【20卒】さなるの冬インターン体験記（文系/総合職、一般職）No.5805（武蔵大学/女性）（2019/4/17公開）

社員の雰囲気を知れたこと、模擬授業を受けられたことが良かった。社員は基本明るく大きな声で話す人が多い、というよりそれが習慣づけられている印象を受けた。模擬授業では社員が実際に教室で使われている電子黒板を用いて社会の授業をしてくれた。確かに映像などによって視覚的にもわかりやすく、語り口も興味を惹かれるような話の進め方だったためこれなら生徒も楽しく受けられるだろうと感じた。

プレゼン能力を重視しているようなので、志望度が高いのならプレゼンのコツを勉強しておけば発表で社員の印象に残れると思った。また、教育業界の問題について少し調べておくとディスカッションでもっと発言ができたと思う。東海の地元トークが時折入るため、少しでも知識があると役員と話が合うのではないかと思った。

企業説明と発表、役員の講話がメインだったため講師職についてのイメージはあまり湧かなかった。生徒からどのように感謝された実績があるか、どのような制度で生徒をサポートしているかはよくわかったが、実際授業をどのように進めているのかは入社してみないとわからなそうという印象だった。会社の雰囲気を知ること、事業や特徴を知ることを目的で行くのなら有意義な時間が過ごせると思う。

座談会もなく、発表者以外は個人が目立つようなものはなかったためあまり選考には関係ないと感じた。また、とにかく明るくて前向きな人、地元の人、役員に気に入られた人などが受かりそうだと感じた。私はあまり目立つタイプではなかったため内定には特に有利にならないと思った。

教育業界全体を盛り上げるための映像授業提供などの事業内容や、生徒の成績だけでなく将来の夢や学ぶ楽しさまでをサポートするという理念には共感できたし良い取り組みだと感じた。しかし役員が異様に熱意を込めて話をしている姿が少し怖いと感じてしまい、あまり志望度は上がらなかった。周りには感動して泣いている学生などもいたので、刺さる人には刺さるのだと思う。私には合っていなかった。

少し早い日程を案内されるだけで選考過程免除なども無いので、特に有利になる要素は感じられなかった。インターンシップで目立って印象に残っていれば有利に働くかもしれない。

面接日程は通常より少し早いものが全員に案内されたが、特に個別に連絡や接触は無かった。インターンの際にいた社員と選考担当の社員も違う人だった。

自分の好きな物に関わりたいという思いで出版や印刷、小売り、美術関連など特に分野は絞らずに見ていた。具体的には中小出版社や日販、トーハンの出版取次、凸版やタイヘイなどの印刷、美術館に関わることのできるサントリーパブリシティサービスなどである。また、福利厚生を重視しているのでどちらかというと大手企業を見ていたが、規模感としては500人前後が好みだった。

特に変化は無かった。アルバイト先の社員などを見ていても、教育業界の厳しさ、難しさは痛いほど感じていたため志望業界には入れていなかったし、今後も入れないつもりである。ただ、インターンに参加してみて、本当に熱意のある人には向いている職業だし、未来を担う子供達のためにも目指す価値のある業界だと感じた。塾ごとに方針や内情が違うためできる限りインターンには参加するべきだと思った。