20卒 本選考ES
編集
20卒 | 早稲田大学 | 女性
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Q.
中央公論新社を志望する理由と手がけたい仕事
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A.
自分の人生を振り返ると、本によって心動かされ、深い影響を受けてきた。そしてその影響を受けた本の多くが中央公論新社から出された新書や文庫だった。そして自分も歴史に携わる仕事がしたいと思うようになった。具体的には新書の編集がしたい。「小学校でも習うが、いまいち全体像が一般に届いていない」という視点から「東条英機」「二・二六事件」などを企画したい。 続きを読む
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Q.
出版業界の現在や未来について考えていること
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A.
特定の分野に強い出版社は、出版不況や本離れが続いても生き残れると考えている。コミックは電子書籍が伸びて比較的好調だが、雑誌がなくなりネットメディアに代替されるという懸念もある。一方で硬派と言われるテーマの出版物はネットに代わりとなるものが出にくいだろう。 続きを読む
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Q.
あなたの好きな作家作品と理由
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A.
井上寿一。最新の近代史の学説をキャッチーに、面白く伝える力がすごい。例えば『戦前日本の「グローバリズム」』内で紹介された「国際協調主義のため国際連盟脱退」説は歴史学内では支持されているが、一般にはいまだ知られていない。 続きを読む
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Q.
最近読んで印象深かった本2冊と感想
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A.
古川隆久「昭和天皇ー「理性の君主」の孤独」 昭和天皇長い生涯を新書でまとめた伝記。史料の引用の仕方で気になる点があった。しかし、論調が偏りがちなテーマをできるだけ中立的に描こうとする姿勢であり、現在これ以上の昭和天皇の伝記は存在しないと感じた。 星野博美「愚か者、中国をゆく」 80年代の中国旅行記だが、描かれた中国の本質は現代とさほど変わっていない。また、「バックパッカーは冒険をブランドとして誇示し、他者の視線を意識している」という筆者の体験をもとにしたバックパッカー論に耳が痛くなった。 続きを読む
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Q.
学生時代に経験した一番印象に残っていること。
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A.
中国旅行が好きで29都市を訪れたが、あるとき黒竜江省で軍人に職務質問された。パスポートとスマホを見せたら解放されたが、再び同じ軍人が近づいてきた。今度は何だと緊張していると「ドラえもん好き?」と聞かれたことは一番印象深い。 続きを読む
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Q.
今までに力を注いできたこと
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A.
この4年間、探求心をとことん追求し、実行してきた。例えば満州国への興味から中国吉林省長春に個人手配で留学した。交渉して一般非公開の史跡(満州国国務院)を特別に見せてもらったこともある。また、狩猟に関心を持ち千葉県鴨川の猟師に同行して罠の設置、鹿の解体、調理を身につけるまでに至った。 続きを読む
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Q.
あなたの性格
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A.
①好奇心旺盛。小学生のころ、「触ってみなければ本当に熱いかはわからない」と熱いやかんに触り、火傷していたほど。②八方美人。話す相手のタイプによって自分を変えがち。ジャニーズ好き、アニメオタク、肉食系女子、奥手女子など…。 続きを読む