一般財団法人公園財団の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒一般財団法人公園財団のレポート
公開日:2020年2月13日
選考概要
- 年度
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- 2020年度
- 結果
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- 内定入社
- 職種
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- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
説明会では質疑応答の機会もあり、HPや財団案内(同日配布される)に書いてないようなことも聞くことができ、財団を知る(企業研究)のに役立つ。選考前は説明会のメモや財団案内、HP(主に理事長挨拶、事業内容、定款にあるIR情報や事業計画書)を熟読してから臨んだ。選考で問われることはなかったが、財団で管理している「都市公園」の定義や財団が発表しているスローガンは理解しておくべきだと感じる。志望動機では、主に入団後どういった部門で活躍し、どのような能力を活かしたいか考えを述べることが大事と感じた。また、ESには管理している公園を訪ねた感想が問われるが、実際公園に足を運び、長所や短所、独自の取り組みなどを観察しておく必要があると感じた。
志望動機
日本の都市公園を全ての方に満足して頂ける公園として発展し続けていきたく考え、貴財団を志望致します。貴財団は管理にとどまらずサービス向上やイベントの企画・運営・PRなど事業フィールドが広く、社会の変化への対応にも心がけておられ、貴財団ならば公園に対し全ての方に満足して頂ける付加価値を与え、発信していくことができると考えております。入団後は英語力を活かし海外の広報展開に携わり、日本の公園の魅力を発信していきたいと共に、幅広い活躍フィールドに積極的になっていくことで、貴財団に貢献していきたいと考えております。
※ESは手書きで、特に字数制限はなし。入団後何をしたいか・強みをどう活かしたいか意識して書いた。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2019年09月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年09月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
学生時代力を入れたこと、ゼミの内容、自己PR、志望動機、訪れた公園とその感想
ES対策で行ったこと
9月中旬提出で、ESから本格的な選考が始まる。9月開始とかなり遅め。志望動機は、入団後の展望も踏まえつつ素直に書いた。訪れた公園は(独自性が出るようにも意識し)肥後細川庭園について書いた。
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2019年10月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
筆記試験対策で行ったこと
時事用語や社会問題に関する知識と考え、公園でどう活かすかが問われるため、常に世の中視点を持ち、意見を述べられるようにしておく必要があると感じた。
筆記試験の内容・科目
指定された2つのテーマ(「公園とバリアフリー」、「公園とSDGs」であった)から1つ選んで書く論文試験。字数制限は特になし(1枚分は埋めた方が良いと思われる)で、時間は50分で短く感じた。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年10月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 10分
- 面接官の肩書
- 人事部長・年配職員
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
1次では志望動機や公園に関することはあまりっ深く聞かれず、基本的にESの深堀だった。聞かれたことに対して筋の通った答えをすれば大丈夫であった。
面接の雰囲気
筆記試験と同日に1次面接が行われる。面接官4人対学生1人で、厳やかな雰囲気。苦手に感じる人も多いかもしれない。
1次面接で聞かれた質問と回答
自己PR、(アルバイト先のCS評価向上に努力したと答えたところ)以前はどれくらいの順位で、どれくらいの規模の店舗なのか
私はチーム内で課題を発見し、解決・改善に向け全力でバックアップしていくことができます。
私がアルバイトさせて頂いている○○において、店舗の顧客満足度(CS)アンケートにおいて50点程と低評価となってしまったことがあり、周辺と相談し合った結果、売り場でのあいさつの少なさが課題と考えました。それから私は周囲に挨拶を徹底するよう呼びかけ、自身も常に売り場での作業中の挨拶や挨拶の復唱を試みました。結果、CS評価を70点越えに向上させることができ、社員の方からも普段の積極性を評価頂けました。この経験を通じ、基本を重視していくことの大切さと大変さを学んだと共に、社会人となってもチームの活力向上に努力していきたいと考えております。
従業員は全部で30人前後で、この部屋(面接会場)の2.5倍程の広さの店舗です。
平均以下であった順位を今では平均以上の立ち位置にキープできております。
体力に自信はあるか・ゼミで技術革新について学んでいるようだが、公園でどう活かせると思うか
全国様々な所へキャンプに行く○○(サークル名)というサークルに所属しております。サークルでは自分たちでテントを立てキャンプをすることで、生活能力・団結力を高めることができたと感じております。キャンプを行っていたこともあり、体力には自信があります。
