【窓口の繋がり、聞き上手の秘密】【18卒】バンダイロジパルの夏インターン体験記（文系/総合職）No.1770（神奈川大学/女性）（2018/2/9公開）

　大学のインターンシップ一覧で拝見したのが一番の動機でした。どこか物流業界のインターンシップを考えていた時に、ちょうど目に入ったというのと、バンダイ、というグループの名前に惹かれたのが大きな理由でした。

エントリーシートの添削を就職課にしてもらいました。まだ就活用の書類など書いたことのない時期でしたので、志望動機などを書く訓練にもなりました。

会社の概要を把握すること、営業所業務に携わること、営業業務に随行すること、総務部業務に従事すること

前半にやったこと

　初日はマナー講座や会社の説明。初日午後から三日目までは営業所実習として実際の営業所業務に携わりました。箱を組み立てたりピッキングしたり梱包したり、検品したりなどが主な業務でした。

後半にやったこと

四日目は前半三日で経験したことのまとめをプレゼンテーションする中間発表、五日目は営業部業務体験として、終日営業社員さんに随行しました。六日目は総務実習として本社で事務業務に携わりました。最終日は、後半二日で体験したことをまとめてプレゼンする最終発表日でした。

総務部人事担当者、営業所社員、営業部社員、総務部部長

なし

営業部の社員さんから「営業は会社と会社の窓口だ。だから我々は相手の言葉をきちんと聞いておけば、何かあったときでも最悪の事態は回避できるし、誰か助けてくれる。結局は人との繋がりなんだよ」という言葉に、なんで営業マンはあんなに聞き上手が多いのか、その理由がわかった気がしました。

　社員さんと接するより、インターン仲間と接する方が圧倒的に長かったので、相手が社交性に欠けていると非常に苦痛でした！雰囲気を良くしようと声をかけても、ほとんど反応も返ってこない割に、相手はあまり気遣いのない言葉や行動をするので、営業所にいるパートさんから睨まれるなどヒヤヒヤしていました。

　実際に社会人はこうやって働いているんだぞ！！ということが如実に分かりました。話を聞いているだけではあくまでイメージの域を出ないので、実際に働いてみることで、「こういうことをするんだ」という経験ができるのは非常に重要だと思います。百聞は一見に如かずです。

　業務に一生懸命になり、疲れ果てて、社員さんにいろいろお話を伺う余力がなかったので、あらかじめどんなことを聞いておきたいか、考えておけばよかったと思いました。

　実際に働いてみたので、自分がここに入社したら、こういうことをするのかもしれない、ああいうことをするのかもしれない、というイメージを常に持ちながらインターンシップに参加していたからです。実際、企業の方も、そういう目的がなくもなかったらしいです。

　みんながみんな受かるわけではないと思いますが、受かりやすいのではないかと思います。このインターンシップを経験している人としていない人では、この企業の内部を知っているか知らないかで大きく分かれますので、その経験の差は、選考で話す内容にも如実に表れると思います。

実際自分が働く姿をイメージしてしまい、職業体験として疑似体験してしまったので、志望度が上がったというより、ここで働くかもなあ、という自己投影に繋がりました。実際に働いてみて体験させ、社員と触れ合うことで愛着を持ち、とりあえず選考だけでも受けてみようかな、という気持ちにさせられました。

　インターンシップ参加者は例年内定をもらっている人が何人かいるらしいので、実際参加すると選考で有利になるのだと思います。人事の方も、参加者との選考はやりやすい、ということをおっしゃっていました。

　物流業界を第一希望に、観光業界、鉄道業界、航空業界など多方面に視野を広げていました。ただ、インターンシップを経てやはり物流業界が面白いな、と感じることが強かったので、物流業界が第一志望であることが揺らぐことは無くなりました。そのあとの業界研究や企業研究にも役立ち、結果としてインターンシップに参加したことは大いにプラスになったと思います。

　この企業の選考に参加した際、面接に行った時点で顔を覚えてもらっているので、選考では全く緊張しなかったどころか、「たぶんここから内定もらえるだろうな」という一種の確信めいたものがありました。そのおかげか、「最終防衛ラインは持っている」という安心感から、他の企業に対してもあまり気負わず就職活動をすることができました。