワーク、懇親会

後半にやったこと

4日目
部署のワーク発表。エンジニアリング部でのワーク
5日目
エンジニアリング部のワーク発表、懇親会
6日目
部署ごとに実施内容の発表。人事部ワーク、懇親会

最終日に選考要素のある人事ワークがあり、部長から若手まで様々。

簡単な贈り物があったらしい。選考には関係が無いと思われる。優勝特典ではないが、最終日のワークで優秀だとみなされた人にはリクルーターが付き、早期に選考が行われる。

受け入れ先部署のワークでは入社1年目の社員さん2人がつきっきりでサポートしてくれた。また懇親会ではあまり大きな声で言えないような情報を教えてくれた。基本的に聞けば何でも教えてくれる印象だった。エンジニアリング部のワークでは入社5年目の社員さんがサポートしてくれた。その際にフレームワークの考えなどを教えてくれた。

ワークの内容が難しく、インターンの時間外に学生だけで作業するなど3~5日目は寝不足だった。学生が基本的に優秀なので、置いてけぼりにされないように努めた。懇親会の時間が多く設けられているので、予め質問を用意しようと思ったが、ワークに時間を割かれてしまい、あまり余裕がなかった。

受け入れ部署とエンジニアリング部のワークは4人、人事部のワークは6人で協力して取り組んだ。お互いの就活状況を話し合うなど、刺激的なことが多かった。

事業部の業務内容を詳細に知ることができた。一番の収穫は社員さんの雰囲気を知れたことで、受け入れ先部署はほぼ全員、エンジニアリング部では各部署2人ほど関わることができた。そして年収など聞きにくい内容を聞くことができた。また優秀な学生と関わることができ、とても刺激になった。

ワークの進め方やフレームワークなど、グループワークに関する準備をしておくとワークを有利に進められたと思う。また受け入れ先の事業内容に関する知識を入れておくとより理解が深まると思う。

実際の社員さんのスケジュールを知ることができたので、イメージがしやすかった。また社外の打ち合わせや日々の実験業務、現場での作業など様々な情報を事業説明や懇親会を通して知ることができたことが大きい。年代や部署も様々で情報の母数が多いことも理由に挙げられる。

選考要素のある人事部ワークで自分の良さを出すことができたため。多くの人がアピールをしたがるので、一歩引いて必要な役割を立ち回ることが大事だと感じた。また受け入れ先部署の中では知識面などで目立つことができていると感じていたため。実際にリクルーターが付いたのは受け入れ先4人中私だけだった。

参加した部署の事業内容や業務内容に魅力を感じた点が大きい。次に社員さんや参加したインターン生の雰囲気が好きで、この人たちと仕事をしたいと思った。最後に待遇面で給料が想像よりも良かったことや、ワークライフバランスが取れていることに魅力を感じた。

毎年内定者の9割がインターン参加者だということを聞いており、実際に社員さんのほとんどがインターンに参加していた。6日間を通して全日ではないが評価される機会があるため、通常の選考よりも有利になると思う。

エネルギーに関わる仕事がしたく、電力ガス会社、プラントエンジ会社、重工系メーカー、重電系メーカーなどを見ていた。ただ電力ガス会社のように使い手としてエネルギーに関わるのか、プラントエンジ会社のように技術を活用した作り手になるか、メーカーのような根本的な技術の売り手になるかどれが一番自分に合っているかわからなかった。

社員さんのサポートが厚く、仕事に対して真剣な人が多かったため、一緒に働きたい気持ちが強まり志望度は上がった。また自分自身のエネルギーへの関わり方として、メーカーのようにコアな技術を扱うよりも電力ガス会社のように使い手として全体に関わるほうが好きだということに気づいた。そして大阪ガスであれば個人の裁量権が大きくやりがいがあると感じた。