【家具愛好家の夢】【19卒】島忠の夏インターン体験記（文系/島忠 インターンシップ）No.1235（明治大学/男性）（2018/1/31公開）

小売の業界研究のつもりで行った。家具を見ることが好きだったため、自分もバイヤーになれるのではと思って気軽な気持ちで参加した。比較的早い時期に開催していたインターンシップだったので、早めに業界を絞っておきたかったことも理由の一つ。

選考はなかった。企業のHPからどんな事業をしているのかを事前に調べた。それとともに小売りのビジネスモデルもある程度理解してから臨んだ。またインターンシップ後ではあるが適性検査があったため、適性検査とは何なのかを調べた。

店舗Aの売り上げを売げるためにはどのような施策を行うべきか

1日目にやったこと

まず人間には4種類の人間がいるという自己分析のワークを行った。それから島忠の企業説明があり、グループワークが始まった。昼を挟んで発表があり、今後の夏のインターンシップの説明があって解散した。

人事が3人

なし

それぞれの班に「ここは『和気藹々チーム』」などといった風に、進め方によって名前を付けていた人事の方がいて面白かった。印象的といったところからいうと、どうやら若い人間の、SNSやITを使った意見が欲しいらしく、それらの類の意見の受けがいいのが印象的だった。

バックグラウンドが様々な人間が集まったため、ワークを前に進めるのが難しかった。いかに自分の知識を伝えるかということが中心になってしまった。また、エンド陳列などの言葉が一応紹介されたが、それらが実際にどのくらい売り上げに貢献するのか、今はそのエンドにはどんな商品が陳列されているのか等の細かい設定がなかったため、アイデア勝負みたいなところも大変だった。

家具の小売業界の現在の風潮がわかったこと。島忠の人がどんな人間を求めているかということがよく分かった。このインターンでは何かをインプットするというよりは、アウトプットをさせられるというものだったので、正直何かを得るために行きたいという人にはお勧めしない。学生の意見を聞きたいだけのインターンシップだったという感じがぬぐえない。逆に言えばどのような意見が受けるのか試せる場になるので、自分が確実にこの企業を受けるという人にはいいのかもしれない。

自分が持っている知識をうまく言語化する能力があればもっとスムーズにワークが進んだと思う。他の人が何を考えているのかを上手に聞き出しグループワークを前に進める方法を知っていればもっといい案になったなと思った。

企業のことがわかるインターンシップ、実際の業務を体験できるインターンシップという感じではなかった。オフィスや売り場に行けるわけでもなかったので、会社の様子もよくわからなかった。自分の意見をアウトプットするだけのインターンだったので、本当に自分がここで働いていることを想像してみたい人はもう一つのインターンに参加することを勧める。

参加していた学生のレベルが高くなかったので、受かりに行こうと思えばいくらでも間に合うと思った。また人事や企業が求めていることがわかりやすかったため、その点を押さえてESや面接対策を行えば何も心配ないと思った。最初からマーケティングができる人間というより、若い感性を持った人間を欲しているようだった。

学生に情報を与え、学生が全力でそれにアウトプットを返すといったインターンシップではなかったため、きっと入ってもこんな感じで大切にはされないのかなと思ってしまった。また、自分が島忠で働き続けることをイメージできなかった。もっと幅広くたくさんの顧客と関わりたいなと思ったから。

インターン参加者限定の説明会に招待されたから。私は本選考を受けないと決めたため行かなかったが、参加者は早期選考が受けられると考えてよい。また、実際に売り場へ行くタイプのインターンにも参加した人はその経験から語れることも多いと思った。

人の問題を解決したり、人と人をつなげる企業が良いなと思っていたので、出版、広告、人材などを見ていた。一番行きたいと思っていた企業はオリエンタルランドだった。島忠のインターンに参加してみたのはお客様の笑顔と直接かかわり、日々の生活の問題を解決する企業であるため、自分にはあっているんじゃないかと思ったから。

どうやら自分はモノを通じて顧客の問題を解決したり、日々の生活を豊かにすることに興味が持てないということがわかった。モノを通じてということになってしまうと、どうしても「売る」ことに主眼を置いてしまい、本当に顧客のことを考えている気になりにくいことが原因だと思える。それよりは自分で解決方法から考えだす仕事の方が向いていると意識できた。