最終面接
【学生の人数】1人【面接官の人数】4人【面接官の肩書】施設長、副施設長など【面接の雰囲気】web面接をお願いしたところ快く承諾をして頂いた。面接は固い空気で、主に施設長がどんどん質問をされている感じでした。【養子縁組の制度についてどう考えるか。】児童養護施設等で生活をしている子どもの中には、親との基本的な信頼関係が築けていないことで愛着の課題を抱えていたり、周囲の一般的な家庭で過ごす友人と比較をし、ひどく劣等感を持つ子どももいると思います。さらにその中には、もう親御さんが迎えに来られないことが分かっている子や、何らかの理由でもう二度と親と会えずに孤独感を抱えたお子さんもいらっしゃると思います。養子縁組という制度は、周りから見ると他人同士の繋がりなのかもしれませんが、本来の家庭では得ることができなかった愛情を感じたり、社会との繋がりを保つために、子どもと大人を繋げるために必要な制度だと思います。今は特別養子縁組を組むにはハードルが高いように感じますが、もう少しいろいろな境遇の子どもたちがこの制度を利用できるようになると良いなと思います。【入職をして、どのようなキャリアを考えているか。】私は、結婚や出産を経験しても、長く働き続けたいと考えています。希望としては、自身の専門分野を活かせる専門職として働きたいと考えていますが、そのためにはまず現場の現状や、子どもたちとの信頼関係を適切に築いていく必要があると思います。そのため、まずは児童指導員として現場に入り、子どもたちと対等な立場で接することで安定した信頼関係を築き、何でも打ち明けられるような対象となれるように努めたいと思います。その後、得た信頼関係を基に、相談業務や、子どもの発達を支える判定業務等、専門知識を活かした業務に従事をしたいと考えています。子どもを対象としたものだけではなく、利用者のご家族も支えられるように、自身の得意な分野に囚われずに幅広く支援をしていきたいと思っています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】大学で福祉に関する分野の知識はたくさん学んでいたので、専門知識について深堀をされても物怖じすることなく答えることができました。こちらが答えると、すぐにさらに深堀をしてくる、という感じでしたが、真摯に、必ず答えてやる、という粘り強さで最後まで答えることができたのが良かったのではないかと思いました。
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