小学4年生の時に、友人に誘ってもらった英会話教室に通い始め、英語の楽しさを知り、留学や英語学を学ぶきっかけになりました。中学時代に出会った英語の恩師の「勉強だけ出来ればいいのではない、厚みのある人間になれ」という言葉は、今でも私の生き方の指針となっています。また、中学時代、完璧主義であろうとする私に、数学の恩師に「弱さも含めて、あなたがある」と言われ、救われたことを今でも覚えています。高校は、人生で一番の挫折ともいえる浪人時代も経験しました。当初は現実を受け入れられませんでしたが、自分と向き合う時間を経て、学ぶことの楽しさや意義を改めて見つめ直すターニングポイントとなりました。浪人は「失敗」ではなく、未来の自分への投資であると気付き、それ以来、スティーブ・ジョブス氏の「点は線になる」という言葉が座右の銘になりました。また、この経験が、失敗を恐れずに積極的に挑戦する私の一面を作り上げてくれたと考えています。大学では、交換留学でイギリスに半年滞在しており、慣れない土地で初めての一人暮らしに挑戦しました。言語の壁や文化の違いに辟易し、今までに感じたことのない孤独を味わい、当初は挫ける寸前でした。しかし、ある日ルームメイトが、私の部屋のドアに“Join us if you want!”というメモを貼り、寮内のバーへ私を誘ってくれました。このメモが私を勇気付けてくれ、それ以来、言語の壁を恐れず、積極的に英語でコミュニケーションを取れるようになりました。
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