三年生の時、できて二年目の旅行サークルのリーダーを任されたのですが、サークルの方針をめぐって福利リーダーと対立したことがありました。その対立の内容は自分たちが過ごしやすい内向きのサークルにするか、参加したい人をどんどん募る外に開いたサークルにするかというものでした。私はリーダーという立場上、なるべく皆に平等に接するために参加したい人はどんどん参加させる開いたサークルづくりを目指したのですが、それでは負担が大きく楽しめなくなるという副リーダーの主張が真っ向から対立し、解決に2か月ほどかかったのが壁にぶつかった経験です。当時はこんなにも話が分からない人がいるのかと半ばあきれましたが、このままでは存続そのものが危ういと考え中立の友人を捕まえ、話を取り持ってもらいつつ相手の主張の何がいいのか、悪いのかを徹底的に話し合いました。話してみると相手がサークルというのは部活動と違い楽しくなければ解散した方がいいといった考えがベースになっていたのに対し、私は誰にでも平等にあろうとしていたことが根底にあるとわかりました。お互いの価値観を認め合えるところまで話し合い、以後は円滑な運営をすることができました。
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