私が学生時代最も力を入れたことは、バドミントンの国際大会「ダイハツ・ヨネックスオープンジャパン」での広報活動です。英語を得意としていて、将来は国際的な仕事をしたいと考えていた私は大会広報を担当していたOBに頼んで2018年から2度ボランティアとして参加しました。そこで私は試合後の選手に対して取材が行われるミックスゾーンの進行管理を任されました。ミックスゾーンでの一番の課題は的確な取材時間の調整でした。早く体を休めたい選手に対して、メディアは多くの質問を用意しており、双方の意見を酌んだ取材時間が求められました。具体的に、選手とは疲労具合や本人の希望を元に話し合い、事前に取材時間を決めました。延長をしないことも約束し、終わりを明確にすることで選手に安心感を与えることができたと考えています。記者の方々とは待機場所が同じであったため共に昼食をとるなどして親交を深め、取材時の指示が受け入れてもらいやすくなるよう働きかけました。取材中は自作したフリップで残り時間を伝えるなどして、意思疎通を図りました。また、大会中の選手や記者との会話はほとんど英語で行われたので、伝わりやすい発音と文章を常に意識しました。双方と円滑な関係を築くことができた結果、スムーズな取材を行うことができました。この経験から効率的な仕事には周囲の人々の協力が必要であり、良い結果を得るには自発的な行動が求められることを学びました。
続きを読む