【斜陽を打破！出版業界の魅力】【21卒】日販グループホールディングスの冬インターン体験記（文系/AUTUMN INTERNSHIP）No.10487（慶應義塾大学/女性）（2020/7/13公開）

出版業界については、斜陽であるイメージが先行し、知らないことが多かったので、実際に企業を訪ねてみたかった。また、出版業界では金融などと比べてインターンシップをしている企業も多くなかったので、貴重な機会であると考えたため。

選考はESのみだったので、特に深く考えずに思ったことを書いた。コースが比較的細かく設定されているので、自分の興味を明確にしておく必要があった。

仕事体感ワーク

1日目にやったこと

出版業界や日販グループについての概要説明、仕事体感グループワーク、いろいろな部署の先輩社員による直接の業務の紹介と、質疑応答。グループワークは6人1組くらいだった。

人事など

マスキングテープやクリアファイルなど

テーマとしてはBtoCのビジネスについてものだったので、他のチームと比べて、顧客とする年齢や性別などを考えられているかという観点を重視しているところを評価してもらえた。

こだわりをもつようなタイプの人が多かったので、意見がたくさん出たり、出た考えを追求できるところは良かったが、いろいろと話すうちに論点がずれていったりして、短時間でまとめることが難しいと感じた。他の業界のインターンシップに比べて雰囲気がゆるく、戸惑ったところもあった。

本の商社という業界の結節点である企業を理解できたことで、業界全体の構造が図式化できた。また、それまでは出会ったことがなかった、出版業界を志望している学生がどのような人たちなのか知る機会になったし、お互いにどういう就活をしているかの情報共有ができてよかった。

出版業界を考えている場合は、本の取取り次ぎの会社はもう一つあるので、もう一方との比較ができるとそのあとの就活がしやすいと感じた。

インターンシップの中で、ワークを進める上での自分の考え方ややり方が、社員の方に評価していただけたので、そのままでうまくやっていけそうだと感じたから。社員の方に業務を直接聞く時間が長く、多岐にわたる業務をそれぞれ理解できたし、概ね興味を持てるような内容のものだったため。

インターンシップに来ていた他の学生よりも就活全般的に準備ができていると感じたため。単純に本が好きで、アイデアをよく思いつく方ではないので、その点には自信はないしアピールも難しいと感じたが、本をビジネスとしてどう使っていけるかという考えで進めていくことについては自信が持てたから。

商社の業務の他の、本のある空間を使ってのビジネスなどは非常に魅力と可能性を感じ、やってみたいと思ったが、本の取り次ぎについては、今後は成長は見込めないということもわかり、いいところも悪いところもあったため、総合的な志望度としては変わらなかった。

早期選考の案内があったので、低倍率の選考を受けられる。インターンシップ内での個人評価をしている印象はなく、ワークもグループごとの優劣のみなので、その中で有利になるには特別目立つ必要があると思う。

特に定まっていなかったので、あらゆる業界を一通り見ていた。その中で、結局どの業界も面白そうだと思うところや大変そうだと思うところもあり、多業種と関わりを持てる金融などがいいかなと思っていた。出版業界については、募集人数が少なく倍率が高いのもあり、憧れはあるが本命にはしておらず、多少見ている程度だった。

出版業界は難しさもあるが自分の興味にはあっていて、これが仕事になるとしたら楽しそうだと思えた。一方で、新卒として初めて働くところが出版の、中でも取り次ぎという先行きが不透明なところなのは、苦労も多そうだとも思ったし、他の業界とは雰囲気が大きく異なった印象があるので、もしも転職する際には、また苦労しそうだと感じた。