- Q. 志望動機
- A.
パラマウントベッド株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒パラマウントベッド株式会社のレポート
公開日:2020年7月27日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 事務系総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
一番効率よく情報を得られる場は、会社説明会だと思います。説明会では会社の現状だけでなく、今後の展望(どういう戦略の下、売り上げを伸ばしていくかなど)や求める人物像など、ホームページにはないようなことも詳しく説明してくれます。その場でわからないことは質問して人事に覚えてもらうことや、選考の途中にある任意参加型の座談会に参加することで面接での話の材料にすることもできます。圧倒的なシェアを持っていることもあり、同業他社についてはほとんど聞かれませんでしたが、ホームページにある中期経営計画などを参考に、今後どのように会社を発展させようとしているかを把握し、そこに自分がどのように関われるかを明確にしておく必要があると思います。
志望動機
私が貴社を志望する理由は2つあります。
1つ目は高いシェア率だからこそお客様のニーズを捉えやすい環境にあり、それを元に業界のスタンダードとなる製品を生み出しているからです。自分自身幼い頃に医療に大変お世話になり、今度は自分自身が医療をより多くの人に提供したいと思うようになりました。その中でも貴社は医療の場では欠かせない医療用ベッドを扱っている点、そして何より高いシェアを持ち、常に最新のニーズを反映した製品を生み出している点に惹かれました。
2つ目は挑戦する姿勢があり、世界シェアナンバー1を目指している点です。自分自身大学の部活で強い選手に勝って賞を獲得するという挑戦をすることにやりがいを感じているため、会社に入ってからも高い目標に挑戦できる場に身を置きたいと思っています。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年02月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
ESの内容・テーマ
周囲の人とかかわる際にどういう役割を担うことが多いか/学生時代頑張ったことについて、努力・工夫したことは何か
ES対策で行ったこと
企業のパンフレットを参考にどういった人物を求めているか知り、その人物像に合うような経験を選んで書くようにしました。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年02月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- パラマウントベッド、パラマウントケアサービスそれぞれから人事が一人ずつ
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
パラマウントベッドは過去の経験を元にポテンシャルを見て採用を行うため、ここでは自己PRや志望動機は聞かれません。企業が求める人材に合っているかが大切になるので、事前に経験したことを簡潔に話せるようにまとめておけば問題ないと思います。
面接の雰囲気
非常に柔らかい雰囲気で学生の良さを引き出してくれます。特に学生時代に経験したことを中心に聞かれるので、身構える必要はないと思います。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に最も力を入れたことは何ですか。
私は部活動に最も力を入れました。私は大学で体育会弓道部に入部した当初、実力のあるスポーツ推薦入学者が多く、私のような一般入学者が試合に出ることは出来ず1年生では公式戦に出場することが出来ませんでした。しかし試合に出場できないことを当たり前と捉えず、強い選手たちにどうすれば勝てるかを考え、効率的に練習をしました。その中で自らのフォームの分析やフォーム改善のための細かい計画の立案を行った結果、自分の欠点を補い、長所を最大限に活かしたフォームが完成し、スポーツ推薦入学者を差し置いて二年生のリーグ戦では全試合に出場し、賞を獲得するほど成長することが出来ました。この経験から高い目標に対しても地道な努力を継続することがいかに重要かを学びました。
ゼミでどのようなことをしたか教えてください。
私は大学で二つのゼミに所属しています。一つ目は英語を通してグローバルビジネスを学ぶゼミです。国際経済学の理論や取引の仕組みについて、経営やマーケティングなど幅広い面を、実際の事例を交えつつ総合的に研究します。その中でも特に日本企業による海外市場への参入について学びました。それらを英語でプレゼンし、ディスカッションを通して理解を深めます。もう一つはアカデミックイングリッシュを学ぶゼミです。四年生で書く英語の卒業論文に向け、読者を納得させる書き方や文章の組み立て方を学び、実際に文章を書くことで英語の文章に慣れます。他にも、アイディアがどこから生まれ、どのように形を変えていくのかを、自らのアイディアを元に分析し、研究します。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- パラマウントベッド、パラマウントケアサービスそれぞれから人事が一人ずつ
