- Q. このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
- A. 大学で実習に行った際に現場でITが基盤を支える力を実感し、社会インフラである金融をITで支える点に関心を持った。MUFGの中核IT企業として大規模・高信頼な金融システムに一貫して関われる点と、社員の専門性の高さを基準に参加を決めた。続きを読む(全116文字)
【振動解析で未来を支える】【20卒】エステックの夏インターン体験記(理系/技術コンサルティング体験)No.5002(京都大学大学院/男性)(2019/4/12公開)
株式会社エステックのインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。
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2020卒 エステックのレポート
公開日:2019年4月12日
インターン概要
- 卒業年度
-
- 2020卒
- 実施年月
-
- 2018年8月
- コース
-
- 技術コンサルティング体験
- 職種名
-
- 未登録
- 期間
-
- 3日間
投稿者
志望動機・インターンシップ参加前
このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
私は、大学で学んできた物理学やシミュレーションの知識を活かした仕事がしたいと考えていた。そんな中、アカリク経由で案内のメールが来て、内容を見てみると「CAE」というシミュレーションの仕事があることを知り、是非参加したいということで申し込んだ。
このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。
志望動機や自分の研究内容を分かりやすくエントリーシートに書くことが重要だと感じたため、エントリーシートの書き方の対策本を買って、2日間程度推敲したものを提出した。
選考フロー
説明会・セミナー → エントリーシート
説明会・セミナー 通過
- 実施時期
- 2018年06月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年07月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- 横浜の本社
- 参加人数
- 8人
- 参加学生の大学
- 東京大学3人、東京理科大学1人、東京海洋大学1人、京都大学1人、京都工芸繊維大学2人。全員理工・情報系。学部生4人、院生4人。
- 参加学生の特徴
- 全員理工・情報系で、ESで選考されたということもあり、全員が物理の基本的な知識を持っていた。ただ、CAEなどのシミュレーションに関しては経験がないという人が多かった。
- 報酬
- なし
インターンシップの内容
テーマ・課題
顧客側で新規開発中のHDDにおいて動作回転数(10000rpm)付近で異常振動が発生するという問題を顧客が抱えており、振動解析を得意とするエステックに対処を依頼してきたという課題。
1日目にやったこと
午前:
オリエンテーション。今回のインターンを主催する部長の挨拶・自己紹介。その後、参加者の自己紹介。そして課題説明。
午後:
まず、振動に関する簡単な講義を受けた。振動には曲げやねじれのモードがあり、質量mと剛性kによって固有振動数f=√(k/m)/2πが求まるとか、物体にデルタ関数的に瞬時に振動を与えるとあらゆる固有周波数の振動モードが励起できる(フーリエ変換すればわかる)とかいう内容だった。その後、振動実験。輪ゴムと糸で吊るしたHDDケースに加速度センサを取り付け、小さいハンマーでHDDケースの特定の箇所を叩く。加速度の測定値の時間変化のデータをコンピュータで読み込むとフーリエ変換によって自動的に横軸fのグラフが作成され、固有周波数が分かるようになっている。簡単そうに見えて難しく、ハンマーをうまくケースに当てないとデルタ関数的な加振にならないので結構やり直す羽目になった。加速度センサの位置を3箇所ほど変えて実験をした(実際はもっと多くの測定点が必要なので、予め講師が実験して得たデータをこれ以降使う)。結果、HDDケースは固有周波数166Hzの振動モードを持つことがわかった。
2日目にやったこと
午前:
前日の講義に続き、簡単な講義。強制振動とか共振とかを学び、加振の周波数(ここではHDDの回転数)と伝達系(HDDケース)の固有周波数が一致する時に共振によって異常振動が発生することを理解した。さらに、解析モデルを作成する時に必要になる有限要素法の基礎知識を勉強した(実装は講師の方でやってくれた)。
次に、HDDケースを模擬した有限要素モデル(講師が作成した)の上で加振実験をシミュレーションした様子を見たところ、固有周波数は220Hzとなり、実験結果と一致しない。そこで、グループワークとして、モデルが実物と一致していない点を探し出し、修正案を講師に提示した。答え合わせをしたところ、かなり当たっていたので嬉しかった。
午後:
HDDケースの固有周波数を変える方法を3グループに分かれて議論した。動作回転数は起動時には0Hzで次第に166Hzまで増加するため、固有周波数を166Hzより増やす必要がある。自分のグループではHDDケースの板厚を大きくする方法とHDDケースの開口部を補強する方法を提案した。板厚を大きくする場合、剛性も質量も増加するため、√(k/m)に比例するfが増加するかどうかは自明ではないが、剛性の増加がよく効くだろうと想定した。講師に有限要素モデルを組んでもらって固有周波数をシミュレーションしてもらった。
最後に、1時間ほど現場の社員と座談会。
3日目にやったこと
午前:
講師にシミュレーションしてもらった結果を受け取った。結果、板厚を大きくする方法では固有周波数は200Hzに、開口部を補強する方法では168Hzになった。前者は異常振動対策に有効だが、後者はあまり有効でないということになった。
