
23卒 本選考ES
コンサルタント職
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Q.
人生において最も大切にしていることを教えてください 350文字以下
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A.
常に人や物を含めた周囲の他者に対する想像力を働かせることだ。 私の所属している建築学科においては与えられた敷地から必要な建築とは何かを考え、設計を行うが、本当に必要なものは目に見えないことが多い。その街や暮らしている人、社会にとって何が価値となるのかを必死に想像し、設計してきた。このように、社会や人が本当に求めていることは直接見たり、聞いたりすることのできないものだ。多様な他者を想像し受容することでその隠された課題を発見し、解決できるはずである。 これは日々の人間関係にも同じことが言える。対立が生まれたときでも、相手がなぜその意見を持っているか考えることで建設的な議論ができる。チームで行う仕事の場面でも思いやりを持つことでアウトプットのレベルは格段に上がるのだ。 続きを読む
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Q.
学生時代、学業以外に力を入れたことを教えてください 350文字以下
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A.
アルバイト先のカフェの新人教育担当者として、コミュニケーションツールに手話を導入し、聴覚障害を持つ新人スタッフの労働環境を改善した。研修当初、彼は周囲と上手くコミュニケーションを取れず孤立していた。私は全員が楽しみながら働ける環境を作ることが必要だと思い、スタッフ30人と個別に話し合った。そこでコミュニケーション方法が発話のみである現状が原因と捉え、以下2つの施策を行った。 まずはスタッフが効率的に手話を学べるよう、業務で頻繁に使う手話をイラスト付きでまとめたマニュアルを作成、配布した。 そして手話の定着度の個人差を埋めるべく、勉強会を企画した。彼に指導してもらい、スタッフが距離を縮めながら学べる環境を作った。 結果、スタッフ全員が手話を併用した円滑な会話が可能となり、ミッションを達成できた。 続きを読む
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Q.
これまでの人生の中で、最大のチャレンジについて教えてください。またそこから何を学びましたか。 350文字以下
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A.
研究室のプロジェクトとしてあるデベロッパーに集合住宅のプロトタイプを提案したことだ。有志8人でチームが組まれ、私は全体統括とプレゼンを担った。 チームとして豊かな共用部をコンセプトに設計を進めたのだが、初めは共用に対する考え方の違いから、全体の方向性が定まらなかった。しかし、一見対立するような案があっても、そこに至るまでの根本的な価値観まで掘り下げると、課題としていることや実現したい空間の方向性は基本的に一致していた。そこで、それぞれの案の特徴を整理したところ、各案の良い点・悪い点が明確になり、全員が納得できる一つの提案にまとめることが可能になった。 これを通して、チームで何かを生み出す際には各メンバーの考え方を価値観のレベルまで深く掘り下げて議論をすることが重要だと学んだ。 続きを読む