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
会社の求める人物にマッチしているかに加え、自分自身がどういう人間かを理解しているかが重点的に見られていると思います。
面接の雰囲気
1次選考と変わらず、非常に和やかな雰囲気で学生の良さを引き出してくれます。ここでも学生時代に経験したことを中心に聞かれ、より深堀をされます。
2次面接で聞かれた質問と回答
弱みを二つ教えてください。また、どちらを優先的に改善したいか教えてください。
私の弱みは、優柔不断であることと、心配性であることです。まず、一つ目の優柔不断については、部活において練習メニューの決定や、試合における部員の動く方について周りの人たちから様々な意見を聞きすぎてしまったため、判断が遅くなり、試合では選手受付がギリギリになってしまうなどの失態をしてしまいました。二つ目の心配性については、何か物事をする際に警戒し、準備をしすぎてしまう癖があります。ゼミでプレゼンをする際も、円滑に行うためや予想される質問に回答できるよう、必要以上に時間をかけて準備し、効率が悪くなってしまう場面があります。この二つの弱みのうち、特に優柔不断である点を改善したいと思っています。ビジネスの場では瞬時な判断も時には必要とされるため、改善に向けて日頃から人の意見を聞きつつ、常に自分の意見を持って行動するよう気を付けたいです。
周囲を巻き込んで行動した経験を教えてください。
弓道部でのルールを改正し、部活に集中出来る環境作りをした経験です。
私は大学で体育会弓道部に所属しています。入部当初、部活には体育会特有の堅苦しい文化や理不尽なルールが多くありました。しかし、それらのルールをいかに破らないかに注力するあまり練習に力が入らず、実力を出せない選手が多くいました。また、上下関係も厳しいため、下級生は意見を言うことも出来ず悪い風習は残り続けていました。そこで私は上級生になった際に匿名でルール改正案を出せる場を作り、学年関係なく意見を言える場を作りました。また、OBの方々にも改革の必要性を訴えたことで必要なルールだけが残り、練習をしやすい場が整いました。その結果選手たちもモチベーションが上がり、リーグ戦では歴代最高的中率を出せたと思います。
この経験を通じて、何かを成し遂げるためには現状に満足せず、成長に向けて改革をし続けることの大切さを学びました。
3次面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 部長クラスが二名
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
簡潔に自分を相手に伝えられるかが大切です。また、時に鋭い質問もされるので、会社のことや自分のことをより詳しく知っておく必要があります。
面接の雰囲気
いよいよその学生が本当にポテンシャルを持った人材なのかを詳しく見てくるため、雰囲気は少し緊迫していました。
3次面接で聞かれた質問と回答
会社選びの軸を教えてください。
私が就職先を決めるにあたって、重視している軸は2つあります。
1つ目は人々の「当たり前」を支えることです。私は今までの経験で出来なくて当たり前と思われることを成し遂げてきました。
例えば、大学で所属している弓道部では1年生の時は全く試合に出場できませんでしたが地道な練習の結果、試合で結果を残すことができました。この経験を通して当たり前を打ち壊し、より良いものを生み出すことで周りの人にもいい影響を与えることにやりがいを感じ、軸の一つとして定めました。
2つ目は挑戦する場があることです。1つ目の軸にあった経験に加え、TOEICの学習を通してこの軸を定めました。大学に合格した後の春休み期間も毎日3時間の英語学習を欠かさず行った結果、目標の800点を超えることができました。さらに900点超えという高い目標にも挑戦し、最終的に目標を達成できました。この経験を通して何事にも挑戦するという意識が芽生えました。
どんな仕事をし、どんなビジネスパーソンになりたいか。
私は将来、御社の海外営業として、日本のみならず、海外でも現地のニーズを汲み取り、最適の医療を提供できる人材になりたいです。日本は現在、少子高齢化などの多数の問題を抱えており、医療器具として求められるものもとてもハイレベルになっています。そのため、課題国である日本において営業として経験を積み、多くの医療関係者と関わることで、どのようなものがお客様に求められるのかを学びたいです。そこで得た知識を生かし、将来的に海外で日本と同じような課題に直面した国においても最適な製品を迅速に提供したいです。そうすることで、御社の質の高い製品をより多くの人たちに知ってもらい、普及させていくことで、会社にも貢献できると考えます。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 社長、前回と同じ部長クラス二名
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
会社の方も言っているように、最後は志望度が非常に重要になります。第1志望であるならば、アピールの時間を使い、どれだけ熱意があるかを伝えるといいと思います。
