18卒 インターンES
記者職
18卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
あなたの性格や趣味・特技、これまで力を入れてきたことなど、自由に書いてください 。
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A.
10年間続けた陸上競技を通じて、私が学んだことを書きたい。まず、私は忍耐力に自信がある。その力が発揮したのは、高校時代陸上部で疲労骨折に屈せず県大会入賞を果たしたことだ。私は、自分と同じ種類の800m走で県大会入賞を果たした先輩に憧れて、県大会入賞を目指した。だが、度重なるケガで思うように練習が積めず、2年の冬には疲労骨折をしてしまった。練習を多く積んで力を蓄える冬にケガをすることは、県大会で力を出す上で致命的で、県大会入賞を諦めかけた。しかし、練習ができないので発想を変え、早寝早起き、食生活を改めるなど練習以外でできることをした。練習でこそ強くなれるという自分の常識を疑い、私生活を改善しところ、毎日30㎞の走り込みにも耐えられる身体作りに成功し、県大会入賞につながった。この経験から、困難に直面しても自分の常識を疑い、粘り強く努力することの大切さを学んだ。 次に、大学時代に地元の駅伝大会で万年二位のチームを優勝に導いた。毎年優勝を逃すことが悔しく、敗因を考えたところ、チームでのコミュニケーション不足を感じた。チームは中学生から社会人で構成されており、全員が集まる機会が大会直前以外にほとんどなかった。そのため、メンバーの間で目標がバラバラで、チームが一丸となれていなかった。そこで、毎月チームで一緒に練習を行う提案をした。陸上は個人競技なので、チーム練習が必要ないように思われるが、練習のように辛いことは1人だけでは続けにくい。だから、仲間と練習で切磋琢磨し合うことで、モチベーション低下を防ぎ、チームが一つになれる。また、練習に参加できない人には、練習状況の報告などの工夫もした。このように連携を密にした結果、チームでの目標が明確になり大会優勝を達成できた。この経験から、チームで結果を出すためには仲間と高め合うこと、目標共有のために意思疎通を図ることが重要だと学んだ。 続きを読む
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Q.
記者を目指す理由や取り組みたいテーマなど自由に書いてください。
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A.
自分の仕事が日本の発展や日本人の成長につながる仕事がしたい。日本の発展は政治によってこそ達成できると考え法学部に入学したが、安保法制が社会問題化して、連日テレビや新聞で報道されるのを目にして、政治においてマスメディアが果たす役割が大きいと気づいた。そこで、私はゼミで「政治報道とメディアの責任」をテーマに研究を行い、政治団体、メディアや憲法学の権威に自ら声をかけ、情報収集や議論の機会を設けて頂いた。そして、ある時メディアが政治的にどの程度偏重しているかを独自で調査する団体に話を伺った際、世間に公表していない資料を頂いて、自分達の研究理解が深まったと共にゼミの発表で説得力を増すことができた。この経験から、人から話を聞くことは、自分の未知の世界に足を踏み入れることができるのでやりがいを感じた。そして、人を通して得る有益な情報を多くの人に伝えられる記者に魅了された。 また、昨年に貴社のインターンで殺人事件の模擬取材を体験した。この時、遺族の方への取材の困難さや相手目線に立つ重要性を学び記者の大変さを感じた一方、記者という職に高い公共性を感じ、自分が仕事としたいと認識した。 最後に、私は選挙をテーマに日本の若者の選挙への考え方を変えたい。日本はシルバー民主主義という深刻な問題を抱えるが、選挙に行かないことで生じる弊害を若者に伝えて、今後の日本を支える若者が不利益を被らない社会づくりに貢献したい。 続きを読む
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Q.
最近印象に残ったニュースや新聞の未来像、読売新聞に対する意見など自由に書いてください。
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A.
昨年に米国等で導入されたソーダ税(糖分の多い清涼飲料への課税)が興味深かった。今日、世界の15%の女性と13%の男性、4200万人の子供が肥満である。糖尿病患者は30年で約4倍に増え、年間約150万人が同病で亡くなる。昨年10月にはWHOは糖分を多く含む飲料への課税を加盟国に呼びかけた。WHOによれば、糖分の多い飲料を1日1缶飲むと、ほとんど飲まない人より糖尿病になるリスクが25%上がるという。 そもそも肥満や糖尿病の多くの要因は、食べ過ぎや栄養の偏重などいわば「贅沢」の帰結だ。私はバックパッカーでベトナムの田舎を旅した時、100円あれば一日暮らせる程、劣悪な環境で生活を送る人々を目にした。私はそのような貧しい人々が世界にいる一方、一部の人は贅沢な生活により疾病を患う状況に違和感を覚えた。 そこで、肥満等の一因である飲料の消費を抑制するソーダ税は、興味深い解決策だと考えた。 「国民の好みへの干渉」と批判はあるが、酒税やたばこ税はそれに当たらないのか。また、税収の拡大と医療費の削減が見込めるので、日本のように厳しい財政状況への改善にもつながるだろう。 最後に、新聞社について言及する。米国ではトランプ大統領が当選したが、背景にネットの普及があった。トランプ支持者は新聞社を「支配階級」として信用しなかった一方、ネット右翼を標榜するネットメディアが支持された。日本でもネットの普及や新聞の誤報等により、メディア不信が一部にはくすぶっている。ポピュリズムの防波堤として国民に価値ある情報を伝え続ける新聞社の一員になりたい。 続きを読む