【富士急ハイランドの魅力を体感】【22卒】富士急行の冬インターン体験記（文系/総合職）No.16418（お茶の水女子大学/女性）（2021/7/25公開）

レジャー業界を中心に見ていて、富士急行株式会社の本選校も受けることを決めていた。富士急行株式会社の社風などを知りたいという気持ちももちろんあったが、インターンシップに参加することで早期選考が狙えると思ったため、応募した。

インターンシップ選考の内容を調べ、対策した（一次選考：ES、二次選考：面接10分）。ESには各項目300字程度で6項目あったので、インターンシップの受付が開始されてからすぐに書き始め、徐々にブラッシュアップしていった。面接では限られた時間でアピールできるよう友人と何度も練習した。

ESでかなり振り落とされたようなので、ESの内容は重視されたと思う。インターンシップになぜ参加したいのか、その中でどんな力を身につけたいのか、その上で自分のどんな力が生かせるのか、言語化しておくことは大切だと思う。

富士急ハイランドの新規施設立案型グループワーク/講義

1日目10：00～18：00、2日目10：00～18：00、3日目10：00～16：30の中で講義とグループワーク

企画時における基本的な知識/富士急の企画を行う際の注意点について（都心から2時間かけてきたくなるかなど）

富士急ハイランドの新規施設立案（アトラクションでもホテルでも施設の内容は何でもOK）

1日目にやったこと

開講式・イントロダクション/会社概要・仕事内容について/企画部の仕事内容について/課題発表/グループワーク1時間/進捗発表/明日の説明
企画部の仕事内容はとてもためになったが、3時間弱話を聞き続けるのは正直しんどかった。

2日目にやったこと

グループワーク4時間/社員講義（ホテル）/社員講義（富士急ハイランド）/中間発表
グループワークが主な時間を占めていた。昼食時には社員の方に座談会のような形で質問することが出来た。

3日目にやったこと

グループワーク3時間半/発表・講評/閉講式
新規施設について各班がパワーポイントを用いてプレゼンした。丁寧なフィードバックをもらうことができ、とても参考になった。

審査員は企画部の社員2人。ただ、その他にも人事部やその他の部署の社員は時間帯で入れ替わりつつも5～6人ほどいた。

なし

企画をする上では、「3者の立場になって考える」ことが重要だという話が最も印象に残っている。ただ面白いだけではなく、2時間かけてでも行きたいと思えるところなのか（消費者）、インパクトはあるか（広告者？）、儲かるのか（経営者）といった視点は、自分にはなかったものなので、とても参考になった。

もともと対面で行う予定だったインターンシップが、コロナウイルスの関係でオンラインになったので、ほぼ一日中パソコンの前に縛られるのは正直きつかった。また、講義の時間が想像以上に長く、ずっと画面オンで頷きながら聞くのは、対面で直接講義を受けるのとはまた別の辛さがあった。

グループワークは6人班で行ったので、班員同士の関わりは多かった。自分の意見をはっきり言う人が多かったので、刺激になった。

企画部の仕事や企画における注意点などを、実際に企画部で働く（または働いた経験のある）社員の方から聞けるのは貴重な機会だったと思う。ただ面白いだけではなくて、2時間かけてでも来たいところなのか、都会で真似されることはないか、など富士急ならではの視点で企画を学べたのも面白かった。

他のレジャー施設やレジャー業界を取り巻く環境について少し調べて置けば良かったなと思う。また、グーグルスライドやパワーポイントの勉強も余裕があればしておきたかった。

社風や参加している学生の雰囲気があまり自分に合わないと感じたから。参加者にガツガツした学生が多かったのは、会社がそういった学生を求めていたからだと思うが、「我が我が！」という雰囲気が自分にはあまり合わず、この環境の中で働く自分が思い描けなかった。

インターンの参加学生は積極的かつ優秀かつ富士急への愛が強い（？）人が多く、その中で自分が限られた椅子を奪える自信はなかった。インターン参加者は自動的に早期選考に進めるようになっていたため、面接練習のつもりで参加はしたが、受かる気はしなかったし、受かることを望んでもいなかったと思う。

講義を行う社員さんの表情に笑顔がなかったのが気になった（特に年次の高い社員さん）。講義の間も基本的に無表情だったため、企画のような花形の仕事であっても、「やりがいがあって楽しそう」というよりも、ただただ「大変そう」というイメージしか持てなかった。

インターンシップ参加者のみ早期選考に招待されたから。一次選考と二次選考が免除され、選考は三次選考の面接からとなった。通常の選考と比べると、かなり優遇されていたと思う。

レジャー業界を志望する気持ちは参加前も後も変わらなかったが、志望企業の順位は変わった。もともと富士急行株式会社が第一志望であったが、インターンシップで出会った社員さんの淡々とした姿や参加学生の「手柄をあげるぜ！」と言わんばかりのガツガツとした姿を見ると、純粋に人の喜びを追求したいという自分の気持ちとの齟齬を感じた。

企業の良いイメージへの変化としては、大手でありつつも、若手に裁量があるということだ。講義の中で若手の社員さんの話を聞くと、若手の内から商品の企画を任せられたりと、若手であっても裁量を持って働ける環境があると感じた。反対に社風については悪いイメージへと変化した。富士急ハイランドの持つ突飛なイメージ通り、面白く、明るい方が多いのかなと思っていたが、実際には淡々とした人が多かった。