20卒 本選考ES
記者職
20卒 | 早稲田大学 | 女性
-
Q.
これまで力を入れてきた事はなんですか。あなたのアピールポイントを自由に書いてください
-
A.
探求心と「とりあえず行ってみる」精神は誰にも負けない。大学三年の冬、中国ハルビンへ旅行に行った。そこで見たパワフルな中国に魅了され、中国で短期間でもいいから暮らしてみたいと思った。もともとあった満州国への興味から中国〇〇大学に留学しようと思ったが、母校とは交換留学の提携がない。ダメ元で行きたい大学に直接メールしたところ、個人留学を受け入れてもらった。留学中は非公開の史跡をどうしても見たかったので、警備員に交渉して特別に参観させてもらったこともある。また、北朝鮮、ロシア、モンゴル、ミャンマーとの国境地帯や新疆ウイグル自治区も訪問した。道中で軍人に職務質問やスマホチェックをされたこともあったが、逆に彼らと仲良くなって近所でおススメの食堂を教えてもらった。 上記のような探究心と何かに興味を持ったら「とりあえず行ってみる」精神、そしてそれを実現するための交渉力は、ひるむことなく取材に飛び込み、収穫があるまで粘る記者になるために役に立つだろう。 続きを読む
-
Q.
読売新聞の記者として取り組みたいこと
-
A.
貴社の紙面は特定の読者層に偏らず、「地球を読む」「就活ON」「はじまり考」など、全世代が知的好奇心を満たせる工夫が凝らしてある。そんな貴社に入社した暁には、社会部に所属し、事件現場を駆けずり回り、現場でおきていることをいち早く発信したい。社会部で扱う事件事故のニュースは、より身近な話題であり、一つのニュースで世の中を少しでも変える可能性が高いからだ。例えば交通事故のニュースによって高齢者の無理な運転の危険性を伝え、免許返納を促すことができる。一方、先日の池袋暴走事故に関して、世間では「上級国民だから「元院長」と報道されるのだ」という過激な批判が飛び交っていた。そんな中貴社は自社の見解とともに新聞各紙に取材を行い、加害者の呼称問題について丁寧に解説していた。社会部で扱うニュースは、読者への影響力が高い。そのことを理解した上で世の中の批判を受け止め、冷静な対応をした貴社で、人々の役に立つような正確なニュースを提供したい。 社会部の他には、語学力を活かして外信部でに所属し、中国のいい面・悪い面を両方伝えたい。渡航前に持っていた「ハイテク中国」のイメージと、現実の中国に齟齬を実感したからだ。もちろんスマホ決済や顔認証などの進んだ側面は多く、便利な社会だった。しかし、電子機器を使えない老人が何時間も切符売り場で並んでいたり、私にウイグル語を教えてくれたウイグル族の友人が「検閲されてるから、教わったことは絶対にネットに書かないで」と懇願してくるなど、手放しで賞賛できる社会ではない。「異国ログ」などを通して、このような中国のリアルな両側面を伝えたい。 続きを読む
-
Q.
最近印象に残った読売の記事、あなたに影響を与えた記事を教えてください。理由も書いてください
-
A.
2019/5/16「想う2019 日韓真の和解のために…元駐韓大使小倉和夫さん」「理解することは許容することと同じではない」この言葉が私の胸に刺さったのは、中国留学中に歴史問題を巡り韓国人の友人としばしば対立したからだ。私から見たら偏った視点で慰安婦や徴用工問題を語る友人に納得できないことも多かった。しかし、全て納得して受け入れる必要はなく、相手の主張を把握しておくことが大事なのだと小倉氏の意見を読んで痛感した。一方、記事の最後に「日韓関係修復は朝鮮半島統一の時がチャンス」だと書かれていることが気になる。南北統一をした場合、両国は共通のアイデンティティを求め、植民地時代の記憶がより強く利用されると私は考えている。なぜチャンスなのか掘り下げてほしいと物足りなく思ったが、日韓関係について自分で本を読み学ぼうと思ういいきっかけになった。 続きを読む