私が公園において技術革新が活かせると考えているのは2点あります。1つ目は、IC技術を導入した設備の安全管理です。公園の設備にICチップなどを導入することで、安全・最先端の管理に役立てることができると考えております。2つ目は、将来的にはVRを用いた、屋外での体験価値提供型のイベント実施を考えております。
※逆質問の時間もあり、逆に私が技術革新に関連した公園の取り組みを聞いた所、園内のドローンでの監視、写真撮影などが行われているとのこと。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年11月
- 形式
- 学生1 面接官5
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 理事長・役員・人事部長
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
全体的に、特に深堀はされなかった。詰まってしまったところもあったが、筋の通った答えができれば問題ないと思われる。緊張感のある雰囲気だが、堂々と構えること。
面接の雰囲気
理事長もおられ、面接官5対学生1で厳かな雰囲気。1次面接と比べ会場も広めで面接官との距離もあったため、声のトーンや姿勢も意識する必要があった。
最終面接で聞かれた質問と回答
(メルボルンへの留学を経験したとESに書いた所)メルボルンはどうだったか、国際経済学の専攻を入団後どう活かせると思うか
メルボルンは自然と共生したまちづくりに州全体で取り組んでおり、街中に自然を十分に確保することで、人々の健康向上や環境保全に貢献したまちづくりを行なっていることもあり「世界一住みやすい街」という国際的な評価を得ている街です。メルボルンを訪れそのようなまちづくりに大いに感動したと共に、公園管理に対する関心も深まったと感じております。
国際経済学は公園管理に直結した専攻ではないと思いますが、入団後は公園管理に関する知識を深めていきたいとともに、(学んだ英語力を)海外への広報展開や、海外からのノウハウ取り入れなどの側面から活かしていきたいと考えております。
※入団後の展望も交えつつ素直に答えたが、「専攻・(ES等に書いた)強みをどう活かしたいか」は重要視されていると感じた。
昭和記念公園の利点と難点は何だと思うか
昭和記念公園の利点は2つあると考えております。一つ目は、都内最大級の敷地にプールや広場、日本庭園などを備えており、老若男女全ての方に満足して頂けるフィールドが広がっている点と考えております。2つ目は、広域避難場所にも指定されており、東日本大震災時には防災基地としても機能し、公園の防災基地としての役割のフロントランナーである点と感じております。難点としては、園内が広い一方で、地図などの案内が整備されていない箇所も多いと感じ、分かり辛い部分があると考えております。
※ESでは訪れた公園として肥後細川庭園について述べ、他に訪れたことのある公園はどこかと聞かれ昭和記念公園と答えたところ、上記の質問に至った。唐突な質問でかなり驚いた。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定後の拘束は特になし。内定承諾する場合は内定通知メールに返信した後、書類を提出する。12月に内定者懇親会がある。
内定に必要なことは何だと思うか
説明会では参加しないと聞けない話を聴け、質疑応答時間も設けられているため、なるだけメモをして選考に役立てるように。面接では堂々とした態度で筋の通った回答をすること、入団後の展望や自分の専攻をどう活かしたいか具体的にすること、世の中視点を持ちつつ、公園にどう活かしたいか考えておく必要がある。また、なるだけ多くの公園に足を運び、感動した部分や利点・難点と感じたところなどの「フィーリング」も重要と感じた。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
内定者の大学のレベルや専攻はバラバラ。一人ひとり違う専攻をどう入団後活かせるか、入団後の展望に具体性があることが特に重要で、内定者懇親会においても、入団後の展望がはっきりした学生が内定者にも多いように感じた。
内定したからこそ分かる選考の注意点
選考開始は9月から、内定が出るのは11月とかなり遅めなことは注意しておいたほうが良い。インターン・リクルーター面談等はなく、OBの方を探すのも難しいかもしれない。入団後のことではあるが、都市公園は都内には数か所しか存在しないため、地方配属になる可能性も高いとのこと。地方勤務に抵抗がある学生は注意しておいたほうが良いかもしれない。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者懇親会では中堅職員や若手職員から入団後の仕事内容について話を聴いたり気軽に質問することができ、入団後のイメージをつかむのに役立つ。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
入社を迷った企業
羽田空港サービス株式会社
迷った会社と比較して一般財団法人公園財団に入社を決めた理由
公園に関心があり、公園管理に携われる仕事自体が少ない中で、全国の公園管理という事業フィールドにおいて、イベントの企画や広報、調査教育まで非常に幅広い事業に携わることができるため、独自性や魅力を感じた。えるぼし認定や年間休日120日以上など、ワークライフバランスも整っている。また、内定者懇親会では、例えば公園の花壇のレイアウト考慮に携われるという話を伺うことができ、多くの方に憩いを与えることができる仕事と感じた。
一般財団法人公園財団の 会社情報
会社名 | 一般財団法人公園財団 |
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フリガナ | コウエンザイダン |
従業員数 | 847人 |
代表者 | 蓑茂壽太郎 |
本社所在地 | 〒112-0014 東京都文京区関口1丁目47番12号 |
URL | https://www.prfj.or.jp/ |