面接の雰囲気
社長もいるため、かなり緊迫しています。しかし、社長以外の面接官は前回と同じであるため、比較的学生を知った上で、学生の良さを引き出す質問をしてくれます。
最終面接で聞かれた質問と回答
集団の中でどういう役割を果たすことが多いですか。
私は人と人の間に立って架け橋役となることが多いです。私がこの力を発揮したのは部活です。私が大学で所属している体育会弓道部ではスポーツ推薦入学者が半分以上を占めており、私のような一般入学者は試合に出ずに部の運営をやるという常識が存在しました。しかし、フォームの細かい分析など、的中率向上に向けた様々なアプローチをした結果、二年生のリーグ戦では全試合に出場し、賞を獲得しました。そこで得た経験を元に、初心者のみならず、スポーツ推薦入学者も巻き込み、技術向上の方法をお互い共有できる環境を作りました。その結果チーム全体の技術が向上し、私が三年生の時には初心者の後輩が試合出場を果たし、別の一般入学者も優秀賞を獲得するほど成長しました。
最後に逆質問かアピールのどちらかを選んでしてください。
アピールを選びます。私は、冬に行われた合同説明会で御社の社員と話しをさせていただく機会があり、その際に「君にはうちの会社に向いてるよ」と言ってくださったことがきっかけで御社に興味を持ち始めました。そこから御社のことを調べるうちに、自分の経験や考えと御社の方針、求める人物像などが合っていると感じるようになり、志望度もさらに増していきました。また、個人的に話を聞く機会も作ってくださったおかげで、御社の働き方や仕事内容に加え、マイナス面も聞けてことで働くイメージがしやすかったです。そこで、私が学生時代、部活で培ってきた忍耐力や継続力、ゼミで培った語学力を生かして、国内や海外で幅広く活躍できると考えます。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
基本的には就活を終了するよう言われますが、他に受けている企業があれば、悔いのないように受けていいと言われました。
内定に必要なことは何だと思うか
国内シェアが圧倒的なナンバー1であるため、同業他社との比較をしてどうしてこの会社にしたかは聞かれません。しかし、志望度は非常に重要視されるため、二次・三次面接あたりからどれだけその会社に入りたいかを伝えることが必要です。特に企業の方も三次面接が一番の山場とおっしゃっており、そこで自分を理解し、伝えることで通過できると思います。最終面接では社長が登場しますが、一言も話さず、基本的には三次面接と同じ内容が面接官から聞かれます。気を抜かずに堂々と臨めば問題はありません。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
1つ目に、質問に簡潔に答えられるかです。選考に通過するために最低限、聞かれたことにすぐに答えられるようにしておく必要があります。2つ目は、志望度です。1次選考では学生がどのようなひとかしか見られませんが、選考が進むにつれ、志望度の高さを伝えていく必要があります。
内定したからこそ分かる選考の注意点
社員に聞いたところ、かなり体育会出身者が多いです。実際に求める人物像に挑戦できる人とあるように、入社後も競争意識をもって働く必要があると感じました。そのため、体育会に入っていない人は学生時代に何か一つ大きな挑戦をした経験があると有利だと思います。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定が出て一週間後に内定者懇親会に誘われました。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 社員の魅力・実力
- 海外拠点で働きたい
入社を迷った企業
日本光電工業株式会社
迷った会社と比較してパラマウントベッド株式会社に入社を決めた理由
私が日本光電工業よりもパラマウントベッドを選んだ理由は、魅力的な社員が多かったことです。合同説明会のみならず、選考の途中でも個人的な相談に乗って下さり、プラス面だけでなく、マイナス面も素直に話してくださったおかげで、学生側が間違って会社を理解していないかや、気になる疑問点を解消することが出来ました。また、海外事業にも力を入れており、入社後も語学力を生かして活躍できる場があることも大きな魅力でした。
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パラマウントベッドの 会社情報
会社名 | パラマウントベッド株式会社 |
---|---|
フリガナ | パラマウントベッド |
設立日 | 1947年5月 |
資本金 | 65億9100万円 |
従業員数 | 914人 |
売上高 | 643億9400万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 木村友彦 |
本社所在地 | 〒136-0074 東京都江東区東砂2丁目14番5号 |
電話番号 | 03-3648-1111 |
URL | https://www.paramount.co.jp/ |
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