午後:
顧客相手に対策案提示のプレゼンをするためのパワポ資料作成。作り慣れてるので速く作れた。その後、顧客役の社員相手に各グループ20分間のプレゼン。顧客役の社員側もどういう前提で対策を依頼したのかを分かってなくて面白かった。特に炎上することもなく発表できた。最後にアンケートを書いて終了。
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
審査員の肩書き
技術コンサルタント
優勝特典
なし
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
自分含め参加学生は全員やる気があったため、良い感触を持ってもらえた。
結果報告会後のフィードバックでは、社員の経験と技術力を背景にかなり的確な質問や指摘があった。物理的に考える力を問われていると感じた。
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
1日目の振動実験が大変だった。ハンマーをケースに当てた時の振動を計測器でフーリエ変換するという実験だったが、うまくケースに当てないとちゃんとした結果が出ないので、何回もやり直した。
また、HDDケースの固有周波数を変える方法を提案するのが難しかった。自分でケースの絵を描いて講師に提出しなければならないので、ちゃんと形状が講師に伝わるかどうか不安だった。
インターンシップを終えて
インターンシップで学んだこと
まず、技術コンサルティングがどのような仕事なのかを知った。技術コンサルティングとは、メーカー各社の技術課題を実験と解析シミュレーションで解決する仕事であり、高度な物理的思考力と経験が必要であることがわかった。また、社員との懇親会で、福利厚生など働き方について知ることができた。
参加前に準備しておくべきだったこと
インターンシップ中は、共振現象やフーリエ変換など、学部教養レベルの物理学の知識が求められる。そのため、予めよく復習して臨むべきだったと思う。
参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?
- はい
- いいえ
エステックは、理系の技術者を文系の人事がマネジメントするような会社ではなく、社員の大半を占める技術者個人の裁量が尊重される。そのため、自由な雰囲気で集中して課題解決に取り組めるところが、今自分が行っている大学院での研究と似ていると感じたから。
本選考で内定が出ると思いましたか?
- はい
- いいえ
自分は大学院でシミュレーションの研究を行っているため、内容がエステックの業務内容と近いと感じた。
また、業務中困った時に社内の専門家に相談できたり、学会に参加できたりするなど、業務に必要な知識・技術を得られる環境が充実しているため、知的好奇心旺盛な自分には合っていると感じた。
よって、自分はこの会社の内定を得られると感じた。
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
社員の技術レベルが非常に高いことがわかり、自分の持っている物理学やシミュレーションの知識を存分に発揮できると思ったから。
また、社員が論文を書くことを推奨されているということを知り、アカデミックな雰囲気が好きな自分にとって過ごしやすい会社だと思ったから。
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
確かにインターンシップ参加者は最初の会社説明会に誘われるが、インターンシップ非参加者もその説明会には参加できるし、選考ルートも変わらないため、特に有利になるとは感じられなかった。
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
11月に実施されるエンジニア職研究セミナーに誘われたり、12月という非常に早い時期に実施される会社説明会に誘われたりした。
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
自分は物理学やシミュレーションの他にプログラミングを勉強していたため、IT業界、特にSIerを志望していた。そのため、日本タタ・コンサルタンシー・サービシズや、日立システムズなどのSIer企業のインターンシップへの参加が決定していた。SIer企業でなくても、自分の学んできた物理学の知識やプログラミング能力が活かせる会社に就職したいと考えていた。
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
CAEというシミュレーション技術があることを知り、CAE業界への志望度が一気に高まった。シミュレーションは、自分が大学院でやっていることであり、自分の圧倒的な強みであると感じたため、これを就活で活かしていこうと考えた。その後、他のCAE企業のインターンシップへの参加を決め、最終的には、本選考ではCAE業界の企業のみを受けた。
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エステックの 会社情報
| 会社名 | 株式会社エステック |
|---|---|
| フリガナ | エステック |
| 設立日 | 1989年2月 |
| 資本金 | 2億5000万円 |
| 従業員数 | 71人 |
| 決算月 | 12月 |
| 代表者 | 神原憲裕 |
| 本社所在地 | 〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町6丁目50番地1 |
| 電話番号 | 045-661-1661 |
| URL | http://www.estech.co.jp/ |
