“人を変えたいなら、自分自身が変わる”という考えを小学校5年生の時に学んだ。幼少期から引っ越しを繰り返してきた私は、転入先の小学校で馴染めずにいじめられていた。当時の私は、いじめられる理由を周りの人のせいにしていた。小学校5年生の夏、産休の担任に代わって外部から新しい教師が来られた。その先生なら解決してくれるのではないかと思い、先生にいじめのことを相談した。話を聞いた先生は真剣な眼差しで、「夏休みが空けるまでに、この計算用紙をやってきなさい。」と片手では抱えられない量の100マス計算のプリントを私に渡した。納得いかない私の顔を見て、先生は「人を変えるのではなく、自分が変わりなさい。人を惹きつける人間になりなさい。」と言った。その言葉に心を動かされ、夏休み中は100マス計算の速さを上げることを目標にし、勉強に励んだ。結果、夏休み明けの最初の100マス計算はクラスで1番だった。また、夏休み中に勉強に励んだ成果が出て、5・6年生時は成績が上位だった。そのお陰もあって、周囲の私に対する態度が徐々に変化していった。また、いじめをきっかけに、弱い人の立場になって考えて行動することができるようになった。
“物事を極めることの素晴らしさ”を高校生で学んだ。高校は、自分の興味のあるアナウンスが盛んな場所に入学した。中学生までは、自分の才能を生かし物事を極めた経験が無かった。しかし、高校で放送部に入り、アナウンスの魅力に取り憑かれた。ニュースキャスターが読む原稿で普段からアナウンスを練習し、全国の強豪の放送部のアナウンス・朗読を分析し夢中になって活動した。その結果、アナウンスと朗読の大会である全国高等学校総合文化祭で、個人で全国優勝することができた。
“1人1人と真摯に関わり、主体的に行動すること”の重要性を大学生で学んだ。大学3年時、高校生の学習のサポートをする長期インターンシップに参加した。高校では病を抱え、発言が困難な生徒が多かった。そこで、生徒がグループワークで発言しやすいように生徒1人1人の趣味などを覚え、生徒同士の話のきっかけになるように授業で話題を持ちかけた。また、遅れをとっている生徒に対しては個別に対応するなどして、生徒が授業についていけるように注力した。その結果、生徒から「○さんがいると、授業が明るくて安心します。」という言葉を頂けた。また、クラスの出席率を向上することにも貢献することができた。今考えれば、このインターンシップでは小学生の頃の弱い人の立場になって考える経験が生かされたのではないかと思う。
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