【未来を想像し、共有する力】【23卒】 東京ガス 総合職の通過ES(エントリーシート) No.101655（東京大学大学院/非公開）（2022/11/30公開）

研究室のプロジェクトとしてあるデベロッパーに集合住宅のプロトタイプを提案し、結果として先方の次期物件に参加できることになったことだ。 私はリーダーとして全体統括と、プレゼンを担当した。 実施を想定した案件ということで、建築として優れたものであることはもちろん、経済的合理性や法規にシビアである必要があった。そのような普段の課題では忘れがちな視点を私が常に持つことで、メンバーの自由な発想を引き出しつつ、提案としてリアリティを担保できるよう意識した。 また、チームとして豊かな共有部を持った集合住宅をコンセプトに設計を進めたのだが、初めは共有に対する各メンバーの意見の違いから全体の方向性が定まらなかった。しかし、一見対立するような意見があっても、そこに至るまでの根本的な価値観まで掘り下げ、それをマトリックスにまとめ、そのレベルでの擦り合わせと議論を繰り返したことで、採用してもらえる提案ができた。 続きを読む

建築のデザインに特に興味を持って取り組んできた。その中で、「想像力」を身に付けたと考えている。 大学の課題や卒業設計などでは与えられた、または自分で設定した敷地から必要な建築とは何かを考え、設計を行うが、本当に必要なものは目に見えないことが多い。その街や暮らしている人、社会にとって何が価値となるのかを必死に想像し、設計してきた。 研究室のプロジェクトなどチームで設計する際には、メンバーや関係者に対する想像力が必須だ。対立が生まれたときでも、相手がなぜその意見を持っているか考えることで建設的な議論ができる。仕事を振る際なども思いやりを持つことでチームとしてのアウトプットのレベルは格段に上がるのだ。 続きを読む