【世界を魅了する無印の挑戦】【20卒】良品計画の夏インターン体験記（文系/夏インターン）No.5593（上智大学/女性）（2019/4/18公開）

海外で人気の無印良品がどんな工夫をして製品を売り出しているのか興味を持った。また、インターンシップの内容を見ると、自己分析をよくできるとの記載があり、夏に就活を始めたばかりで自己分析の仕方さえわからなったので役に立つと考え、応募した。

事前にインターンシップの内容を調べ、それにマッチするような動機にした。また、事前選考なしの先着順で面接枠が埋まるため、何分か前に準備をしてすぐアクセスできるようにした。

無印良品はいつから世界のMUJIになったのか

前半にやったこと

前半は講義があり、良品計画の歴史や世界への進出、またゲームなどを通してグループの仲を深めるような内容だった。座学が中心だが、発表の機会も多く、ゲームなども良品計画が大事にしていることを重視しないと勝てない仕組みになっていた。

後半にやったこと

商品開発を行う。丸２日間、無印が売り出す商品を考え、フィードバックを貰いながらプレゼンを練る。プレゼンの内容だけではなく、仕方や態度などもよく見られていると感じた。

商品開発部の社員２名、人事部

無印の商品

本当にそれ使いたいの？と、それは開発部でも出てるけど、やはり実際そう作るのは厳しいんだよねという言葉である。学生のアイデアは色々浮かぶがやはり薄っぺらく、アイデアが浮かんでも他の人も同じような内容は考えていた。画期的なアイデアが生まれにくい分野なのだと感じた。

最終日の発表に向けて、何度も商品を練り直したこと。商品を開発することの難しさを感じた。いろんなアイデアは浮かんでくるが、じゃあ実際本当にこれを使いたいのかという問いに対して、答えられない部分が多く難しかった。顧客目線の本当の大変さを実感した。

丸５日間、同じメンバーとずっと一緒にいることで、最後にもらう他己分析が役に立った。全くの他人でもなく、友人でもないメンバーからの言葉は、自分で気づかなかった長所や短所に気づくきっかけになり、後の面接や自己分析でとても役に立った。また、良品計画は「こだわり」を大切にしているということ。徹底的にローカライズするよりも、自分たちのこだわりを持って海外に進出する姿勢なのだと思った。

普段の生活で不便に思っていることや、こんな商品があったらいいなと思うものを書いとく。また、人々の衣食住に関わるものに関心を持つこと。

インターンに参加して見て、社員さん方も企業の理念も共感できるものがあった。また、包み隠さずにキャリアパスやどんな就活をしてこの企業に決めたのかを社員さん方が話してくれたので、就活生に寄りそってくれる会社だと感じた。ただ、入社した全員が通らなければいけない店舗での仕事をあまり深くつっこまず、実際どんなことが大変なのかなどは不透明だった。

インターンシップ後のフォローも手厚く、インターン参加生には専用の応募枠が早期選考のような形であるため、インターンに参加した人は内定が出やすいのではないかと感じた。企業のことについてもインプットだけではなくアウトプットする機会も多くあるので、志望動機や面接などでより深い話ができるのではないかと考えた。

個人の意見だが、まずは配属リスクがあるということ。全員が店舗からのスタートなので、自分である程度なんでもやっていくような意気込みがないと、縁もゆかりもない土地で後々は店長として働くのは難しいのではないかと考えた。あとは、スピードよりも質を重視するような社風と、私の性格が一致しないのではないかと、インターンのワークを通じて感じ、志望度は下がった。

やはりインターンシップ参加者のみのセミナー、冬インターン枠、早期選考枠など特別なフォローがあるので、本選考にもかなり有利になると考える。また、企業理解も深まるため、参加を迷っている人や志望度が高い人は、間違いなく挑戦したほうが良い。

海外に進出している企業や、日本の良さを伝えられる仕事がしたいという曖昧なイメージで企業選びをしていた。日系外資問わず見ていたが、その中で身近な存在だった小売やBtoCメーカーを中心に、エントリーしていた。どちらかというと社風よりも、会社の商品やイメージでエントリーをしている印象だった。有名で、グローバルに活躍してる企業に行きたいと思っていた。

まず、社風が働く上で重要だと思った。良品計画のようなこだわりを持って、統一感のあるブランドを大事にしている企業は、意外と保守的でブランドイメージの枠をはみ出す商品はあまり展開できないのだと感じた。そのような会社の戦略が、社風にも影響していて、会社のイメージもとりあえずグローバルに進出、なんてことはなく、一つ一つの行動に信念を持って行動していた。その社風と自分がいかにマッチしているのか、インターンにいかないと理解できないので、会社選びはインターンや面接などで注意深く社風やどういう人が多いのかを把握したほうがいいと感じた。