私の強みは二点あります。まず一つは粘り強いところです。私は大学三年生のときにフラダンスのコンペティションに出場しました。大学生になったと同時に何か新しいことを始めたいと思いフラダンス部に入部したことがきっかけです。そこでコンペティションに出場する先輩の姿を見て自分もやってみたいと思いました。大学二年生になったとき出場するチャンスが巡ってきました。出場しようと思いましたが、自分にできるのかと不安になってしまい迷った結果、結局出場を諦めてしまいました。その後出場する仲間の姿を見て、諦めたことをとても後悔しました。出場したい想いがより大きくなり、大学三年生でやっと出場することを決意しました。念願のコンペティションでしたが、いざ練習が始まると体力的にも精神的にも辛いことが多く何度も諦めそうになりました。しかしその度に今までの「出場したい」という想いを思い出し、絶対に諦めませんでした。またここで諦めたら自分に負けたことになると思い、それがより一層自分を奮い立たせました。そんな思いで練習を重ね、ついに本番を迎えることができました。入賞することはできませんでしたが、本番では最高のパフォーマンスを披露することができました。最後まで諦めないで本当に良かった心から思いました。また最後までやり通す力がある自分に自信を持つことができました。二つ目は楽観的な性格だという点です。私は高校受験の際行きたいと思える高校がなく、勉強にも身が入っていませんでした。そんなとき一つの学校説明会に参加しました。そこは今まで説明を聞きに行ったどの学校よりも魅力的な高校でした。説明会の中でバトン部と野球部が一丸となって受験生にメッセージを送っていたのです。今までの説明会は学校の話をするだけで、それが当たり前だと思っていた私は衝撃を受けました。その説明会を見たときから私は絶対にこの高校に行くと決意しました。しかしその時の私はこの高校に行けるほどの学力を持ち合わせていませんでした。親にも塾の先生にも今のままでは行けないと言われ、模試の結果も散々なものでした。それでも私は絶対にこの高校に合格できる、絶対にこの高校に通えると常に前向きに捉えていました。「このままじゃ受からない」とマイナスなことばかり考えていても良い結果は出ないと思ったからです。その中でも日々必死に勉強をし続け、入試本番を迎えました。当日もマイナスなことは一切考えませんでした。今まで頑張ってきたし、やれることはやってきたと楽観的に考えるようにしました。それも相まってか本番では良い結果を残すことができました。合格発表までの数日間も絶対に受かったと前向きに考えていました。そして結果発表当日、見事その高校に合格することができました。本当に嬉しく思ったのと同時に楽観的に考え、最後まで諦めなかったことがこの結果に繋がったのだと思いました。
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