私は縁の下の力持ちとして陰から仲間を支えチームに生かしていく「糊」のような役割を担う人間です。チームのために今、自分が何をすべきかを常日頃から頭の片隅に置き、考えを行動に移していくことができます。この力を最も発揮したのが、大学で所属している野球部の主将兼監督を務めたときです。私は、前年度のリーグ戦において六チームの中で四位だったチームを意識改革や指導によってリーグ戦優勝へと導きました。最初、チームメイトの勝つことに対する意識が低く、リーグ戦優勝というチームの目標を達成するには程遠いと感じていました。そこでまず私は、チームメイト全員の意見や考え方、現状での不満点を聞き出しました。すると、日々の練習メニューのマンネリ化や練習雰囲気のゆるさ、レギュラーの固定化といった不満を持っていることがわかりました。私は、練習メニューを毎回オリジナルのものに変更し、試合でのメンバーは固定せず全員にチャンスがある環境にしました。これによりチームメイト同士の競争意識が生まれ、一人ひとりが意欲的に練習に取り組むようになったことで、チーム全体のモチベーションが向上していることが肌で感じ取れました。私は主将であり監督でもあったので、チームメイトを引っ張り、チームを支えているという感覚がありました。私はチームとチームメイトのパイプ役となり、この雰囲気を保つためにミーティングをこまめに行いました。試合対策として行う練習意図や試合状況による動き方等、私はホワイトボードやジェスチャーを用いてチームメイトにわかりやすく伝えていきました。この小さな積み重ねにより、チームは一つにまとまり目標であったリーグ戦優勝を達成しました。このように、目標を達成するために仲間やチームを陰から支えることが強みです。私は貴社の管理部門において貴社内の部署と製品の間の「糊」になり、世界一の製品を生みだすことに貢献したいと考えております。
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