【面接タイプ】オンライン面接【実施場所】オンライン【会場到着から選考終了までの流れ】オンラインのためなし【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】採用人事/研究開発部部長【面接の雰囲気】一次面接と同様緊張感のある面接でした。しかし、質問の回答を聞いている時に相槌を打ってくれたり、自分の経験を褒めてくれたりと、面接を担当していただいた社員は物腰の柔らかな感じであった。【研究を進める上での困難だったことをを教えてください。】二つあります。①新規化合物の合成方法の確立です。触媒の原料であり、汎用性の高い条件で反応を試みたところ収率が10%程度で大量の副生成物が生じるという問題点がありました。そこで私は2つの行動に試みました。1つ目は、似た化合物の合成法に関する論文を20報以上読みこみ、その合成法を基に実験を行いました。2つ目は、実験結果をもとに先生方や研究室のメンバーと粘り強く話し合うことで解決方法を模索しました。粘り強く取り組んだ結果、収率を60%にまで高めることができました。②合成した生成物がどの溶媒にも解けず、NMR解析できないという問題点がありました。そこで私は、2つの行動を行いました。1つ目は似た化合物の解析法に関する論文を20報以上読み込み、解決策を探りました。2つ目はこの情報をもとに研究室のメンバーや先生方と粘り強く話し合うことで解決方法を模索しました。すると、固体の状態で解析できることがわかり、溶解しない原因を突き止めることができました。その原因を取り除くことで、NMRで解析できるようになりました。【勤務地の希望や職種の希望はありますか。また、希望しないところに配属されたらどうしますか。】勤務地の希望は秦野研究所が第一希望ですが、小国事務所のカーボン、炭化ケイ素、石英などの製品に興味があるためおぐに事務所も志望しています。しかし、どの勤務地に配属されても大丈夫であり、その場所で精一杯努力します。希望職種につきましては、研究開発が第一志望です。分析、材料評価が第二志望です。これまでの研究で培ってきた思考力や分析機器の知識を最も発揮することができるフィールドであると考えています。しかし、製品を作り上げる上で、工場の現場や生産プロセスの構築などの生産技術・品質管理全てが不可欠であり、その工程の知識がかけていると優秀な技術者には慣れないと思います。そのため、私は与えられた場所で最大限の力を発揮致します。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】この会社は勤務地によって行なっている事業が異なり、研究開発職は秦野の研究所勤務です。しかし、職種と勤務地は入社後の研修期間を経て正式に決定するそうです。したがって、面接官は希望しないところに配属された場合どうするかを深く質問してきます。内定が欲しい場合は、どこの事業所に行っても頑張れることを強くアピールした方が良いと思いました。
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