【未利用エネルギーの舞台】【19卒】大阪ガスの夏インターン体験記（理系/プロフェッショナルコース（技術営業コース））No.2863（大阪市立大学大学院/男性）（2018/4/9公開）

自身が未利用エネルギーの研究をしており、その中でもガスというエネルギーを扱う大阪ガスに興味を持ったため、インターンに参加しました。また、大阪ガスはインターンに参加していると実際の選考もスムーズに進むという噂を耳にしていたため、余計に参加する意欲が湧きました。

とにかく新聞等で自由化に伴う顧客の奪い合いの動向を確認していました。また、自身の研究内容を掘り下げられる可能性を考慮し、研究の振り返りをしました。

技術営業とメンテナンスの現場同行

前半にやったこと

最初はカスタマーファシリティー部という部署でメンテナンスの現場同行をさせていただきました。ガスコージェネレーションシステムで導入されている機器の見学をし、どのようなお仕事をしているのかお話を聞きました。

後半にやったこと

後半は技術営業の現場同行でした。実際にお客様のところへ行って保守契約を更新する現場を見学させていただきました。エネルギー自由化ということもあり電気代などで様々な悩みを抱えているお客様が多かったです。

人事担当

大阪ガスの手帳だったような気がします。

全員の発表を終えて人事の方がパワーポイントの作成についてフィードバックしてくださいました。一枚当たりの文字数はかなり抑え、自分の口で伝えたいことを伝えた方が良いというご指摘をいただきました。

最終日にこれまでのインターンのまとめ発表を班ごとで行う機会が設けられましたが、それらの資料を製作するのに時間がかかりました。班のメンバーでもそれぞれ同行した現場が違うため、一人一人の意見や体験談をまとめることにかなり苦労しました。インターンシップを終えてからもカフェで集まって作業していました。

インターンシップを通じて、人に何かを提供することの難しさを学びました。今回の場合はガスでしたが、それらの提供から保守、メンテナンスまでお客様とお付き合いすることはかなり責任がある業界だなと感じました。私たちの生活はエネルギーの上で成り立っているということをあらためて感じました。

個人的にはコージェネレーションシステム等、大阪ガスがどのようなシステムを提供しているのかをインターネットを通じて把握しておくと更に良いインターンシップになると感じました。

技術営業と聞いていたので技術的な側面も見られると思っていたのですが、参加してい見ればほとんど想像通りの一般的な営業であったため、自身の理系としての価値を見出せないような気がしました。システムを提案というよりは完全にガス代や電気代を見せて交渉しているだけのように感じました。

個人的には最終発表でもそれなりのパフォーマンスを発揮し、現場同行中も積極的に質問したため、本選考でも顔を思い出してもらえる程度には頑張ったと思います。ただどのような人が評価されるのか非常にわかりにくかったので、私が思っているのとは全然違う視点で人を見ている可能性があります。

もう少し理系らしいことがしたかったように感じます。ほとんどただの営業をしているような感じでした。「技術営業」というからには「技術」の部分をもっと全面的に体験したかったという気持ちが強く、そこで働く自分を想像しがたいという理由で死亡度が下がりました。

インターンシップ参加後は噂に聞いていたようなリクルーター面談であったり、人事の方との面談がなかったため、内定の関係性は薄いような気がしました。今就活が始まったばかりなのでこれから様々な面談の時間が設けられることを期待しています。ただインターンに参加した人以外にも優秀な方はたくさんいると思うのであまり自身は持てません。

電力会社やガス会社などのエネルギーインフラを志望していました。それらに入社すると生活が安定すると考えたためです。電力会社は自身の電線を、ガス会社は自身のガス管を持っているという状況であったため、尚更安定しているのではないかと感じていました。また、エネルギーを海外にも展開するという事業にも興味があったのも志望理由の一つです。

エネルギーインフラは確実に規模が小さくなるなと思い、志望度が小さくなりました。またガス管の事業部と大阪ガス自体が分社化するという話を受けて、エネルギーインフラの強みとはなんだろうという疑問が浮かびました。今後はメーカー業界も面白うだな思い、手を出したきっかけの一つになりました。自身の発想が形となって人々の生活を支えるというのもおもしろそうだなと感じました。