【未来を拓く教育革命】【19卒】ナガセの夏インターン体験記（文系/人材育成の仕事がわかるインターンシップ）No.2248（津田塾大学/女性）（2018/4/6公開）

教育業界に興味があり、夏に何かインターンに参加した方がいいと先輩に言われたため探したところ、初めに目についたのがここでした。教師職がいいとか本社がいいとか、まだ何も考えておらず、とりあえず教育系の会社で何かを学びたい、と思い応募しました。

自社HPとナビサイトを参考に、まずはどんなことをしている会社でインターンで何を学べるのかを調べました。もともと教育に興味があり、塾講師のアルバイトもしているため、自分の経験とインターンシップの内容としてうたわれていること（「思考プロセスや事業内容を学び、教育のイノベーションに挑戦」できると説明書きがありました）を結び付け、ESを書きました。ESは自分で何度か読み直し、誤字脱字を確認して提出しました。

企業理念に基づいた、新たな人材育成プログラムの企画

1日目にやったこと

まず自己紹介をし、現在の社会問題で思いつくものを付箋に書いてひたすら挙げる作業の後、教育業界の現状、会社の目指すものや事業内容を学びます。15時ごろにテーマが発表され、チームで議論を始めました。

2日目にやったこと

チームでの議論を続け、昼に中間発表をする。人事からフィードバックをいただき再度案を深めていきました。15時ごろから発表をはじめ、学生の投票と人事の意見で最優秀班が決まる。すべてが終わり、感想などを述べた後、懇親会がありました。

人事部長

決勝大会への出場権

新規企画は、何を目的として、成功したとするときの基準をしっかり考えることが大切だ、というフィードバックをいただきました。また、今となっては当たり前のことですが、与えられた課題をしっかり吟味してから取り組むということの大切さも教えていただきました。

全員が協力して取り組んでいるのにも関わらず、なかなか実現可能性の高い案が出なかったり、思いはあるのにそれを言語化することができなことにもどかしさを感じていました。メンバーの言っていることを理解するのにも時間がかかり、書き起こすことの大切さを学びました。

ハイスクールを運営しているということもあり、受験に向けて合格実績を上げることだけを考えているイメージでしたが、心の教育を重視していることがわかりました。企業理念を会社全体で達成しようとする強い意志も感じました。また、社員の方に質問する時間もあり、まだ夏ということもあってライフワークバランスについても聞きやすかったです。

もう少し社会で問題とされていることについて知っておくべきだったと思います。普段から新聞を読んだりするだけでなく、興味のある業界（教育だったら教育新聞）について専門に扱っているニュースサイトや新聞をチェックすることも大切だと感じました。

一年目は校舎勤務が決まっているので、校舎での仕事の話をたくさん聞き、出社時間や退社時間なども把握できたためイメージしやすかった。また、移動についても希望はある程度かなうそうなので、長く働くことのできる会社だと感じました。関東圏で働くのが基本だそうで、引っ越しもなく、働きやすそうな会社だと印象を受けました。

インターンシップに参加して、企業理解も非常に深まり、早期選考にも参加できます。しかし、そこで内定をもらえるかどうかはその後自分と企業をどのように結び付けられるかどうかだと思います。ですから、サマーインターンシップに参加したからと言って、内定が出るとは限らないと思います。

受験勉強のためだけの会社だというイメージがあったが、この先の日本を支えていく、社会貢献度が非常に高い会社だと感じたからです。また、学力を伸ばすだけではなく、人間としての生きる力を伸ばすことのできる教育は、自分のやりたいことと一致していると思いました。

上記にもあります通り、インターンシップ参加者限定の早期選考があります。また、インターンに参加したことで企業理解が非常に深まり、ESが書きやすくなりました。自分と企業を結びつけやすくなったと感じます。

教育業界を志望していたことに変わりはありませんが、ほかにも大手メーカーやホテルなど志望していました。自分が名前を知っているところなら、きっと待遇もいいだろうと判断し、とりあえず知っている企業をナビサイトでお気に入りに入れていました。事業内容よりも、いかに大手で安定しているかを重視していたため業界は絞っていませんでした。

インターンに参加し、教育業界で人の成長にかかわりたいという思いを再確認しました。この会社でなら、多少仕事が辛くてもやりがいを感じて頑張ることができそうだと感じ、会社選びの軸を、大手志向から、業務内容にやりがいを感じることができるかという点を重視することにしました。すると、これまで多すぎて絞れなかった業界がどんどん狭まっていき、最終的に教育業界に落ち着きました。